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競(キソイ)さん のコメント

後にも先にも、『戦争論』ほどエポック・メイキングな漫画を私は他に知りません。
それほど読書家というわけでもない私ですが、飯も食わずに一日中夢中になって読み耽ってしまった本を、『戦争論』シリーズの他に体験したことはないです。
間違いなく小林よしのり畢生の大作、文句なしに歴史的衝撃作、
いや、日本の歴史の中でも特筆すべき重大な“事件”だったかと。コンドチュウガクセイニナル…୧( ᐖ)σオイッコニモソロソロ…!

しかしそれでも、結局日本人のほとんどは悲しいかな、このコロナ騒動で炙り出されてしまった。。。
『戦争論』の中の、あの「自衛隊に入ったら、戦争になった時国外脱出できるのになぁ…」とかいった運転手と同じ、ろくでもない臆病者・エゴイストばかりだったと。
しかも、「少なくとも感染して微熱を出した高齢の「病人」に対して、なんの栄養もないレトルト食品とカップラーメンを送り付ける」という、差別的な偽善者ばかりだったと。。。

これは「第1弾が「情」に訴える要素も大きかったのに対して、『2』は「論」に重点を置いた。」とあったように、
多くの人は「情」は揺さぶられはしたものの、「論」の方は全然ついてこれなかったということでしょうか?トウフアタマニハ…ሣ( ᢲ )ሥヒーヤヤッコシーッシュッテカ?


「コロナ」でも「皇統」でも、或いは「原発」「グローバリズム」などでも、日本ではより脆弱な論理の方がイニシアティブをとってしまっている。
よりヒステリックな声を上げている方が、より大衆ウケする方が、より儲け主義の経済界を味方に付けた方が、国を動かしている。
そして失敗しても、責任はうやむや……これが「民主主義」なのか?

「論理は勝つ」のだけれども、日本人はあまりにも論理というもに対する意識・考え方が弱すぎるのではないか?と。
私は当時、あの『戦争論』を読んでどうして「親米ポチ」というのが出てきたのかが、不思議でしょうがなかった。
或いは、「リベラル」と言いながら、ワクチンパスポートなんて非合理的なものを推進しようとしたり……。ジンケンハハ“ジンメイハ”…(・ω・)サスガスルドイシテキデシタナ!

未だに日本人の多くは、ひたすら思考停止の「権威主義」!ひたすら「個」の弱い「純粋まっすぐ君」!ひたすら主体性のない「畜群」!


かつて左翼は、あの手この手で『戦争論』に挑み、叩き潰そうとしたけど、結局どんな手を使っても、誰も論理では勝てなかった。'`,、(´∀`) '`,、
けれど、負けを認め、修行が足りないと自省し、自ら鍛え直して再び挑んでくる……なんてこともなかった。
ただ逃げて逃げて、とにかく逃げ続けて、絶対に負けを認めず、「ノイジー」となって「逃げ勝ち」しようとしている卑怯者ばかりになった!
そういえば以前、『戦争論』に論理で挑もうとして、結局バックレた「シールズ」なんて生意気な小僧どももいましたな。


論理から逃げた卑怯なペテン師が天下をとる・・・こんなことを続けていたら、確実に国は堕落し劣化し、腐敗し亡びる。
そんなことであってたまるか!と、あの『戦争論』にこめられた「個と公」というテーマをちゃんと汲み取り、
各々の現場から思考し続けた者たちが、何とかしてやろうと公論の場に集っている!イツダッテ…( ॢꈍ∀ꈍ ॢ)オモシロイシタノシイシ ユカイツウカイ♡
おう!やってやりましょうや!!!\\\\⧛(ง ಠ皿ಠ)ง⧚////

ということで、今週も配信お疲れ様でした。


ところで、あの岡田晴恵教授が『脱正義論』によしりん先生からサインを希望している件についてですが、
最初私が思いましたのは、サインを敢えて引き受けて、「ウソつきまくったことを国民に土下座するコロナ!」とか叱っているコロナ君の絵を添えてやって、
仰天させてトラウマを与えてやったらいいんじゃない?と。

……ですが、いくら相手があんなのでも、やっぱりそれは流石に人間としてやってはいけないことではないのか・・・と。アンナノデモ…σ(´・″・`;)アイテガアレデモ……

もくれん先生は正しいです!ヨイショ♪ο((〃∇〃o))((o〃∇〃))οヨイショ♪
いつだったかの『戦争論』の特集番組で、「実際に会って話したら、案外いいやつだった」とか、あの百田尚樹氏の時のようにコロッと・・・なんてこともあるかも???




