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皿うどんボンバーさん のコメント

今週も配信ありがとうございます。
お疲れ様です。

「トンデモ見聞録」読みました。

「慰安婦の強制連行は無かった」けど、「関東大震災における朝鮮人殺害はあった」というのが史実だと思います。
ただし、「軍国主義・帝国主義が朝鮮人を殺害した」のではなく、
新聞くらいしか情報が無かった御時世で、大震災という混乱の中で人間の醜さが露呈した結果の悲劇だと思います。

現代の日本でも、スリーパー・セルやら、東日本大震災時のデマがネットで拡散されたことやら、
時代は進んでも人間は進歩していないということを感じますし、
差別とデマの恐ろしさと根深さを感じます。
誰もが己の内の差別心と向き合い、歴史に学ぶことの重要性を改めて感じます。

また、「朝鮮人犠牲者追悼パネル展」のあいさつ文を読むと、この式典の支援に左派の団体が深く関わっているだろうことや、
実際にあいさつ文を書いた人達が極端な自虐史観に影響されていることが伺えて、
確かに読んでいていろいろと引っかかるところはあるものの、
じゃあ「朝鮮人虐殺は無かったのか?」となれば、
そこは当時のいろいろな資料を読んで、自分で考えるしかないと思いました。
自分は、泉美先生の資料検証と考察を読んで、「虐殺はあった」と考えました。

現在は当時と違って情報が洪水のように渦巻いていますが、
デマによって悲劇を生む可能性は、そういう御時世だからこそ、未だあるのだと思いました。
むしろ便利な情報ツールに頼り切っている分、
それが何らかの障害で絶たれてしまったらどんな混乱になるか分かりません。
東日本大震災の時や阪神大震災の時は、混乱の中でも秩序のある日本人の姿が現れたところもありますが、
その秩序も保てなくなるような混乱も起こりえるということを想定しておくことも必要かと思いました。


「ゴー宣」読みました。

嫌韓のネトウヨはいますが、今回のGSOMIA破棄などの韓国の報道に関して、
感情的になっているのは、むしろ左派の方だと改めて思いました。
私自身もどっちかと言うと左派の方に傾いて思考しがちになるのですが、
「ゴー宣」を読むことで、そこでまたいろいろと考えて、
自分なりに真ん中を志向しようと考えるきっかけになります。

ネトウヨも反左翼でしかないのですが、
左翼もまた反ネトウヨでしかないのだと。

報道を見て、その都度自分の頭で判断していくしかないのですが、
判断の前に一方的な決めつけがあれば、そこで思考は停止して劣化します。

国際条約・国際法を守らない韓国はヘンですし、
いつまでも前政権がやったような不正・腐敗を繰り返している韓国は、やっぱりヘンです。

安倍政権も縁故主義だし、公文書改竄で役人が死ぬような事態が起こっても居直り続けていますし、
戦後レジーム完成させようとしていますし、外交も内政も失敗続きですし、
じゃあ何で支持率が高くて長期政権なのかと言えば、
野党がダメ過ぎるのと、国民にニヒリズムが蔓延しているからだと思うのですが、
じゃあ安倍首相の言うことは全部間違っているのか?となると、
今回の韓国の件の発言などは正しいですし、
報道を見て、その都度判断していくことだと思います。

「韓国に何を言っても変わらない」は、玉川氏や田原氏のような人達も言っていますが、
ネトウヨも同じことを言ってます。
黒鉄ヒロシは案外まともな庶民感覚で発言しているかもしれませんが、
ネトウヨは「どうせ韓国は条約なんか守らないし断交した方がいい」と思っているでしょう。
極端ななのになると、在特会みたいな排外主義になったりするのでしょう。

ただ、一般常識として、国と国との条約を守るのは当たり前で、
それを勝手に反故にする韓国の方が国際社会的におかしいというのは、その通りです。
条約守らなくてもいいのなら、戦争するしかなくなってきます。
しかし、いくら韓国がごね続けたって、韓国は日本に戦争仕掛けること何か出来ないし、
日本も韓国と戦争する理由なんかありません。

韓国が冷静に判断することが自ら出来るようになるまで、
日本は妙な譲歩を見せたりせず、冷静に毅然として対処するしかないでしょう。
そもそも、韓国がホワイト国から外されたとしても、
台湾との貿易のレベルになるということです。
北朝鮮のミサイルなどの関連技術に転用されるようなものが、
北朝鮮に流れる可能性があるという危惧がある以上、
防衛上適切な措置だと思います。

