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早雲さん のコメント

日本政府とメディアによって、国民の生活の喉元にあたる、知る権利を奪われてしまっては、危険の知りようがありません。
また、怒りようもありません。

ここまで政権の腐敗が進むとなると、こちらも非常手段を取らざるを得ないでしょう。
デモすら足りないくらいです。
それは古来より行われていた事であり、「あんな人間にこの国を好き勝手されてたまるか」と、行動を出るところまで来ているのではと思っています。

司馬法の権道で言うのなら、「人を殺して万人の命が救われるなら、その人を殺してもいい」というもの。
これは日本国民の全体なのだから、1万人どころではない。

更に言うなら、森友学園問題では8億円の実態の知る者や、火炎瓶の事件を暴露した者は、不可解な死や大怪我を負わされている。しかも、報道されず事件を意図的に、闇に葬ってしまっている。
向こうは平然とルールを破るのに、なぜこちらだけ犯罪はいけない、人を殺してはいけないというルールを守ってしか行動できないのか分からない。

安倍政権前の政治がいいというものはなかったが、害の大きさが違いすぎる。
今までの政権は、まだ報道の自由が効いていたので、国民が悪い所をちゃんと見る事が出来た。
その事柄に考える事もできた。酷い所を、酷いと思う事ができた。
だから、支持率も一気に下がる事もあった。また責任や説明も、まだ為されていた。

そこが今までの政権と安倍政権と決定的に違うところだ。
これを国民に知られてはヤバいと思うものは、報道をさせない。記者団に平気で恫喝行為を行う。
例え、報道をさせても申し訳程度であり、殆どの国民が知っておかないといけないニュースを知っていない。

性犯罪者を権力で匿っても、籠池氏夫妻に拷問行為を行っても、支持率がそこまで下がる事はなかった。
こんな異常な事はありません。
また、学園問題に国会答弁に対しても、全く説明にならない答弁を繰り返すだけで、反則答弁の極みでしかない。

それと、安倍政権が終わっても、その残党が残る予想もしておいた方がいいでしょう。

以前のメディアを偏向報道とするなら、今のメディアは職務放棄とも言える状態です。
「なぜ、こんな大きな問題を国民の大多数が知らないのか?」
「この大きな問題を、何度報道してくれたか?」
今後、国民がそう言うなら、メディアが仕事をしていなかったの一言に尽きます。

その職分の中で、職責を果たすのは当たり前だが、職責を果たさずして給料を取り続ける事ができる人間性には、忌み嫌う事しかできません。
血税の血まみれになっているのだから、俺には近づくなと言いたい。