No.143
35ヶ月前
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第425号 2022.2.1発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…先週はゴーマニズム宣言30周年記念ということで、「ゴー宣スペシャル」の誕生を振り返ってみたが、さすがに「ライジング」はコアな読者が多いから、反響も大きかった。今回はその続き、いよいよ『戦争論』シリーズについて紐解いていこう。SAPIO誌の連載『新ゴーマニズム宣言』で、薬害エイズ運動の総括と入れ替わるように「従軍慰安婦問題」に関するシリーズをスタートさせた。というより、それは運動の総括と地続きだったとも言える。『戦争論』を描くことになった経緯、制作中の裏話、発売後の反響等々、振り返ってみると現在に通じる問題も明らかになった。 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…現在、ワクチンの在庫一掃のために、あの手この手で、「ワクチンを打つべき理由」が流布されているが、実は、3回目接種はあまり進んでいないらしい。低迷する原因として、「モデルナ製ワクチンの副反応への懸念が根強くある」という。そんな現状に焦り、岸田首相はモデルナ製のセールスに必死だ。さらには「副反応への忌避感」そのものを、なんとかしてつぶそうと「ワクチンの副反応は気のせい」などという言説まで登場している。ワクチン安心安全派の流布するデマを絶対に許すな!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!「意見の対立する人を醜く描くのは卑怯」という批判になんと答える?善意のつもりで無自覚に悪をやっている人達の目を覚まさせる良い手は何かない?テストで赤点を取ったことある?今回のウクライナ情勢をどう見る?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第452回「30周年記念・『戦争論』の経緯」 2. しゃべらせてクリ!・第381回「ミクロのぽっくん、コロナ君と共演ぶぁ~い!の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第246回「ワクチン副反応は“気のせい”というデマ」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第452回「30周年記念・『戦争論』の経緯」  先週はゴーマニズム宣言30周年記念ということで、「ゴー宣スペシャル」の誕生を振り返ってみたが、さすがに「ライジング」はコアな読者が多いから、反響も大きかった。  今回はその続き、いよいよ『戦争論』シリーズについて紐解いていこう。  なお、前回もそうだが、わしは過去のことは片っ端から忘れていくので、細部に関してはトッキーの記憶で補強している。  新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論(1998.7.10 幻冬舎)    言わずと知れた、「ゴー宣SPECIAL」(細かいことだが、この作品から「スペシャル」の表記が「SPECIAL」になる)最大のヒット作であり、代表作である。  わしはSAPIO誌の連載『新ゴーマニズム宣言』で、薬害エイズ運動の総括と入れ替わるように「従軍慰安婦問題」に関するシリーズをスタートさせた。というより、それは運動の総括と地続きだったとも言える。  もともと薬害エイズの被害者救済が目的だったはずの運動が、左翼に乗っ取られたらたちまちイデオロギー化して、薬害エイズ被害者だけが被害者ではないとか言い出して「永久運動」へと向かった。そしてそうなれば「日本の戦争責任追及」は必ずセットになる。  実際、ラップで薬害エイズを訴えた学生たちに触発されたといって、薬害エイズ被害者の次は従軍慰安婦の救済だと「ロックで慰安婦問題」を訴える若者まで出てきて新聞記事にもなった。そこでわしとしては、薬害エイズ運動に参加した学生たちを、こんなもんに関わらせるわけにはいかないと思ったのだ。  そしてここでさらに重大なのは「従軍慰安婦」って本当に「被害者」なのか? という問題だった。  そもそも「従軍」とはあくまでも軍の命令により軍務を担った「軍属」につけられた名称であり、「従軍看護婦」とか「従軍記者」、「従軍僧侶」などはあるが、「従軍慰安婦」なんて人はいない。そして「慰安婦」とは戦地で兵隊を相手にしていた娼婦だということは、昔の映画などを見ていれば常識のはずだった。  それが「戦争被害者」ということになったのは、慰安婦とは日本軍によって奴隷狩りのようにして「強制連行」されて戦地に送られた少女たちだというデマを、朝日新聞などのメディアが流布して定着させてしまったからで、これも完全な「インフォデミック」だったのである。  慰安婦強制連行デマの定着で、日本における「自虐史観」の全体主義は完成の域に達し、これに異議を唱えようものなら「極悪人」扱いされてしまう空気が出来上がっていた。  そんな中で「従軍慰安婦問題」を扱うに当たって、わしは「両論併記」から始めた。全体主義の中で完全に封殺されているが、実はこんな意見もあるんだよということをまず示したのだ。そうしたら読者の反響は轟轟たる非難で占拠されてしまうだろうから、それをどう説得していくかを考えようという計画だった。  ところがフタを開けてみたら、反響の8割が「強制連行ナシ」の意見で、「アリ」は2割程度、しかも「ナシ」の側が圧倒的に論理的なのに対して、「アリ」は感情的でヒステリックなものばかりだった。  これもまた現在の『コロナ論』を巡る状況とそっくりで、世間の大多数が信じ込んでいる情報がデマだと気づきながら、沈黙せざるを得ない人が世の中には一定数いて、その思いをわしが代弁したことで、我が意を得たりと殺到してくるのである。  それが世間の目には「邪教のミサ」に映ってしまうわけだが。  ともかくそんな読者の反響に力づけられ、わしは確信を持って慰安婦問題をどんどん描き進めていったが、同時に、それだけでは足りないとも感じていた。  わしは薬害エイズ運動や、その前に関わったオウム真理教事件から感じた問題に、解決策を提示しなければならないと思っていた。  なぜ薬害エイズ運動に参加した学生たちは「個」を持てず、いともたやすく運動体に呑み込まれてしまったのか? そしてオウム真理教信者の若者たちも、なぜいとも簡単に「個」を失い、荒唐無稽な教義を掲げる教団に呑み込まれてしまったのか? 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!