• このエントリーをはてなブックマークに追加

ハックスレーさん のコメント

遅れましたが、慰安婦の感想を投稿させていただきます。
小林先生の慰安婦に関する作品は、あちこちの単行本に散らばっており、探して読むのが大変でしたが、この本の登場ですっきりしました。
特に印象的に残った章が二つあります。
まずは第7章。
小林先生が43団体から大抗議を受けたのは知っておりましたが、ここまで幼稚、もはやギャグの領域だったとは!
「強制連行があったという証拠はないがなかったという証拠もない」⋯爆笑しました。
いや、もうこれ「なかった証拠はない」って言い分、実は経験ありなんですよ。
私は、ツチノコは実在すると主張する輩と闘ったことがありましたが、「ツチノコがいないとする証拠はない」とヒステリックに言い出され、思い込んでると理屈の通じないこと、宗教の如しでした。
挙げ句の果てには「世の中には科学では説明できない事がある」と言い出し、うんざりでした。
貴重な経験をフラッシュバックさせてくれた爆笑ものの章でした。
次は最終章の反日種族主義と戦え!です。
この章は一言で言えば「希望」でした。
私は日本に生まれの在日韓国人3世になりますが、日本の公を受けて育ち、日本人として日本に骨を埋める覚悟が出来てます。
日本の公のために死にます。
韓国に関しては、前から感情が冷え切っており、最近のレーダー照射問題、国会議長の物凄く無礼な天皇謝罪発言によって、憎しみに近い感情を覚えたりもしました。
しかし、韓国内で反日種族主義という本がベストセラーになった事で、驚きと共に希望を持つ様になりました。
韓国人も水面下では自国の異様な反日に違和感を覚えてる人が相当数、存在してると思います。
韓国も祖父の世代と孫の世代が分断されてます。
祖父の世代と孫の世代を繋ぎ、韓国版自虐史観の空気を打破する親日派の浮上を、これからも期待しています。
祖母(現在98歳)によれば、徴用工で在日韓国人であった祖父は戦後、民団、総連のどちらにも付かなかったらしく、中立を保った珍しい存在だったそうです。
結婚した当時は、筋肉質で健康そのものだったみたいです。
これだけでガリガリに痩せた徴用工の像が、いかに反日プロパガンダの為の代物であるのかが、すぐにわかります、笑。
韓国に関しては殆ど口にしたことはなかったそうですが、北朝鮮には強い怒りを口にしてたそうです。
私は安倍政権は蛇蝎の如く嫌いですが、韓国に対して、謝罪と賠償をする「謝罪戦略」から、物の道理を説く「道義戦略」に変えたのは、実に良い仕事をしたと思います。
西郷隆盛の韓国への道義外交がスタートラインを切ったのです。
これだけは、例え野党に政権交代しようとも絶対に変更して欲しくはないです。
これを変更しようものなら、これからの日韓両国は地獄を見ると思います。
日本の似非リベラルは、韓国と戦争に至るまで、謝罪と賠償をし続けるのでしょうか?
彼らには真の日韓友好を望む気持ちが、欠如してると思います。
唯ひたすら、いい人になりたいだけ!