左派の人達は、冷静になって思考してみなければならないと思います。


追伸:Q&Aありがとうございます。

小林先生が山尾志桜里さんや倉持麟太郎氏の能力を買っていたから、
今のお二人の活躍があったのだと改めて感じました。
門弟・門下生についても、ボランティアですが、
それぞれの人達の能力を買って、期待をかけているのだろうなと。
小林先生の道場に賭ける思いを、一読者として感じます。
他の方々の質問と小林先生の回答、どれも素晴らしかったですが、
カブ好きの息子さんの質問はかわいかったし、
タンコスさんへの回答はあったかいなと思いましたし、
erosai10さん、ゆでめんさんへの回答は「深い!」と思いました。
しゃべクリは青ネギさんのネタで声出して笑っちゃいました。
No.60
55ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第328号 2019.9.3発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…9月1日、関東大震災の犠牲者を追悼する大法要が東京都墨田区の都立横網町公園にある東京都慰霊堂で営まれた。また、公園内にある朝鮮人犠牲者追悼碑の前では、日朝協会東京都連合会による朝鮮人犠牲者追悼式も開催された。この追悼式典には、2016年まで、東京都知事が毎年追悼文を寄せていたが、2017年に小池百合子都知事が取り止めて以降、今年まで3年連続で見送られた。この件がもとで左派が反発を強めており、また、式典当日に同じ場所で「朝鮮人虐殺はなかった」と訴える右派の集会も行われるという情報があったため、気になって現場へ向かったのだ。果たして「虐殺はなかった」と言えるのか?デマが広がり過激化していく根源には何があったのか? ※「ゴーマニズム宣言」…史上最悪といわれる日韓関係について、各ワイドショーではもはや韓国側の擁護はほとんどなく、GSOMIAの破棄にしても、韓国が一方的に判断を誤って事態を悪化させているといった論調になっている。ところが、そんな各ワイドショーの中で、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」だけがおかしい。とにかく韓国を擁護し、日韓仲良くしなきゃダメという方向に世論を誘導しようと躍起になっているのだ。なぜそうなるのか?リベラル左翼の危険性とは? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!京アニ事件の被害者の実名公表についてどう考える?精神論や根性論をどう思う?あおり運転されない為にはどうすれば良い?顔文字はおっさん文化…先生は顔文字に抵抗ある?88歳の元高級官僚の暴走運転により母子が死亡した事故、どう処すべき?未来への希望を失い、国家も人生ももはやどうでも良い…でもどうでもよくなくしたい…私はどうすれば良い?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第138回「関東大震災犠牲者慰霊法要レポート」 2. ゴーマニズム宣言・第339回「『条約』すら無視するリベラル左翼の危うさ」 3. しゃべらせてクリ!・第285回「原始人チャマ・サピエンス危機一髪!の巻〈前編〉」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第138回「関東大震災犠牲者慰霊法要レポート」  9月1日、関東大震災の犠牲者を追悼する大法要が東京都墨田区の都立横網町公園にある東京都慰霊堂で営まれた。取材に赴いたのだが、日曜日でもあり、かなりの人が集まっており、公園に入ってからなかなか中心部にたどり着けないほどだった。新聞発表では約700人が集まったという。  東京都慰霊堂での大法要は、都慰霊協会が主催するものだ。昨年まで出席されていた秋篠宮ご夫妻に代わり、次女の佳子さまが初めて参列された。また、この大法要とは別に、公園内にある朝鮮人犠牲者追悼碑の前では、日朝協会東京都連合会による朝鮮人犠牲者追悼式も開催された。    この追悼碑の隣には、 「一九二三年九月発生した関東大震災の混乱のなかで、あやまった策動と流言蜚語のため六千余名にのぼる朝鮮人が尊い生命を奪われました」 という文章からはじまる石板が立てられている。  大震災直後に 「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「朝鮮人が火をつけて歩いている」 などのデマが発生し、あちこちで結成された自警団によって、“朝鮮人狩り”が行われたという出来事だ。  平成20年3月現在、政府が公表している専門調査会報告書によれば、 「武器を持った多数者が非武装の少数者に暴行を加えたあげくに殺害するという虐殺という表現が妥当する例が多かった」「加害者の形態は官憲によるものから官憲が保護している被害者を官憲の抵抗を排除して民間人が殺害したものまで多様である」「殺傷事件による犠牲者の正確な数は掴めないが、震災による死者数の1~数パーセント(1,000人から5~6,000人)」 ( 1923 関東大震災【第2編】第4章 第2節「殺傷事件の発生」 より)とされている。  したがって、この政府報告書に従うならば、石板に書かれた「六千余名」は、正確な人数かどうかはわからないが、推定される最大の犠牲者数ということになる。  朝鮮人犠牲者の追悼式典には、2016年まで、東京都知事が毎年追悼文を寄せていたが、2017年に小池百合子都知事が取り止めて、そのまま今年まで3年連続で見送られた。この件がもとで左派が反発を強めており、また、式典当日に同じ場所で「朝鮮人虐殺はなかった」と訴える右派の集会も行われるという情報があったため、気になって現場へ向かったのだ。 ●「朝鮮人虐殺はなかった」の団体演説  現場では、追悼碑を囲んで慰霊式典を行っているその周辺に、式典を支援する左派の団体がおり、フェンスと大量に配備された警察官を挟んで、右派の団体がテントを張って集会を行っていた。  右派側は 「真実の関東大震災石原町犠牲者慰霊祭」「六千人虐殺の濡れ衣を晴らそう」 という看板を掲げており、何人かがマイクの前に立ち、式典にぶつけるような形で 「朝鮮人虐殺はなかった」「慰安婦の強制連行もなかった。徴用工問題も見てみろ」「関東大震災の時は、朝鮮左翼による横暴、計画されていたテロがあり、それに対処するための自警行為はあった。しかし、虐殺はなかった」「6000人も虐殺したという証拠を出せ」 という演説を繰り返していた。また、左派の団体を名指しして 「なんの縁もゆかりもない過去の朝鮮人に肩入れしている」 と揶揄する演説者もいた。  名指しされた側としては、式典を妨害されたことにもなり、相当な怒りに満ちており、フェンス越しに警官の制止を受けながら怒鳴り声を挙げたり、スマホやビデオカメラで撮影するなどかなりピリピリした様子だった。  怒りの矛先は警官にも向いており、 「なんで東京都は差別主義者を守るんだ」 という話し声が聞こえた。警察官の配備が、追悼文を取りやめた小池都知事と結びつくようだ。あとで知ったが、小競り合いがあり、左派側に逮捕者も出たという。 ●「軍国主義が行った残虐行為」を訴えるパネル展示  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!