メディアもそこまで自公政権が好きなら、親族にでもなればいい。
自分たちだけの保身と生活の安泰を選んで、国民を売ったのだから。

台風に備えて収穫を速めたが、今の政治家やメディアは、まるでトウモロコシの内部の美味しい所だけを食べ、悪臭を残すアワノメイガという蛾の幼虫みたいだ。
No.115
65ヶ月前
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第320号 2019.6.25発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「泉美 木蘭の『正しい宗教のつくりかた』 」…私は鶴見佑子、大学1年生。旧皇族の溶田家に生まれ、日本と皇室についての著書をたくさん出版している溶田宗泰先生を心から尊敬している。先生が主宰する「溶田研究会」に参加するようになったのは2年前、引っ込み思案で友達もできず、受験勉強もあまりはかどっていなかった高校2年生の時に両親に連れられて来たのがきっかけだった。溶田先生は、私の中に眠っていた意識を呼びさまし、なにもない私に「日本人」としての自信をつけてくれた存在なのだ! ※「ゴーマニズム宣言」…香港が今、大きく揺れている。香港では既に、中国政府を批判したらいつ別件で逮捕されてもおかしくないという状況になってきているが、今回、香港政府は「逃亡犯条例」の改正を行おうとした。これが実現したら、香港で反中国政府や民主化の運動に参加した活動家などが別件で逮捕され、中国本土に移送されるリスクが高まる。この言論の自由が決定的に脅かされてしまう危機を前に、香港では返還後最大規模のデモが行われたのだ。この香港デモには台湾も敏感に反応しているが、日本はどうだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!ホルムズ海峡のタンカー攻撃事件を巡る英国の態度をどう見る?性風俗店の存在って女性差別なの?女子高生がスカートの下に短パン等を履くのをどう思う?過去の天皇で傍系継承した際、祭祀の継承はどうしていたの?先生が一番印象に残る大人物は誰?「キーが高すぎて歌うのが辛い」と感じる歌手は?問題続出の吉本興業は「GAFA化」している?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭の小説「正しい宗教のつくりかた」・第1回「正しい宗教のつくりかた」 2. ゴーマニズム宣言・第330回「香港デモから見る日本人の緊張感のなさ」 3. しゃべらせてクリ!・第277回「チャマ・ゴジラ対フクロギドラ!地上最大の決戦ぶぁ~い!の巻〈前編〉」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第1回「正しい宗教のつくりかた」 ●わたしの先生 「溶田研究会にご寄付をしてくださったみなさま、本当に、本当にありがとうございました。厚く、厚く、御礼申し上げま……あっ、溶田先生」 「今日の練習かい? 偉いなあ。鶴見さん、よろしく頼むね。きみはこの溶田研究会の期待の星だよ。素直で真面目な良い子だし、きみのような若い女の子は、ただ存在するだけでいいぐらいだ。溶田研究会のアマテラスだね」 「そ、そんな、畏れ多いです。先生、昨日配信の溶田宗泰チャンネルも拝見して勉強させていただきました。今日は先生のお役に立てるよう、精一杯がんばります!」  楽屋前の廊下で緊張して立ち尽くし、挨拶の練習を繰り返していた私をわざわざ励ましに来てくれたのは、尊敬する溶田宗泰先生だった。旧皇族の溶田家に生まれ、日本と皇室についての著書をたくさん出版している溶田先生は、多数のテレビ出演をこなしながら、国史や伝統文化を学ぶ「溶田研究会」を主宰し、全国で講演活動を行っている。私は研究会に参加して学ぶ一女子大生に過ぎないが、今日は先生の講演の場で、特別に挨拶の時間を任されることになった。壇上で大勢に向かって話すのははじめてのことで、昨夜は緊張で眠れていない。 「あれ、目が充血してるぞ? 鶴見さんはがんばり屋だからな。僕ね、きみを一番評価しているんだ。リラックスしていこうね」 「は、はい!」  四角い眼鏡の奥でやわらかく微笑みながら、先生が一歩こちらへ近づき、私の左肩にそっと手を置いた。先生がこんなに近くにいて、私に触れている――!  その途端、先生の触れた部分から痺れるような熱い電流が走り出すのを感じた。それは渦を巻いてたちまち全身をかけめぐり、脳の隅々の神経細胞から手足の指先まで細密にゆきわたって、私の内側を感激の恍惚でいっぱいにした。  なんてことだろう、旧皇族の溶田宗泰先生が、歴代の天皇の血を引く御方が、いま私の体に触れている。そして、私だけを見て微笑んでいるのだ。ここには溶田先生と私だけがいる。先生は、私が緊張でよく眠れていないことに気づいてくれた。一緒にこの会場へやってきた両親ですら言ってくれないことを、すぐに悟ってくれた。やっぱり先生は普通の人じゃない。そんな普通じゃない凄い人に、私は評価されているなんて。  大地から浮き上がるような感覚だった。胸がいっぱいになり、涙があふれ出そうだった。 「溶田先生、まもなくお時間です」  呼び掛けるスタッフのほうを振り向き、壁の時計を確認した先生は、右手でさっと眼鏡の位置を整えると、表情を引き締めて舞台袖へと向かっていった。  なんて素敵なんだろう。勉強会でもテレビでも、私は先生の横顔を見るのが好きだった。大きな下顎と立派に突き出た喉仏。そこには男性としての強さと逞しさが宿っている。けれども決して粗暴なイメージはなく、全体の佇まいは上品そのもの、時に激しく、時に相手を説き伏せるように、とめどなく繰り出される知識もやはり旧皇族としての凄さを感じさせた。  生まれも育ちも私なんかとはまるで違って、本来は同じ空間にすらいられない人のはずだ。そんな人が気さくに励ましてくれる。それどころか、肩に手まで置いてくれる。そんな溶田先生のために、今日はがんばらなければ。  ほどなくして、「君が代」の前奏が流れだした。溶田研究会開幕の合図だ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!