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さらうどんさん のコメント

ライジング「ゴー宣」を読みました。

こういう視点は思ってもみなかったので目から鱗でした。
イメージで、共和党の大統領の方が「好戦的」なのかとつい思ってしまっていましたね。
これも自分は過去のゴー宣を読んで学んだことですが、
第二次世界大戦の死者数よりも多くの死者を出した「共産主義」も、
「善意」「正義」が根底の倫理観になっていましたね。
日本のリベラルとアメリカのリベラルは全然違うということを改めて思いましたが、
アメリカ以外のリベラルや社会主義や共産主義とも、日本のリベラルや社会主義や共産主義は違うところが結構あるだろうなと思います。
日本のような学級民主主義的な平和主義や反戦主義は、諸外国にはないでしょうから。


「トンデモ見聞録」を読みました。

ようやく地上波のテレビなどでも、ほんの少しずつではありますが、コロナワクチン四回目接種への懸念という形で、
「コロナワクチン打て打て」一辺倒のムードではなくなってきつつあるようですが、
それでもまだ世の9割以上の人がマスクを着け続け、1~3回目まで含めるコロナワクチンの接種率もエグいことになっている日本。
世界各国の動きからは取り残され、逆を行っているような気さえしてしまいます。
日本人が最初に武漢株に目一杯感染して集団免疫を得ていたことも、日本が積極的にそのように構えていたからなどではなく、
異常な間違った感染対策が蔓延する前に、たまたま武漢株が拡がってくれた、ということに過ぎないということと、
後は地域的に先祖からの免疫があったことも、今の日本人の死生観とは全然関係なく、あたりまえに「ウィズコロナ」だった先人のお陰とも言えますし、
今回はたまたま日本人には免疫があるウイルスだったから良かったようなものの、異常なデオドラント化に加えて、毒ワクチンの接種による影響で、
将来的にはガタガタになってくるかもしれないなとも思います。
日本の首相をはじめとする与野党の議員や、都知事を始めとする各都道府県の自治体の首長の頓珍漢っぷりも酷いものですが(中には少数ながらまともな議員や首長もいることはいるようですが)、
オーストリアはヤバいですね。オーストラリアも相当ヤバい様でしたが。よく似た国名で同じようにヤバいこの両国の動きを日本は反面教師に出来るのか・・・少しでも考えてくれる人を地道に増やしていくしかないですね。


追伸:Q&Aありがとうございました。

ファクターM楽しみにしております。
「継ぐ女神」さんの質問と小林先生の回答にありましたが、
「脱マスク」は本当に何とかしたいのですが、どうしたものか。
主に「反マスコミ」「陰謀論支持」の人が多くやっていそうな「ノーマスクデモ」じゃあ、
人々はマスクを取ってくれそうにないと思っています。むしろ逆効果になってしまっているかなと。


「コロナ論5」も購入して読みました。
巻末の描き下ろし漫画も含めて読み応えたっぷりでとても面白かったです。
理論の上でも、そんじょそこらの薄っぺらい「専門家」風情ではとても歯が立たないくらいに盤石だと改めて思いましたが、
ギャグにしている章がやっぱり好きです。
中川淳一郎さんもやっておられますが、徹底的に笑いのめしていくという方法も、
科学の理論構築との両輪でやっていかなきゃならないのかなと、読者としても思いました。
まずはこの本や井上正康先生の本などを熟読して、自分の武器に出来るようにしたいですね。
福岡伸一氏の著書からの「動的平衡」ということも、とても興味深かったです。

