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トワージさん のコメント

配信お疲れさまです。バットマン系列は全然観てないので何とも言えないですが、私も漫画デビルマンとかデスノートとかそういう毒味の強い作品とか好きです。
が、日本では戦争よりも災害の方が遥かに多いのでアニメけもフレの感情を感じさせないセルリアンのような災厄的存在の方が悪役として受け入れられやすいのかもしれませんね。

ところで即位儀礼に伴ってまた男系カルトがバズってますが、ぼーっと見たり適宜書き込んだりしているうちに、そういえば天皇が天皇であるためには三種の神器が必要なことを思い出しました。
皇位継承=神器継承。天照大神の神勅を考えると「神器は天照大神の子孫に継承させる」→「自分は天照大神の子孫だから自分の子孫あるいは天照大神の子孫とはっきり分かる人に神器を継承させる」という気概で皇位を継承させてるのではないかと思い始めました。
皇統は万葉一統とは故田中卓の言葉ですが、それは神器の継承の結果そうなったからであり、皇室がベタと考える継承に歴代天皇は過去の事例をそれほど考慮されてないと感じました。するとしても継体天皇と吉野の盟約と継嗣令程度。
皇位継承問題に皇統譜を持ち出し女系はないと言うこと自体ナンセンスでしょう。天照大神→瓊瓊杵尊に男系が入る余地なんて皆無ですし。

後鳥羽天皇は三種の神器を継承して践祚しませんでしたが平氏のせいでできなかったという方が正しいでしょう。彼とて不在の剣を血眼になって探してましたし。
No.58
62ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2019.11.12発行 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第348回「ジョーカーって傷ついた人なの?」 2. 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第145回「『女性は避難所でピンクや赤を着るな』について」 第348回「ジョーカーって傷ついた人なの?」  久しぶりに映画評を書こう。  映画評を書くのが億劫になっていたのは、少しでも踏み込んだ内容に触れると「ネタバレだ!」と騒ぎまくって炎上させようとする「ネタバレ警察」が跋扈するようになってウザいという理由がひとつ。  そしてもうひとつの理由は、どんな映画でも相当の制作費と人手がかかっていて、費用を回収するために多くの人が宣伝に必死になっていることを考えると、褒めの批評ならともかく、けなす批評は書き難いという気分になっていたからだ。  とはいえ、世間の評価とわしの評価があまりにもかけ離れているのに、それについて何も言わずにいるとフラストレーションがたまってくる。  それに、ネタバレが嫌なら読まなきゃいいだけなのに、わざわざ読んで文句をつけてくる者の気が知れない。  そんなわけで、有料webマガジンの「小林よしのりライジング」なら、本当に読みたい人しか読まないだろうし、しかももう大ヒットしちゃっている映画なら、ここでわしが酷評したところで誰の迷惑にもならないだろうということで、書くことにした次第である。  完全ネタバレありだから、これから見ようと思っている人や、すでに見て、良かったと思った人は決して読まないように。  前置きが長くなったが、今回取り上げる作品は、ホアキン・フェニックス主演、トッド・フィリップス監督作品 『ジョーカー』 である。  この映画は『バットマン』の悪役・ジョーカーの「誕生秘話」を、原作コミックスにはないオリジナル・ストーリーで描いた作品で、第79回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で、アメコミの映画化作品としては史上初めて最高賞の金獅子賞を受賞した。  10月29日時点で世界累計興行収入は7億8810万ドル(約857億円)にも上り、R指定映画の興収ランキングでは史上トップ。日本でも10月27日時点で興収は約35億円、公開から4週連続首位という大ヒットで、評論家の批評も観客のレビューも、絶賛の嵐となっている。  ところがわしは、この映画は全然ダメだと思ったのである。  バットマンは何度も映画化され、何人もの俳優がジョーカーを演じているが、わしはクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』(2008)でヒース・レジャーが演じたジョーカーがベストだと思っている。  今回の『ジョーカー』も、てっきりヒース・レジャー版ジョーカーの前日譚を描いたものと思い込んでいたのだが、それは全然違った。  これは今までのバットマン映画とは一切関係なく、独自のジョーカー像を創作した上でその誕生までを描いた単発映画であり、続編は作らずシリーズ化もしないという。そのため、この映画にはゴッサムシティの市長の息子で、後にバットマンになるブルース・ウェインの子供時代は登場するものの、バットマン自体は一切登場しない。  もちろん『バットマン』は原作誕生から80年にもなる作品であり、作風もキャラクターの造形も、時代によって全く異なる。わしが子供の頃にテレビで見た『バットマン』なんかコントみたいな作りで、ジョーカーも無害なおふざけキャラだった。  だから人それぞれに好きなジョーカーが違っても全然かまわないというのは前提である。明石家さんまはティム・バートン監督の『バットマン』(1989)でジャック・ニコルソンが演じた陽気なジョーカーがベストで、ヒース・レジャーのジョーカーもホアキン・フェニックスのジョーカーも暗くてダメだったと言っている。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!