真の日韓友好のためなら、韓国に物の道理を説き、韓国内の親日派を浮上させる戦略に変えた方がよいのではないかと考えます。
この慰安婦、歴史に残る名著です。
良い本を世に出して頂き、本当にありがとうございました。
No.274
55ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第353号 2020.4.21発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した、医学者で京都大学特別教授の本庶佑氏が4月6日、「京都大学大学院医学研究科 免疫ゲノム医学」のホームページで新型コロナウイルス対策についての「緊急提言」を行った。メディアもこれに注目し、本庶氏はワイドショーに生出演してこの「緊急提言」について語り、現状に対する警告を発した。ところが、言っていることがどうにもシッチャカメッチャカで、たちまち当ライジングのコメント欄でもツッコミを入れられる有様となってしまった。ノーベル賞をもらった人が正しいことを言うとは限らない。形骸化した権威に、誰も「王様は裸だ」と言えないのは、恐ろしいことである! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…日本感染症学会と日本感染環境学会は、医療現場の混乱を回避するために、軽症の患者に対しては基本的にPCR検査を推奨しないこと、重症患者の治療に特化することを提言した。日本は国内外から「PCR検査数が少なすぎる!」と言われ続けてきたが、実は「PCR検査が足りていない」のではなく、「日本はまず初めにCTで診断しているから、むやみやたらとPCR検査をせずに済んでいた」というのが正しいのだ。今回は「日本型コロナ診療」の強みの一つである「CT検査」について注目してみよう! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!日本国憲法に緊急事態条項はないけれど、今回の非常事態宣言とは別問題なの?さいたまスーパーアリーナで興行されたK1について感染者は出なかった?それとも隠ぺいしてる?専門家が悲観的なのは、常に最悪の事態を考慮しているからでは?日本は今回のコロナ騒動でグローバリズムから脱却できる?東野圭吾氏が著作を電子書籍で配信することにした件をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第369回「本庶佑・権威といえども専門外は素人」 2. しゃべらせてクリ!・第310回「ぽっくん完全活動自粛!泣かれても布団から出ましぇん!の巻〈前編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第163回「PCR信者に知らせたい“CT大国”日本の肺炎診療」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第369回「本庶佑・権威といえども専門外は素人」  わしはずっと「権威主義」と戦ってきたが、その一方で本物の権威は存在していてほしいという思いも常に持っている。  だからこそ、権威のある人が自分で自分の権威を傷つけるようなことをやっていたら、本当に残念だと思うのである。  2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した、医学者で京都大学特別教授の本庶佑氏が4月6日、 「京都大学大学院医学研究科 免疫ゲノム医学」 のホームページで新型コロナウイルス対策についての「緊急提言」を行った。  メディアもこれに注目し、本庶氏は11日の日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」や16日のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に生出演してこの「緊急提言」について語り、現状に対する警告を発した。  特に「羽鳥慎一モーニングショー」では、連日手段を択ばずコロナの恐怖を煽りまくって視聴率を爆上げしている玉川徹や岡田晴恵と、完全に歩調を合わせた形となっていた。  ところが、言っていることがどうにもシッチャカメッチャカで、たちまち当ライジングのコメント欄でもツッコミを入れられる有様となってしまった。  しかしテレビを通さず、本庶氏が自らのホームページに発表した「緊急提言」自体を見れば、実は真っ当なことも言っているのではないか?  そんな僅かな望みを賭けて、本庶氏の提言そのものを見てみた。  提言はPowerPoint プレゼンテーションで作成されており、まず3つの提言が総論として示される。    提言の3については、「野戦病院での戦い」というのがちょっと意味不明だが、まあいい。問題は1と2だ。  本庶氏は、現状をこう表現する。    コロナ禍を戦争に例えたがる人は多いが、例えが適切だったためしがない。  そもそも「戦争は長期戦」と言いながら「先手必勝」と言っており、先手必勝なら「短期決戦」のはずで、何が言いたいのかわからない。  続けて本庶氏は、今の戦いの分岐点は「医療崩壊を防げるかどうか」だと唱えている。それは賛成なのだが、問題はその次だ。        テレビでは「スパイ」を「忍者」に言い換えていたが、おそらくさすがに表現がキツイから変えてくれと、テレビの側が要求したのだろう。  そしてその次に、見過ごせないことを言っている。    要するに本庶氏は、毒をもらった「敵」をあぶり出すためにPCR検査を徹底的にせよと提言しているのだ。   つまり感染者を「敵」だと思っているのである。  これは、危険な考え方だと言わざるを得ない。   木村もりよ氏は、PCR検査が「犯人捜し」になることを非常に危惧していたが、本庶氏はむしろ「犯人捜しを徹底的にせよ」と言っているのだ。  そしてその上で本庶氏は、1か月間の完全な外出自粛を提言している。  1か月間誰も一歩も外に出ないなんて、社会・経済的にできるわけがない。  だがそれでも本庶氏は、こう主張するのである。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!