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皿うどんボンバーさん のコメント

今週も配信ありがとうございます。
お疲れ様です。

「ゴー宣」読みました。

N国党には「公」はない、小林先生の御指摘通りだと思います。
立花孝志の私心・執着が元で作られた政党であり、
立花孝志の言動に「公」が全く見られないからです。

山本太郎の「れいわ」の方は、山本太郎が自虐史観から抜けきっていないのだろうと感じる言動や、
左派ポピュリストなのかな、と感じるところはあるものの、
日本に蔓延するニヒリズムを突破しようというエネルギーを感じますし、
「公」を志していると感じる言動があります。

同じ時期に政党要件を満たした新規政党同士ではありますが、両者は全く異なる存在だと思います。

立花が「チャンネル桜」と共闘していたということで、
ネトウヨが支持したり、面白がったりしているのでしょう。
竹田恒泰の支持者で、N国党支持というネトウヨもいるみたいですし。

「反小林よしのり依存症」の人達と立花はよく似ていますね。
執着が「病い」になってしまっているところがそっくりです。
しかし、こんなのが国会議員になってしまうという現状は、本当に世も末です。

面白半分で票を投じた政治無関心層は、自分の投票を本当に恥じて欲しいですね。

「スクランブル放送化」と言えば、いかにも筋が通っているかのように感じるし、
NHK自体にも問題はあることはあります。
しかし、スクランブル導入がもし実現出来たらその後はどうするのか、という問いに対しての、
立花の答えには公心の欠片もありません。

次回の「れいわ新選組」と「N国党」との違いに関する考察も楽しみにしております。
どちらもネットで話題になったことは共通ですが、
ネトリベの方は「れいわ」に無批判過ぎて、
ネトウヨの方は、「れいわ」と「N国党」をごっちゃに扱っていて、どちらも面白けりゃいい、みたいな扱い方で、
山本太郎は左翼だから、と、れいわの方をディスる扱いが大きいようです。


「トンデモ見聞録」読みました。

メイヨーの「労務管理入門」、これを学生の頃に読んでいた木蘭さんは凄いですね。
御父様も慧眼ですね。
そして、アメリカ人も日本人みたいな集団行動をするというのは、確かにびっくりです。
それならば、民族性を越えた、人間という生物としての性みたいなところになるのでしょうか。
自分の職場や共同体のことを考えても、いろいろと当てはまるなあと感じます。
私自身はやっぱり、「個」は弱くて、どうしても「集」に引っ張られるところがあるので、
組織の中で人間関係のグループが複数出来たら、どれかの人間関係のグループに属してしまうと思いますし、
そこで「孤独を貫く」ことの大切さを本などを読んで「確かに、なるほどなあ」と思っても、
やっぱり人間関係で頭を悩ませてしまう自分がどうしてもいます。

しかし、日本人の気質として悪かった面もあるけど、良かった面もあった訳で、
それを一切合切否定して、アメリカ式に無理矢理変えていけば、そりゃどうしても無理がきます。

私が新卒の頃、今のハローワーク(職業安定所)に来た頃は、まだ求人検索の端末も無くて、
安定所にある冊子の中から、応募したい求人を探して、そのコピー紙を窓口に持って行って相談していたと思います。
それがいつからか、求人探索の端末が置かれるようになって、
今では求人雑誌というよりも、アプリやらサイトやらに登録するようになっています。
きっと今後も、リクナビが起こした問題のようなことが起こって、
後追いで法が整備されたりネットやアプリが対応していくのでしょう。
科学が進歩しても、人は進歩しない、ということを改めて感じます。
というかむしろ、人がダメになっていっているように思います。


追伸:Q&Aありがとうございます。
私も京アニ側に一切の落ち度はないと思います。
そのことで、ライジングにコメントを書いておられた方が、御自分を否定されたかのように感じておられるようですが、
私自身だって、見当はずれのことを書き込んだり、他の方の書き込みを見て「グサッとくるな~」と思うことはあります。
でも、それは、そのコメントについて反省したり、自分が間違っていない場合でも、他人が自分と全く同じ主張になることはないのですから、
そこで傷つけたり、傷ついたりすることも人生だと思えばいいと私は思います。
というか、ブログ記事のコメント欄での出来事なんて、自分の全体の日常の中の、ほんのちょっぴりのことですからね。