SPA!は、私は電子書籍が元々苦手で、本は紙媒体で読みたい派なので、
(以前にカレーさん達と感想会をやっていた時は電子版を買っていたのですが)
紙媒体の方で読めれば良いかなという派です。
しかし、それにしても、いくら扶桑社がフジサンケイグループだからと言って、
産経新聞の批判に繋がるようなことは言えないというのは、やっぱり煮え切らないところはどうしてもありますね。
「愛子天皇論」は他の出版社から出るとのことなので、変えられたり削られたりしたところもそこで読めるのはありがたいです。
なんだか「差別論」の時のことを思い出してしまいます。
右派左派問わず、出版社にも、論壇と同じような「ムラ意識」が根深いのかもしれませんね。
No.153
25ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第431号 2022.3.22発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…ロシアがウクライナへの侵略戦争を始めて、3週間以上が経過した。その間に、日本人の戦争に対する感覚があまりにも世界の常識からずれているということが明らかになった。何しろ侵略されたら逃げろとか、降伏しろとかいう発言が、テレビで平然と流れてしまうのだから。そして、日本人の感覚がずれていると感じたことは他にもある。それはアメリカの「保守」「リベラル」に対する認識だ。日本人の感覚としては、アメリカでは「保守」の共和党の方が過激で好戦的な「タカ派」であり、「リベラル」の民主党の方が穏健で平和的な「ハト派」だというイメージだろう。ところがこれが全然違うのだ! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…「まん延防止等重点措置」が3月21日でようやく解除されたが、これを機に完全自由になるという空気はなく、各都道府県知事がここぞとばかりに権力欲旺盛に身勝手な抑圧を加えようとしはじめている。人々も世間体を気にし、わけのわからない知事のパフォーマンスに従っている。日本よりも遥かにコロナの被害が大きかった世界各国のコロナ規制が、現在「どれほど緩くなっているのか」を報告しておこう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!普通の日常はもう戻ってこない?旧皇族系の男系男子を皇族にして4つの宮家を作ったところで、今の出生率を考えるとまた尻つぼみになるだけでは?ワクチンを接種してしまった人にできることって何がある?マスクを外させるためにはどうすれば良い?思い浮かんだアイデアはどうやって記録している?バッシングしたり絶賛したり…日本人は皇室が好きなのか嫌いなのかどちらなの?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第458回「リベラルの方が好戦的」 2. しゃべらせてクリ!・第387回「春ランマン! でもぽっくん花より春眠ぶぁい…の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第252回「世界各国、コロナ規制ほとんど撤廃されてます」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第458回「リベラルの方が好戦的」  ロシアがウクライナへの侵略戦争を始めて、3週間以上が経過した。  その間に、日本人の戦争に対する感覚があまりにも世界の常識からずれているということが明らかになった。何しろ侵略されたら逃げろとか、降伏しろとかいう発言が、テレビで平然と流れてしまうのだから。  そして、日本人の感覚がずれていると感じたことは他にもある。  アメリカのジョー・バイデン大統領が、無茶苦茶な表現でロシアのウラジーミル・プーチン大統領を罵倒している。  侵攻後は 「プーチンは侵略者だ。プーチンがこの戦争を選んだ」 という具合に「大統領」の呼称を省いて呼び捨てにすることが多くなり、さらには 「戦争犯罪人」 と断定し、 「ウクライナの人々にモラルに反した戦争をした真の悪党だ」 と言い放った。  そして極めつけには 「殺人的な独裁者、根っからのThug(サグ)だ」 と、チンピラ、極悪人、ギャング、殺人者など幅広いワルを意味する「Thug」というスラングまで使って罵倒したのだ。   各国の指導者で、他国の指導者をここまで罵った人などほとんどいない。  プーチンでさえ、自国民を統制するためには 「ロシア国民は、真の愛国者と人間のクズや裏切り者を常に見分けることができる。口の中に入り込んできたハエを道端に吐き捨てるように排除するのだ」 とかなりの暴言を吐いているが、バイデンに対してそんな言い方はしていない。中国の習近平だって、アメリカを非難はしても罵詈雑言は言わない。あんな罵倒をするのは、他には北朝鮮の金正恩くらいだろう。  ネットでは、バイデンは年を取り過ぎて感情のコントロールが利かなくなっているのではないかという憶測も出ていたが、いくらバイデンが年寄りだといっても、あれは決して耄碌して言っているわけではない。  一般的には、ドナルド・トランプ前大統領の方が過激な男だというイメージがあり、いかにもトランプこそああいう口汚い暴言を吐きそうだと思われているが、実際のところ、トランプからそんな発言は出ていない。   トランプはビジネスマンであり、経済のことを第一に考える。物事を善悪だけでは判断しないから、ああ見えてもこういう場面では案外慎重に言葉を使うのだ。  それに対して、 バイデンはリベラルである。   リベラルは損得勘定よりも、善悪や正義といった倫理観を最も意識するから、こういう場面では逆に過激になる。人権が徹底的に蹂躙されるようなことが起きようものなら、怒髪天で激怒するのだ。  日本人の感覚としては、アメリカでは「保守」の共和党の方が過激で好戦的な「タカ派」であり、「リベラル」の民主党の方が穏健で平和的な「ハト派」だというイメージだろう。  ところが違うのだ。 共和党は「損か得か」 で考えるが、 民主党は「正義か悪か」 で考える。 だから実は「リベラル」の民主党政権の時の方が、戦争は起こりやすいのである。   そもそも第二次世界大戦に参戦した当時のアメリカ大統領は、 民主党のフランクリン・ルーズベルト だ。  ルーズベルトは日本にハルノートを突き付けて開戦を余儀なくさせ、真珠湾攻撃を受けるとこれをプロパガンダに最大限利用し、厭戦ムードの強かった国内世論をひっくり返してヨーロッパ戦線への参戦も実現させた。  また、時代をさかのぼれば 第一次世界大戦に参戦した際の大統領も、 民主党のウッドロウ・ウィルソン だった。   朝鮮戦争は民主党の ハリー・トルーマン の時。 ベトナム戦争 は、共和党のアイゼンハワー政権時代に紛争が始まっているが、 大幅に兵力を増派したのは民主党の ジョン・F・ケネディ 、 トンキン湾事件を起こして泥沼の戦争にしたのはこれも民主党の リンドン・ジョンソン である。   ビル・クリントン大統領はソマリア内戦への介入や、ユーゴスラヴィア空爆への参加、イラクに対する「砂漠の狐作戦」と呼ばれる大規模空爆、スーダンへのミサイル攻撃を行っている。  湾岸戦争を起こしたジョージ・ブッシュ、アフガン戦争、イラク戦争を起こした息子のジョージ・W・ブッシュは共に共和党だが、イラクのクウェート侵攻だの、9.11テロだのが起きては、この時の大統領が民主党だったとしても、間違いなく戦争に踏み切っていただろう。  ブッシュJrの次の大統領となった民主党、 バラク・オバマ は就任直後の演説ひとつでノーベル平和賞まで取ってしまったが、 実際にはその任期8年の全期間にわたって戦争をしており、イラク、シリア、アフガニスタン、リビア、イエメン、ソマリア、パキスタンに対して2015年は2万3144発、2016年には2万6171発の爆弾を投下している。  9.11テロの首謀者・ ビンラディンを暗殺したのもオバマ政権 である。オバマ政権では毎週火曜日の会議で「ベースボールカード」と称されるテロリストたちの履歴書を確認し、 大統領自身が暗殺リストを決定していた という。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!