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さらうどんさん のコメント

「トンデモ見聞録」を読みました。

立憲君主制であるスウェーデンは、その点では日本とかなり近い(天皇陛下が政治的発言が出来ない)ということを知りました。
「スウェーデンは失敗した!」と「そら見たことか!」みたいに言ってる人達の中には、スウェーデンのことをよく知らない人も多いのではないかと思いました。
或いは、知ってて確信犯的に言ってる人もいるのかもしれませんが、そういう人は本当に最悪ですね。

そもそもスウェーデン人には「ファクターX」が無かったり、移民の問題があったり、かなり厳しい状況でもあったにも関わらず、
海外の他諸国と比べて、実際に上がって来ているデータも含めて、本当によくやっている国だなと改めて思います。
そしてロックダウンしようがしまいが、死者数の推移に各国とも大差がないというグラフが示す事実。ならば経済を殺すロックダウンなど愚の骨頂であることが自ずと導き出される結論だと思います。
(日本のグラフの「お~いここにいるよ~」に笑っちゃいました。ガチで「地を這うミミズ」や・・・)

また、スウェーデンもそうですが、欧米のハグやビズやキスの文化について改めて、日本人が思っている以上に根付いている文化なんだなあと思いました。
「コロナ論2」でもありましたが、「サングラス」と「マスク」に関する日本人と欧米人の意識の違いもそこですね。

スウェーデンよりももっと上手くやれたはずなのに大失敗を繰り返して上塗りしていく日本。日本人として恥ずかしいですね。


ライジング「ゴー宣」を読みました。

「全数報告」と「定点報告」の違い、これもまた勉強になります。
そして「ウイルス干渉」、本当にこれは「新型コロナを警戒して感染対策を徹底したからだ」と相変わらず言ってる人達に伝えたい知識ですね。
インフルエンザには強く、子供にも若者にも優しく、老人も8割が回復、新型コロナウイルスのどこが怖いのでしょう。
一刻も早く、新型コロナウイルスを指定感染症5類に下げるか、指定感染症から外すべきです。
それなのに、延々と恐怖を煽るマスコミと医師会に政府はグラングラン揺れっ放しだし、野党もバカだし、サヨクとネトウヨがバカなのは仕方ないとしても、
踊らされている大衆が多過ぎて辟易とします。

しかしこのコロナのインフォデミックの中で、データを正確に見るということについて改めて勉強になったことと、
ウイルスについては無学でド素人なのは今もそうですが、それでも「コロナ論」「コロナ論2」「コロ問い」などでいろいろと勉強になったこと、
それとそれをとっかかりとして、木村もりよさんや宮沢孝幸さんなどの真っ当な学者さんの知見に触れられたことは有難かったです。
中でも一番自分が日々頷いているのが、萬田緑平さんの言葉ですね。死生観を意識して生きるって改めて本当に大事です。
手塚治虫先生の「火の鳥」など、死生観を描いた名作漫画を読むこともいいなと思いました。
「コロナ論」「コロナ論2」もそうなんですけどね。


