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希蝶さん のコメント

 感想の続きです。
 ゴーマニズム宣言・第398回「腰抜け老人民主主義」

 こういう話を聞くと、コマーシャリズムは恐ろしい、価値のないものを価値あるかのように喧伝し、本当に値打ちのあるものを排除する場合もあるのだ、ということを感じさせられます。
 この話題から外れますが、自分がよく思い浮かべるのはTVの視聴率が伸びずに終わらされる番組のことで、とりわけアニメーションなどでその手の事例を見せつけられます。スポンサーの商品が売れなければ途中中断ということもあり得るから、罪が深いです。鉄道の廃線なども、利用者減で行われることもあるので、似ているかな。
 かの宇宙戦艦ヤマトも、ガンダムも、ルパンⅢ世も、視聴率問題で、本来の放映期間をクリアしていないです。視聽する対象がマッチしていなければ、ただの小難しい話としか評価されないのでしょう。それはその作の失敗と評価されるので、当然の結果だ、ということになりますが、再放送によって人気が出て、やがて国民アニメになった、という経緯からしても、スポンサーは一時的な売り上げを期待するよりも、長い目で見るようにせねばならない、かつて存在した「世界名作劇場」のような姿勢で見て欲しい、と思います。
 話が脱線しましたが、この場合のモーニングショーも、即時性はあれども、永続性はないのだ、ということに気附いて欲しいです。みんなが一時的にせよ見れば宜しい、という番組の作り方は、TV局が自分で自分の首を絞めているような気がする。しかも、この場合は日本国民全体の利益を著しく損ねている。どうしてそのような愚行をつづけて、誰も文句を言わないのだろう?それでも、みんなが同調しているから、一人だけ行進で腕の向きを反対にするようなことをしたら、仲間外れにするだけなのか。そんなことを思いました。

 と、ひとことのように記していますが、自分の職場は人の死を扱うところでもあるので、「この方針は変だ」と表だって言えない環境にあるのが、非常にもどかしいです(さらに言えば、自分の仕事を始めてからの期間や、仕事の処理能力なども発言内容に加味される)。いちおう上司などに、廻りでコロナウイルスの話ばかりで嫌になる、というふうにも面談の際に伝えましたが、どうも自分が人の輪の中にはいれない性格なのかと誤解されているようです。それは事実でもあるのだけれども、
 今、自分が鬱屈しているのは、明らかにこのインフォデミック状態で、それと個人的なこともあるのですが(さきに木蘭さんの方の感想にも記したようにうちの親も高齢なので)、そちらの方が問題視されてしまっており、正しい意図が伝わっていない。伝わってしまうと、今度は進退問題になりますから、これでいいのかも知れないけれども、何か違う。どうしてこんなにみんな未知のウイルスのことでこんなに臆病なのだろうか?どうして右向け右で、自粛が正しいになってしまうのか?
 とりあえずは、なるべく外出するとか、マスクをつけぬようにするとか、自分の出来る範囲のことを続けてみたいと思います。私たちは高齢者のために生きているのではなく、自分自身のために生きている。老人をいたわるのも大事ですが、まづは自分を大事にしないといけない。自分を大事に出来ない人間は、他者を大切にすることはできないと思うから。以上です。

>>144
南青山D.Jさん
 どうも有り難うございます。コロ問い、見つかって良かったです。自分ももう一冊買って、また図書館にでも寄贈してみようかな?

