• このエントリーをはてなブックマークに追加

希蝶さん のコメント

 木蘭さんの土曜日のコラムについても、思ったことを記します。
 実は、先日、きょうだいにコロナワクチン接種をするつもりかどうか、電話で尋ねてみたところ、一人は(接種済みで)「その話はしたくはないです」で(なので、それ以上は言わなかった)、もう一人は(未接種で)「別にそのつまりはないけど」でしたが、自分が(何度もこの場で記しているように)上の人からそのことを話題にするなと言われていると口を滑らせたところ、「だったらなぜそんな話をするの、みんな大人で、自分の判断で接種するか決めているだけじゃないの、あなたはまた馘になりたいの?」といった返事で、「わたしにあなたのことを心配するな、と言ってるようなものじゃないの!」と激怒されました。

 姉のその気遣いを有り難いと思いつつも、やはり自分も尚更、身近な人たちがこんなワクチンの犠牲になるかも知れないことが堪えきれないことなどを話したつもりなのですが、結局話が折り合わず「わたしだって、会社から命令されたら接種するよ、生活がかかっているから」といった感じで、結局、向こうから一方的に電話を切られました。

 以上なのですが、あまり参考にはならないかな。しかし、どうすればいいんでしょうね。それこそ、ウクライナ情勢のように(くどいですが)黙って行く末を眺めていればいいのでしょうか?それだって、後悔すると思うのですが。
 ただ、自分の場合、何度も馘首されたことがあるので(試用期間とか、会社が合併でなくなったとか、ナルコレプシーで眠っていたことで社長の勘気を食らったりして)、どうにかされる可能性はなきにしもあらず、なんです(会社とか組織は意外にそういうことをします。どれだけ和気藹々としていて、信頼のおけるものだとしても)。自分の身を守るべきか(それも手遅れのような気もしますが)、それとも(最悪の場合も想定して)経緯をただ見守っていればいいのか…それ以前に、先に記したように、誰も自分の言うことに耳を貸そうともしていませんが。
 その最初の冷たい対応をした姉の話にしても、やはり心配ではあります。その人が自分の判断で決めた道なのだから、仕方がないのかな。やはり自分には人を説得する力が不足しています。
 木蘭さんのおかあさんの場合も、もう一人の客観的な意見があって、初めて納得された、というのだから、人間個人の力は小さくてひよわなものだ、と思いました。それでも(この場合の)戦いをやめてはならないのでしょう。さりげない形ででも。しかし…難しいかな。
No.136
34ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第427号 2022.2.22発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…皇統問題には、もうとっくに結論が出ている。側室が存在せず、その復活もあり得ない現代において、男系男子のみで皇統を維持するのは不可能である。それを可能にするためとして、男系固執派が提唱している唯一のプランは、「旧皇族」の子孫の男系男子を皇族にするという案だ。男系派はこれから皇族になる旧皇族系の国民男子が「いると聞いている」「時が来れば名乗りを挙げると聞いた人がいる」だのと言い張るが、直接に「私は見た」と言っている人は全くいない。いい加減、いるいる詐欺はやめろ!! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…忽那賢志が【結局、オミクロン株に新型コロナワクチンは効くのか?ファイザーとモデルナで効果や副反応に違いは?】という記事を書いている。厚労省のアドバイザリーボードが発表した資料によれば、ワクチン未接種者と2回接種者との10万人当たりの新規陽性者数を比べると、全ての世代において未接種者が2回目接種者よりも3倍~20倍ほど多いというのだ。ワクチン推進派が言う「ワクチン未接種者が感染しやすい」というのは嘘である!データの背後にあるインチキを見極めよう! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!コロナ脳の知人に目を覚ましてもらうために何をすれば良い?先日亡くなった漫画家のとりいかずよし氏との接点は?「身長170㎝以下の男は人権ない」炎上事件をどう思う?現状を打開して5類化するためにはイベルメクチンの普及が必要では?キャラデザインを担当した『ライブアライブ』について当時の面白エピソードとかある?人間が生まれてから死ぬまで、一回も地球に降りることなく暮らしていけるなんてことはあり得る?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第454回「いるいる詐欺は犯罪です」 2. しゃべらせてクリ!・第383回「真冬の怪談!雪女が世界を凍らせましゅ!の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第248回「『未接種者が感染しやすい』というウソ」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第454回「いるいる詐欺は犯罪です」  皇統問題には、もうとっくに結論が出ている。  議論はとっくのとうに終わっていて、これ以上話しても何一つ意味はない。  それなのに、なぜまだ議論を吹っ掛けてくる者がいて、事態が動かないままになっているのか、わしには全くわからない。   側室が存在せず、その復活もあり得ない現代において、男系男子のみで皇統を維持するのは不可能である。  それを可能にするためとして、男系固執派が提唱している唯一のプランは、 昭和22年(1947)に皇籍を離れた「旧皇族」の子孫の男系男子を皇族にするという案だ。  そして、安定的に皇室が維持されるためにはあと4つの宮家が必要なので、 4人の旧皇族系の男系男子を皇族にすればいい というのだ。  だが、この議論は根本の根本から終了している。   なぜなら、肝心のこれから皇族になってもいいという旧皇族系の男子など、ひとりもいないからだ。  4人どころか、ひとりもいないのだ!   旧皇族の子孫は、全員生まれた時から一般国民であり 、国民としての権利を持って生活し、人間関係を築いている。その全てを捨てて、国民に保障された人権がない皇族になりますという男なんて、いるわけがない。   実際、今まで複数のメディアが当事者に取材をかけているが、皇族になると答えた者はひとりもいないのである。  これだけで男系派のプランは最初っから失格である。その後で、いくら男系が正統であるかとか、伝統であるかとか、そもそも伝統とは何ぞやとかいうことをどうこう論じ合ったところで、何の意味もない。   ところがそれでも男系派は、これから皇族になる旧皇族系の国民男子が「いる」と言い張るのだ??????  しかもよく聞くと、 「いると聞いている」 だの、 「時が来れば名乗りを挙げると聞いた人がいる」 だのという話ばっかりで、 直接に「私は見た」と言っている人は全くいない。  ただし、この世にたったひとりだけ、私は皇族になってもいいと言う旧皇族系の人を見たことがある、それどころか話し合って意思を確認したことがあると言っている人がいて、その証言がなんと新聞の1面に載ったことがある。  それがこれだ。 (産経新聞2012年2月29日)  この記事では、その証言者を「旧皇族の慶応大講師、竹田恒泰氏」と紹介している。   だが、竹田は「旧皇族」ではない。単なる一般国民である!   旧皇族とは「元皇族」であって、皇族として生まれ育ち、後に国民になった人のことである。 その子孫は生まれた時から一般国民であり、「旧皇族系国民」とはいえるが、決して「旧皇族」ではない。 それは 「消防署の人」 と 「消防署の方から来た人」 くらいの違いがある。  ところがこの記事の最後には旧皇族の定義を、「占領政策で皇室が経済的に圧迫され、 昭和22年に皇籍離脱を余儀なくされた11宮家(うち4家は廃絶)の 男系子孫たち 」と書いている!   記事を書いた産経の記者は、旧皇族の子孫も旧皇族であり、竹田恒泰も旧皇族だと信じ切っているのである!!  実はこの記事は、その翌日に発売された産経新聞社の雑誌「正論」2012年3月号に掲載された、 「皇統問題 旧皇族一族の覚悟」 と題する竹田恒泰の文章(記事中では「論文」と称しているが、とても「論文」などと呼べたものではない)の宣伝である。    そこで、この文章について検証してみることにしよう。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!