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希蝶さん のコメント

 遅ればせながら、今号の感想です(毎度のことですが)。今回は、生放送とも
内容がかぶっていますので、そのことも。

1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第220回「河野大臣、デマを流す『12人の個人と団体』って誰ですか?」
 はっきりいって、この中に「団体」は存在するのでしょうか?11人の個人とカップルで良いのでは、と思いつつ読みました。
 確かに、河野大臣のブログの書き方では、どの組織がデマを流しているのか分からず、ゴー宣道場も、小林よしのりも泉美木蘭も、井上正康も、藤井聡も木村盛世あたりもはいるのではないか、と思ってしまう。武田邦彦あたりもターゲットではないか、とも。しかし、要は相手にしていないだけなんですね。つくづく、政府のいい加減さと、こちらを小馬鹿にした態度がむかつく、といった感じです。古代人の中華信仰ならぬ、アメリカ信仰の極みだと。河野も同じ穴の狢だ、と。
 武田邦彦とかはどうでもいいですが、「ゴー宣道場」がコロナウイルス騒動がインフォデミックであり、例年のインフルエンザよりも軽微な症状しか発しないということへの論理的で実証的なアプローチをするべきだろうと思う。富岳というコンピュータを無意味に使用し、勝手に納得するようなことでは科学でもないと思う。
 大臣って、その分野に何の知識がなくとも、素人でもなれるのか、と思いました。素人なら素人なりに専門家とは違った視点で、その分野を自分なりに、総合的に見つめ直し、調査する、それだけのことができずに、反駁するものはデマだ、で宜しいのでしょうか。河野大臣のワクチン担当大臣交替を願います。といっても、ほかにやれる人がいるのでしょうか?

2. ゴーマニズム宣言・第426回「薬害エイズの拡大版にならないか?」
 はっきり言って、このままワクチン接種が若者まですすむと、日本人自体が断種され、移民をかわりに新日本人にする、という方向に向かうのではないか、と不安でなりません。杞憂ならばよろしいのですが。
 移民でも、日本の文化に敬意を持ち、日本語を習得し、自在に話し、思考できるようになれば、それでよいのかも知れないです。しかし、そういう人達ばかりではないように思います。
 なぜそこまで国家を信じられるのでしょうか。確かに国がなく、無政府状態ならばそこは無法者の集まりになり、漫画「ブラックラグーン」のような世界になるかもしれません。それでも、あそこはバラライカという女マフィアのボス(チーム・モスクワでしたか)がいるから、何とか秩序を保っているわけで、日本もそんなふうになってもよいのでしょうか。
 実を言えば、この前のSPA!の内容とも重なるのですが、私も足利義教のような強権的で、しっかりしたリーダーがいれば世の中は平和になるのでは、と思っていました。トップが駄目だから、だらしがないから、世が乱れるのだ、と。しかし、リーダーがかりにしっかりしていたとしても、間違った判断をしたら、それはそれでディストピアになると思います。難しい話ですけれども、ポピュリズムに媚びず、かといって、独善敵にならずに大局的に物事を見られる政治家が存在しないと、大衆によって自分の首を絞めることになるのではないか、と危懼いたします。
 薬は毒にもなる。接種量をあやまると危険だ、このことを、薬学や医学でも、また現実の政治でも社会でも、私たちは身にしみて感じなければ、考えねばならぬ、と思います。
 と暢気に書いてる場合じゃないんですよね。本当に、どうすればいいのでしょうか。革命でも起こし、マスコミを追放するしかないのでしょうか。それでも、日本人の嗜好全体がかわるとは思えないし、悩みます。

 今回は取り急ぎ記しました。それではまた次号を期待します。
No.243
40ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2021.6.22発行 【目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第220回「河野大臣、デマを流す『12人の個人と団体』って誰ですか?」 2. ゴーマニズム宣言・第426回「薬害エイズの拡大版にならないか?」 第220回「河野大臣、デマを流す『12人の個人と団体』って誰ですか?」  前回に引き続き、河野太郎ワクチン大臣のブログ 『ワクチンデマについて』 を検証する。  河野大臣がワクチンデマの報告元として参照しているEUの対外行動庁(EEAS)のホームページを見ると、 「コロナウイルスは、欧州だけでなく国際社会全体を支配しており、世界共通の敵だ。この敵は、グローバルなアプローチと国境を越えた協調によってのみ打ち破ることができる」 という、ジョセップ・ボレルEU外務・安全保障政策上級代表の言葉を取り上げ、目的を達するために欧州の金融機関などを巻き込んで「チーム・ヨーロッパ」を立ち上げ、「世界のどこでもワクチンを受けられるようにする」と宣言している。  しかし、日本人にとってはコロナウイルスは敵ではない。  ファイザーにも、アストラゼネカにも、スプートニクVにも、中国製ワクチンにも、「なんでそこまで無理して私たちがすがる必要あるの?」としか思えないし、勝手にグローバルなアプローチをしてこないで欲しいのだが、河野大臣は、すっかり「チーム・ヨーロッパ」に染まっているのだろうか。  ブログにはこうある。  また、ワクチンに関する偽情報やデマを監視している団体によると、TwitterとFacebookにあるワクチン関連のそういった誤った情報の65%はわずか12の個人と団体が引き起こしていることが確認されています。  中には医師免許を持っているにもかかわらず、デマを流す人もいます。  ワクチンデマを流す目的は、一、ワクチンを批判して、自分の出版物やオリジナル商品に注目を引き寄せて、お金を稼ぐ、二、科学よりも自分の信奉するイデオロギーに基づいて主張する、三、過去に誤ったことを発言したために抜け出せなくなっている、四、自分に注目を集めたい、ということが大きいと言われています。  なんと。ワクチンに関する言説は監視されており、12の個人と団体が特定されているというのか。 「ネット上で特定の企業を非難する書き込みを積極的に行った人は、わずか2.8%にすぎなかった」「ネット掲示板を炎上させていたのは、たった5人だった」など、この手の文言はフェイクニュースや炎上事件を解析する際によく使われる言葉だ。  ワクチンに関する批判的な意見や警戒心を、はなから“ネット上の迷惑現象”と同類のものとしか見ていない姿勢が、すでに偏っている。  それにしても、12の個人と団体って、どこの誰なのか?   コロナ自粛のさなかにおいても、『ゴー宣道場』『オドレら正気か?』などを開催し、各地の会場に満員の聴衆を集めて議論を行い、その模様を会員制サイトのみならず、YouTubeでも無料開放し、さらにブログ等で積極的にワクチンに対する懐疑的意見、検証するべきだという批判を展開している 小林よしのり、泉美木蘭 という個人は 「12の個人や団体」 に入るのだろうか。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!