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希蝶さん のコメント

 オドレら正気か、視聴しました。井上さんが少年のようだ、とよしりん先生は述べられていましたが、それでよろしいのではないか、むしろ、宮坂や高市らの方が、卑劣で、姑息で、権謀術数を巡らせて、ただ生き残ることにのみ執心している「小人」(しょうじん)のように思えます。
 彼らとて、自分の理想があって、医学者や政治家になったはずなのに、いつから純真さを失ってしまったのだろうか、と哀れにも思えます。本当に何度も記していますが、『ブラック・ジャック』の「腫瘍狩り」の医師のようにはなれぬものか、と。彼だって、ブラック・ジャックへの劣等感を持ちながらも、最終的には患者を救うため、癌治療機の設計ミスを世間に曝露し、ブラック・ジャックに執刀してもらったのだから。この世で大切なことはメンツでしょうか、一人でも多くの人を救うことであり、ワクチンの効用に問題あり、と常識や本能が判断するなら、そのことを正直に告白することなのではありますまいか。その意味では河野大臣も何をそんなにむきになって、自分の反対意見を陰謀論扱いするのか、理解に苦しみます。良心の呵責は時として、ゆがんだ形で現れてくるものなのでしょうか。
 はっきり言って、私も医学の細かいことは分からないし、「いろは」すら不明です。しかし、13歳の少年がなくなったり、14歳の少女が四肢を切り落とさないと生き残れないかもしれぬという現実は、それが「ワクチン接種後」という事実がある限り、それが原因である可能性が大だ、と考えるのが普通だろうと思います。気の毒です。
 最近読んでる小説に、戦争があると外科学は非常に進歩する、死刑になるはずの中国人に豚の血を輸血したら無事だった、という一節が出てくるのですが、だからといって、人体実験が素晴らしい、とは言えないのは当然でしょう。作品には、死刑囚に選ばせたらどうか、という意見も出てくるのですが(『法廷の魔女』高木彬光)。
 いずれにしても、テレ朝のモーニングショーのコメンテーターたちは「小人」であり、「閑居して不善を」為しているのでしょう。データの読み方も分からないのですから。

 ということで、明日は仕事なので、ライジング感想はもうしばらく待って下さい。
No.95
28ヶ月前
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第418号 2021.12.7発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…オミクロン株の登場で、マスメディアは一気に大フィーバーだ。特に常に煽りのトップランナーだったテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」の玉川徹は、今回も煽り芸で視聴率を稼ぐ気満々である。そんな中、玉川は「(相手の)ビジネスを利するだけになっちゃう」「彼らの金もうけに協力するだけになる」等と言って、自分への批判を一切受けつけないことを表明したが、そんな無責任は絶対に許されない!! この発言で、玉川徹は自らの恐るべき本性が明らかになってしまっていることに気がついているだろうか? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…南アフリカで報告されたという「オミクロン株」が大ブームである。「デルタ株を凌駕するオミクロン株、前例ない強い感染力」「多数の変異を持ち、再感染する能力が高い」「ワクチンや自然感染による免疫を回避する恐れがある」「各国、アフリカ南部からの航空機の乗り入れを一時禁止に」…とマスコミは煽りに煽り、「アフリカのワクチン接種率が11%と低いためにヤバイ変異株が生まれている」とワクチン同調圧力を高めようとしている。ワクチン狂信派が無視するアフリカの現状とは? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!コロナとインフルエンザの受容体は違うのにウイルス干渉が生じるのは何故?兼ねてからの目標だった海外赴任はしたい!でもワクチンは打ちたくない!どうすれば良い?最近推されている「ブラックフライデー」をどう思う?皇室バッシングを宮内庁や公安はなぜ放置しているの?『コロナ論4』の最終章の“父ちゃん”はどんな考えで登場させた?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第445回「商売を利するから反論しない?」 2. しゃべらせてクリ!・第374回「男のあこがれ? ぽっくん女湯の三助ぶぁい!の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第239回「“オミクロン株デマ”でワクチンを推奨するな」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第445回「商売を利するから反論しない?」  オミクロン株の登場で、マスメディアは一気に大フィーバーだ。  特に常に煽りのトップランナーだったテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」の玉川徹は、今回も煽り芸で視聴率を稼ぐ気満々である。  そんな中、玉川は批判を一切受けつけないことを表明したが、そんな無責任はわしが絶対に許さない。  玉川は明らかにわしの批判を意識している。  そもそも玉川はコロナ禍以前には2回もわしの仕事場を訪れ、わしの意見を聞きに来て、それを自分のコーナーで放送している。  そこで「週刊SPA!」編集部は玉川に「小林よしのりとの対談」を依頼したが、玉川は「多忙」を理由に断った。  そして5月11日、玉川は番組中で 「一部の漫画家とか、元政治家が何言ったってほっときゃいい。社会的影響はほとんどないから」 と言い放った。  玉川を批判している漫画家なんて他にはいないから、「小林よしのり」と名指ししたのと同じだ。ついでに出された「元政治家」は、時々玉川について批判めいたことも言う橋下徹だろう。  しかしそれなら玉川はなぜ 「社会的影響はほとんどない」 はずのわしにわざわざ2回も取材して、それを結構な尺を取って放送したのか?  玉川がこの日にこんな暴言を吐いた理由は察しがつく。ひとつは、その2日前にわしがブログで、玉川がわしとの対談依頼を断って逃げたとバラシたからだ。  そしてもうひとつ決定的だったのは、この日発売のSPA!に『ゴーマニズム宣言』第124章『コロナ君、煽りは犯罪』が載ったからだろう。  この作品では 「煽り魔・玉川徹が最凶戦犯だろう!」「玉川の『煽り』の犠牲者の方が、もはやコロナの犠牲者より多い! 不幸を撒き散らす『煽り』はテロと同じだ!」「煽りはテレビからばらまかれるサリンと同じ」 と、玉川を徹底的に批判した。これは最新刊『コロナ論4』では巻頭に収録したが、いま読み返してもその辛辣さは我ながら相当なものだ。  玉川は本番前にこれを読んで逆上し、しかしそれに全く反論ができないから、 「一部の漫画家」ごときがと口走ったのではないか。  そう考えると、 「社会的影響はほとんどない 」というセリフも、玉川の「評価」というより、むしろ「願望」なのだと思える。   小林よしのりに社会的影響力があって、自分がコロナ禍を引き起こしたインフォデミックの張本人だという認識が世の中に浸透してしまったら、もう破滅だ。だから何が何でも、小林の社会的影響なんか、ほとんど皆無であってくれと願っているわけだ。  だがそれにしてもスゴイと思うのは、玉川は自分に社会的影響力があると確信しているらしいことだ。   社会的影響力があるのは「テレビ」であって、「玉川徹」ではない!  玉川なんかテレビ朝日を退社して一個人になったら、それこそ何の影響力もない。   個人で戦う覚悟も能力もなく、巨大組織の一員として高給で守られ、あくまでもテレビ局社員という組織人だから「視聴率1%100万人」といわれるテレビで発言させてもらえるのに、その分をわきまえることもなく、これが自分の特権であるかのように錯覚し、テレビ放送という「公器」を「私物」として使いまくっているのが玉川徹である。  しかも、そもそも「社会的影響力がないから無視していい」という理屈は完全におかしい。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!