 ハッシュタグ会議、どこで行われているのか分からなかったので、参加できませんでした。すみません。YouTubeのヴィデオ自体はみつけたので、これから聞いてみます。
 くどいようですが、皇女問題もなんとかして欲しいです。周囲にも話してみるつもりですが。
No.161
41ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第379号 2020.11.24発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…日本の新型コロナ死者が2000人に達したとして、わざわざマスコミが見出しをつけて報じていたが、約10か月かけて、たかだか2000人である。そんななか、またもや盛り上がってきたのが「コロナ後遺症の恐怖」である。感染から回復した人には、その後も呼吸苦やせき、だるさ、脱毛、嗅覚・味覚の異常などが残る場合があるという。そして脱毛の症状がみられるケースがあるというが、果たして「コロナ後遺症」は恐れるべきものなのか? ※「ゴーマニズム宣言」…冬になれば新型コロナの感染者(正確には検査陽性者)が増えることも、それでも死者数は例年のインフルエンザを超えないであろうことも、とっくにわかっていた。しかし菅義偉首相は21日、「Go Toトラベル」の運用見直しを表明。「Go Toイート」についても都道府県へ制限を要請するとした。これに対して、極右新聞である産経新聞と、極左新聞の東京新聞は大喜びで、同じ意見の社説を掲載したのである。なぜこんなことになったのか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!今年の紅白で注目しているのは?敗色濃厚のトランプが不正投票とゴネたのをどう思う?仕事としての「オン」と私人としての「オフ」はある?人生であと一回だけ黒澤明の映画を見られるとしたら何を見る?諸星大二郎先生の作品で印象に残っているのは?「あのときこうしていれば良かった」という後悔はある?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第192回「“後遺症こわい”を問い質す」 2. ゴーマニズム宣言・第398回「腰抜け老人民主主義」 3. しゃべらせてクリ!・第336回「こんなご時世、子ろももクダ巻いちゃうぶぁ~い!の巻〈前編〉」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第192回「“後遺症こわい”を問い質す」  日本の新型コロナ死者が2000人に達したとして、わざわざマスコミが見出しをつけて報じていたが、 約10か月かけて、たかだか2000人 である。ちょうど1年前、令和元年11月の統計を見ると、1か月間の死者総数が約12万人、内訳は、感染症の死者だけで2000人/月、肺炎8000人/月、誤嚥性肺炎3600人/月にものぼり、新型コロナの死者とは比較にならない規模だ。マスコミは、日本人はめったに死なないものだとでも思っているのだろうか。 ●後遺症のない2人が司会・進行しているのに…  そんななか、またもや盛り上がってきたのが 「コロナ後遺症の恐怖」 である。感染から回復した人には、その後も呼吸苦やせき、だるさ、脱毛、嗅覚・味覚の異常などが残る場合があるという。  11月22日(日曜)のTBS『サンデージャポン』では、肺がん専門医の奥仲哲弥医師を中心に番組が作られ、「後遺症の怖さ」を煽る内容になっていたが、その司会は、実際にコロナに感染して回復し、特になんの後遺症もなく、当たり前のように仕事に戻っている爆笑問題の田中裕二と山本里菜アナが務めているのだから、まったくトンチンカンだった。  番組でまず紹介されたのは、アメリカの女優アリッサ・ミラノの自撮り映像だ。     アリッサ・ミラノ  アメリカでは、新型コロナの患者に脱毛の症状がみられるケースがあるのだという。そして、アリッサ・ミラノも、自身がコロナに感染して、回復したあとも、ブラッシングするたびに髪が抜けるのだと言って、わざわざ入浴後の姿を晒して、髪が抜ける様子を実演してみせていた。     抜けた毛を見せつけるアリッサ・ミラノ  ロングヘアなので、まとめるとすごくごっそりと抜けたように見えるし、それをカメラに向かって突き出して「ほら、これを見て」と言っている感じは、ホラー映像そのものだ。  それに、自分の髪が抜ける様子をわざわざ自撮りしてまで見せつけようとする彼女の精神状態そのものがひどく病んでいるように感じられて、その精神状態のままに置かれていることこそが、なによりの脱毛の原因なのでは……とすら思えた。  アメリカでは、大勢のコロナ死者が出ているのだから、肌感覚としての恐怖は強いだろうし、ロックダウンによって女優としての仕事もなくなってしまったはずだから、そのストレスも重なっているだろう。日本でも人気女優の自殺が相次いだが、アリッサ・ミラノもきっと不安とストレスが倍増しているのではないかと感じた。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!