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nekoさん のコメント

こんにちは。

私は「ダークナイト」は自分の今まで見た映画の中でベスト3に入るくらい好きな作品です。
なので、今回の「ジョーカー」スッゴク楽しみにして見たのですが…

見た感想は、ずっと見ながら頭が混乱しっぱなしでした。何故、ジョーカーが生まれたかの生誕話と聞いていたので、どうしてもヒースレジャーのジョーカーとアーサーが結びつかなくて「???」
バットマンと兄弟かものシーンもえっ、ジョーカーとバットマンってあんな年齢差あったけ?
とも思ったし、殺し方も普通だなぁと思いました。

ヒースレジャーのジョーカーなら冒頭のちょっかいかけてきたガキども、アーサーの同僚、マンションの住人(アーサーの住む)ロバートデ・ニーロ及びTV局をきっと全滅(皆殺し)させてるだろうなぁと。
ビルごと爆破するとか、デ・ニーロの家族も誘拐してきてTV局に監禁して、それをモニターでデ・ニーロに見せながら爆破とか(笑)
そういったの期待していたんですけどね…
途中で見ながら「長いな。ちょっとダルいかも…」
って思いながら見てました~。

私はジョーカーに得体のしれない振り切った悪役振りを凄く期待していたので…
ちょっと残念でした。(ホアキンさんの演技は好きでした)

よしりん先生が「アーサーは頭が悪い」って書いているので合点がいきました(笑)
確かに、小児科病棟慰問中にピストルは持ち込まないよなぁって(笑)
夢オチかぁ、それは無いですよね…
確かに最後のシーンは捕まった後カウンセリング受けているのかなぁって思ったんですけど逃げる時靴の裏に血が付いてたし…
う~ん、良くわかんにゃい…
ヒースレジャーのジョーカーとは別物と思いながら
途中からは、鑑賞してました。

私の職場に映画好きの人がいるのですが、
その人も「ジョーカー」を見て「ヒースレジャーのジョーカーの方が好き」って言ってましたよ。

「ダークナイト」のジョーカーって何であんな怖くて不気味なんだろうって思ってたのですが
よしりん先生が辻説法の「渡る世間に殺人鬼あり」
の中で「西洋の殺人鬼はGOTへの信仰をなくした異常者」ってゆうのを見て、なるほどー!と膝を打ちました。ずっと謎だとモヤモヤしていた事が
スッキリした感じです。

よしりん先生、ありがとうございます。
No.88
62ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2019.11.12発行 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第348回「ジョーカーって傷ついた人なの?」 2. 泉美木蘭の「トンデモ見聞録」・第145回「『女性は避難所でピンクや赤を着るな』について」 第348回「ジョーカーって傷ついた人なの?」  久しぶりに映画評を書こう。  映画評を書くのが億劫になっていたのは、少しでも踏み込んだ内容に触れると「ネタバレだ!」と騒ぎまくって炎上させようとする「ネタバレ警察」が跋扈するようになってウザいという理由がひとつ。  そしてもうひとつの理由は、どんな映画でも相当の制作費と人手がかかっていて、費用を回収するために多くの人が宣伝に必死になっていることを考えると、褒めの批評ならともかく、けなす批評は書き難いという気分になっていたからだ。  とはいえ、世間の評価とわしの評価があまりにもかけ離れているのに、それについて何も言わずにいるとフラストレーションがたまってくる。  それに、ネタバレが嫌なら読まなきゃいいだけなのに、わざわざ読んで文句をつけてくる者の気が知れない。  そんなわけで、有料webマガジンの「小林よしのりライジング」なら、本当に読みたい人しか読まないだろうし、しかももう大ヒットしちゃっている映画なら、ここでわしが酷評したところで誰の迷惑にもならないだろうということで、書くことにした次第である。  完全ネタバレありだから、これから見ようと思っている人や、すでに見て、良かったと思った人は決して読まないように。  前置きが長くなったが、今回取り上げる作品は、ホアキン・フェニックス主演、トッド・フィリップス監督作品 『ジョーカー』 である。  この映画は『バットマン』の悪役・ジョーカーの「誕生秘話」を、原作コミックスにはないオリジナル・ストーリーで描いた作品で、第79回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で、アメコミの映画化作品としては史上初めて最高賞の金獅子賞を受賞した。  10月29日時点で世界累計興行収入は7億8810万ドル(約857億円)にも上り、R指定映画の興収ランキングでは史上トップ。日本でも10月27日時点で興収は約35億円、公開から4週連続首位という大ヒットで、評論家の批評も観客のレビューも、絶賛の嵐となっている。  ところがわしは、この映画は全然ダメだと思ったのである。  バットマンは何度も映画化され、何人もの俳優がジョーカーを演じているが、わしはクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』(2008)でヒース・レジャーが演じたジョーカーがベストだと思っている。  今回の『ジョーカー』も、てっきりヒース・レジャー版ジョーカーの前日譚を描いたものと思い込んでいたのだが、それは全然違った。  これは今までのバットマン映画とは一切関係なく、独自のジョーカー像を創作した上でその誕生までを描いた単発映画であり、続編は作らずシリーズ化もしないという。そのため、この映画にはゴッサムシティの市長の息子で、後にバットマンになるブルース・ウェインの子供時代は登場するものの、バットマン自体は一切登場しない。  もちろん『バットマン』は原作誕生から80年にもなる作品であり、作風もキャラクターの造形も、時代によって全く異なる。わしが子供の頃にテレビで見た『バットマン』なんかコントみたいな作りで、ジョーカーも無害なおふざけキャラだった。  だから人それぞれに好きなジョーカーが違っても全然かまわないというのは前提である。明石家さんまはティム・バートン監督の『バットマン』(1989)でジャック・ニコルソンが演じた陽気なジョーカーがベストで、ヒース・レジャーのジョーカーもホアキン・フェニックスのジョーカーも暗くてダメだったと言っている。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!