私以外の質問と小林先生の回答、どれも印象に残るものでしたが、
三津五郎さんの質問と、小林先生の回答は、吉本問題を短く的確に突いておられると思いました。

しゃべくりはanamochiさんのネタが短いセリフでテンポも歯切れも良くて、個人的に好きです。
No.110
57ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第324号 2019.8.6発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…今回の参院選で「NHKをぶっ壊す!」のひとことをひたすら繰り返して、何の間違いか1議席を獲得してしまった「NHKから国民を守る党」(N国党)。なにしろ比例代表で約84万票を獲得、公職選挙法に規定された政党要件である「得票率2%以上」まで満たしてしまったのだから尋常ではない。このような現象が起きた背景には何があるのか? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…今月1日、リクルートキャリア社が運営する新卒者向け求人情報の最大手サイト「リクナビ」が、就職活動のためにサイトに登録していた学生の個人的なデータから、「内定を辞退する確率」をAI(人工知能)で予測し、そのデータを学生本人への十分な説明なしに、大手メーカーなど企業38社に販売していたことが判明した。なぜこんなことが起きたのか?そして「労働」とは何なのか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!吉本騒動に関して宮迫と松本に感じた不信感とは?画力の研鑽を積んだのはいつ?京アニの事件に関して、京アニ側にも落ち度があったという意見をどう思う?市井紗耶香氏が落選した原因は何?立憲民主党とは距離をおいて、山本太郎議員と接触するのはどうですか?イギリスのEU脱退はどうなる?あいちトリエンナーレでの企画展中止をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第335回「N国党に『公』はない!」 2. しゃべらせてクリ!・第281回「夏空の下!イルカに乗った少年少女とカメ乗りぽっくん!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第135回「リクナビ内定辞退データ販売と、メイヨーの予言」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第335回「N国党に『公』はない!」  以前から選挙のたびに奇矯な「泡沫候補」は出てきた。  それはただ、普段は決して表には出られないような奇人変人を見て、笑っておけばいいだけのものだったはずだ。  ところがそれが国会に1議席でも占めてしまうとなると、話は全く変わってしまう。  今回の参院選で「NHKをぶっ壊す!」のひとことをひたすら繰り返して、何の間違いか1議席を獲得してしまった「NHKから国民を守る党」(N国党)が、とにかくイヤだ。  なにしろ比例代表で約84万票を獲得、公職選挙法に規定された政党要件である「得票率2%以上」まで満たしてしまったのだから尋常ではない。  そもそもNHKをぶっ壊すって、それが国家にとって何か重要な話か?  確かにいまのNHKは政権批判を全然しなくなり、メディアの役割を果たしていないとも言えるし、そういう問題に対してはいくら怒ってもいいが、だからといってその組織や団体すべてを潰してしまえとは、そう簡単には言えない。  わしはNHKには朝ドラなど、別の面では楽しませてもらっている。来年春から朝ドラの土曜日放送がなくなるのは不満だが、それは「土曜日も働け!」というだけの主張であって、そんなことで「NHKをぶっ壊せ」とか言ったらアホである。  わしがNHKに対して最も腹を立てたのは10年前、「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」(2009年4月5日)という、台湾に関するとんでもない偏向番組を放送した時だ。  それは、日本の台湾領有を全て暗黒に塗りつぶした自虐史観そのものの番組で、わしの『台湾論』を完全否定する内容だった。  日本李登輝友の会によれば、台湾でもこの番組を観た人からの疑問の声が相次ぎ、若い世代の間でも「僕のおじいちゃんは日本大好きなのに、あの番組は変だよ」「NHKはどうしてこんないい加減な番組を日本人に見せるのだろう」と話題になったという。  しかしそれでもわしは、その問題ひとつでNHKを潰せとは全く思わなかった。朝日新聞の慰安婦報道は酷いものだったが、それだけで朝日新聞を潰せと思わない。それと同じことである。  一方、この「JAPANデビュー」の件をきっかけに自称保守・ネトウヨ連中は「反NHK」の運動に沸き立った。  CS放送局(当時・現在はネット配信のみ)の「チャンネル桜」は原告を募ってNHKを相手に「1万人訴訟」を起こし、「NHKの大罪」と題するキャンペーンを展開。日の丸を掲げて「NHK解体」の文字を大きく染め抜いた黒Tシャツを着た一団が、渋谷のNHK周辺でデモ行進を行った。  その頃チャンネル桜らと共闘していたのが、今回参院議員になってしまった立花孝志だ。   立花は元NHK職員で、経理の仕事をしていた。 2005年に不正経理を内部告発、懲戒処分を受けて依願退職した後はパチプロで食っていたようだが、やがてNHK集金人を撃退したり、NHKの「闇」を告発したりといった動画をユーチューブに次々投稿して反NHK運動を始め、ユーチューバーの走りのような存在になっていた。それでチャンネル桜に呼ばれ、共闘関係になったのだ。  ところが安倍政権が発足するとNHKは政権忖度メディアになり、自称保守・ネトウヨのNHK攻撃は次第に下火となって、ターゲットは朝日新聞に移っていった。  それと共に、 立花は自称保守・ネトウヨ界隈からは姿を消した。立花は朝日新聞攻撃には全く興味が無く、それどころか、嫌韓・反中とか、慰安婦とか、靖國とか、その他諸々の問題についても一切関心を持たず、やりたいことはただただたったひとつだけ、「NHKをぶっ壊す」だけだったのである!  そんなわけで立花は「反NHK」の流行がすっかり過ぎ去った後も愚直に「NHKをぶっ壊す!」を唱え続け、2013年に政治団体「NHKから国民を守る党」を設立したのだった。  しかし、立花はなぜそこまで「NHKをぶっ壊す」ことだけにこだわっているのだろうか? 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!