追伸:Q&Aありがとうございます。
身近な人の一人一人を根気よく説得していくことを続けたいと思います。
そして「しょうたの父」さんの質問と回答、「ゴジラには胎盤がある」・・・「卵生」から「胎生」に進化中のトカゲとか、「卵胎生」とかいろいろとありますもんね。「コロナ論2」の内容と相俟って、面白い解釈だなと思いました。
あと「がんT」さんの漫画の質問はいつも楽しいですね。「ハリスの旋風」は良いですよね。ちばてつや先生、「あしたのジョー」展で生原稿を拝見したことがあります。プロは凄いなと思いました。
No.173
47ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第383号 2020.12.22発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…スウェーデンのグスタフ国王が、17日、スウェーデン公共放送SVTのインタビューで今年1年を総括しての感想を求められ、「私たちは失敗したと思う」と発言したことが世界的大ニュースになっている。米英のリベラル系メディアがこぞって「スウェーデン国王が自国のコロナ対策の失敗を認め、政府を批判」という論調で報じ、日本のマスコミもそれらの記事をそのまま翻訳したような形で追従し、またもやスウェーデン叩きがはじまったのだ。グスタフ国王の発言の真意とは? ※「ゴーマニズム宣言」…「コロナとインフルエンザとの比較」は、もはやメディアでも、医師会でも、専門家の間でも、完全なタブーとなっている。そこで今回やりたいのは、「第3波襲来」だの「感染者過去最多更新」だの「医療崩壊の危機」だの「もはや緊急事態宣言しかない」だのと大騒ぎしている現在の新型コロナの流行状況と、ちょうど昨年の今頃のインフルエンザの流行状況との比較である。これまで何度も「新コロはインフル以下」と言ってきたが、その「以下っぷり」は、想像をはるかに超えていた!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!現時点における国全体の感染者数はどの程度いると予想する?憲法裁判所があったら、今回のような法律無視の政府のやり方に対処できた?なぜ70%もの国民が緊急事態宣言を求めているの?テレビ文化発展の歴史は、民主主義堕落の歴史と重なるのでは?内なるヒーローにがっかりさせられたことはある?東大の研究チームが発表した「GoTo利用者はコロナ発症率2倍」をどう見る?日本のゴジラが復活するにはなにが必要?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第196回「“スウェーデンは失敗だ”を問い質す」 2. ゴーマニズム宣言・第402回「インフルからコロナへの転換」 3. しゃべらせてクリ!・第340回「忠牛ばっふぁ郎登場!猪突モ~進ぶぁい!の巻〈前編〉」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第196回「“スウェーデンは失敗だ”を問い質す」  スウェーデンのグスタフ国王が、17日、スウェーデン公共放送SVTのインタビューで今年1年を総括しての感想を求められ、「私たちは失敗したと思う」と発言したことが世界的大ニュースになっている。 “We have failed.” という一文で新聞記事を調べていくと、ニューヨークタイムズにハフィントンポスト、NBC、ガーディアン、BBCなど米英のリベラル系メディアがこぞって 「スウェーデン国王が自国のコロナ対策の失敗を認め、政府を批判」 という論調で報じ、日本のマスコミはそれらの記事をそのまま翻訳したような形で追従して、6月に起きた 「テグネルが失敗を認めた!」 というデマと同じく( 第170回「“スウェーデン失敗”というねつ造報道」 を参照)、またもや「スウェーデン国王が失敗を認めた!」というスウェーデン叩きがはじまった。  グスタフ国王のインタビューは、12月21日夜に放送される予定の年末恒例の番組だそうで、今回はその一部がコマーシャルのためにチョイ出しされたものだ。  映像が発言ごとに細かくカットされており、1分程度に短く編集されているため、どのような質問に対して発言したのかがわからないが、次のような発言があった。 「私たちは失敗したと思います」 「亡くなったすべての人、多くの家族、そして事業を失う可能性のある多くの経営者の悲しみと悔しさを考えると、それはひどいことだと感じます」 「私はパンデミックの影響を受けたすべての家族のことを知っています」 「この困難な状況でスウェーデンの人々は苦しんでいます」 「亡くなった親族に、別れを告げることができなかったすべての家族のことを私は思い浮かべています。あたたかくお別れすることができなかったという出来事は、重くてトラウマになる経験だと思っています」  これらの発言を、スウェーデンの一部コメンテーターが、「国王がスウェーデンのコロナ戦略を叱責した」と解釈。さらに、「国王が政治的発言をしていいのか!」と国王を批判する人物も現れて、物議をかもしたらしい。  だが、コメンテーターたちの解釈そのものが間違っているのだ。  この件については、 すでにスウェーデン王室から、 国王の発言は「非政治的」なものであり、政治批判ととってはならない と強調するコメントが出されている。  宮廷の広報・報道官であるマーガレット・ソーグレン(Margareta Thorgren)氏は、AFP通信に対して 「国王はスウェーデン全体、社会全体について述べておられるのです。国王のなさっていることは、さまざまなかたちで影響を受けたすべての人々、そして、パンデミックで亡くなった人々に共感を示すことなのです」 と述べた。  立憲君主制をとるスウェーデンで、国王が政治的発言をすることはあり得ない。憲法違反になるからだ。日本で、天皇陛下が人々の苦しみや痛みに寄り添い、慰めるお言葉を述べられることはあっても、「GoToキャンペーン」や「緊急事態宣言」など個々の政策について言及されるわけがないのと同じように考えればよい。  スウェーデンの国王は、国家元首とされており、スウェーデン軍の儀式には軍服で出席するし、特別閣議や情報閣議などを通して国家の中枢に関わっているが、憲法には 「政府が王国を統治し、政府は国会に責任を負う」 と明確に記載されている。あくまでも、儀礼的・国家代表的な権能の行使のみが保障された、象徴的な立場なのだ。  スウェーデンのロベーン首相は、これを念頭に、 国王の発言は、政府がすでに認めていること(高齢者介護施設における死者を防げなかったこと)について確認されたものだ という解釈を示し、 「もちろん、非常に多くの人が亡くなったという事実は、失敗以外のなにものとも見なすことができない」 と、スウェーデンにおける高齢者介護施設の欠点について、改めて認識を述べている。 ●スウェーデンの介護施設の問題  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!