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競(キソイ)さん のコメント

女性の立候補者に対しては、「貴女には投票しません。だってあなたは女性だから。それがウチのきまりだから…と、そう言われたらどう思われますか?」という切り口が使えましたが・・・


藤井聡氏は、あの『戦争論』を一体どう読んだのでしょうか?
「高尚なる思想ごっこ」なのかどうなのか、どんなひねくれた読み方をしたら「保守=反米⇒ロシア・プーチン擁護」という図式になるのでしょうか???σ(°″゜)

もしかすると、アフガン戦争イラク戦争で、この国のいわゆる保守言論人は実は「従米ポチ保守」だったと、師匠西部邁氏がよしりん先生と批判してたから、
「反米こそが真正の保守なんだ!」とそう思い込んで、そこ止まりでそのまんま今日に至るとか???

もっと素直に読んだらいいものを……
日本の満州進出・日米開戦と今のロシアが同じだなんて、何のこっチャイナな話だと思うはずでしょうけれど……。

確かに、ロシアのウクライナ侵略をかつての日本になぞらえるような、いかにもサヨクっぽい雑な言説はこれまでいくつか目にしましたが、
あの西部邁氏の弟子筋という藤井聡氏ら「表現者クライテリオン」から、そんな歴史認識が発せられるとは・・・
保守へと向かっていって、行き過ぎちゃって、この惑星をぐるっと一周してしまって、戦後民主主義サヨクに戻ってきてしまった……みたいな???モチロン…(¤̴̶̷̀щ¤̴̶̷́*)ギワクノワクセイニカカッテ…


エマニュエル・トッド氏といい、今現在「悪」を行っているのはロシアであって、アメリカを今なじることに果たして何の意味があるのか?
欧米諸国がロシアへの経済制裁&ウクライナへの武器供与を止めたら、ロシアはウクライナから完全撤退するのか?
絶ッッッ対にそんなことはあり得ないでしょうと。ハッ!ゞ(`″´)ダレニカッコツケテンノ!?

ましてや、かつての日本と今のロシアを重ね合わせたところで、何の意味があるのか?
様々な視点からウクライナ戦争を語らい論じてみるとか、
そんなのは、創作者の思考遊戯としてなら面白くもなるのかもですけれど、保守を自称する言論人ならただの価値相対主義の戯言でしかないですよ……と。


確か、昨年最後の「ゴー宣道場」のテーマが、「日本大劣化現象」だったかと。
あれからこの半年の間に、まっだまだ劣化事象が次から次へと噴出してきていると。
前回のあの「緊急事態条項で虐殺が起こる」とか、あんなトンデモを真に受けてしまうほどに・・・。ケッソン クラック エフロ サビ アマモリ…(❂Д✪;;)カイシュウスルカ カイタイシカナイノカ……

栄養や生活リズムのバランスが崩れれば、免疫力が弱まり、ウイルスに負けてしまうように、
日本人のバランス感覚が崩れれば、トイレットペーパーも自費で賄うほどに弱っている我が国の免疫力を、さらに弱らせかねないことになると。


今回の選挙、「愛子天皇実現」に向けた候補者へのアプローチばかり気がいってしまって、
ぶっちゃけ「投票」のことはあんまり考えてなかった…というかうっかり度忘れしてしまっていましたが、
「愛子天皇」だけでいえば、確かにウチのところも立憲民主党しかないかな…と。

ですが、「防衛費増額に反対」だから投票しただなんて、そう思われたら困るんだよなぁ……。テロタイサクトクソホウダッテ…ሣ( ᢲ ;)ሥ………ガッショウ…

一応、立憲民主党の候補者には、「『愛子天皇への道サイト』によると、国民の9割が待望する愛子天皇に賛成だそうで、庶民の声を聞く耳をお持ちでいらっしゃるようで、
憲法違反で非常識な旧宮家系男系男子養子縁組案を押し進めようとする岸田政権よりは“信頼”できると判断させて頂きました。
さすが立憲民主党と名乗るだけあって、憲法違反を見過ごしたりはしないわけですね。」なんて書いておきましたが……。


そう、選挙とは結局「政策」つまりは「論理」ではなく、「信頼」で投票するものなんだなと。
「権威主義」を含めての「信頼」……。

そうなると、やっぱり自民党が強くなると。
どれだけ大層な政策を掲げていても、大した野心のない少人数政党では、明らかにそれを実現できるだけの力はないだろうと、全然信頼されるわけがないと、
私も、今回立候補者へのメッセージをあれこれ考えてて、そう思いました。マサニ…σ(=″=;)ザ·クソゲー……


それと、「憲法が、権力に対する国民からの命令書だと、誰もが分かってない」ということですが、日本の場合それも無理ないのではないか?と。
大抵の日本人は、日本国憲法はマッカーサーらが作って押し付けられたものだと知っているわけだし、
左翼なんか、「平和への願いから生まれた」なんてメルヘンチックなことを言ってますし……。

なら、ネット民の喜ぶ「アナウンサーのような語り」でもって、憲法・立憲主義の解説動画を上げればいいのでは?…と思いましたが、
はっきりいって、全然ウケないだろうなぁ……と。
せめて、リテラシーについて教育しているというフィンランドのように、学校でもっと憲法の授業をやってたなら、
「ああ、それって学校でやった覚えがあるな…」とかなって、少しは皆楽しめるものになっただろうけれど……。

「立憲的改憲」、まだ我々はスタートラインにすら立っていないと!?!??ダ~レモツイテキテナイ…ρ(тωт`)モウ イジケチャウゾォ……
それこそ、いい歳こいた大人相手だろうと、8歳児に教えるようにやらなければ…??(;ơ ₃ơ)バブ~…


ともかく、今回各立候補者たちに向けたメッセージを一つ一つ考えてみて、「愛子天皇への道サイト」を活用して「個の連帯」「ボーカルマジョリティー」を自分でやってみて、マダマダゼンゼン…σ(१₃१;)ヤリキレナカッタケレド……
私の中に何かモヤッとした感覚が生じてまして、
これは何か生まれるのか?何か見えてくるのか?それとも何でもないのか?

勿論、私も『脱正義論』は読んでますので、運動にハマったとかそういうことではないのですが、自分だけではどうにもまだ全然整理できなくて…!
たけし社長と、そしていよいよ「動くカレーせんべい様」を拝見できるのか!ヒュ~♪(*’▽’ノノ゙✾❁❀❃✲✿✼✻✽✺
今度の「オドレら正気か?LIVE」、この私のなんだか分からないこのモヤモヤを何とかして!
どうか私めの思考を助けて頂けたら!ウミヲワルカノゴトク…٩( ᐛ Ξ ⍢ Ξ ᐖ )ﻭモーゼントタチムカッテイクッシュ!!

No.180
29ヶ月前
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第440号 2022.7.5発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…仮にも西部邁門下を名乗る知識人たちが、臆病者の戦後民主主義サヨクと全く同じ心性によって価値相対主義に陥り、誰一人わしの『戦争論』にも追いついていなかったという事実には、唖然とするばかりだ。「表現者クライテリオン」7月号の巻頭コラムには「今回のプーチンの決断を眼にした際に思い浮かべるべきは、〈ヒトラー〉などではなくて、むしろ、追い詰められていった先で暴発した戦前の日本だろう」などと書かれており、「戦前の日本」と「プーチン・ロシア」は同じだと主張しているのだ。言ってることが全て間違っている! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…7月1日、東京都内で熱中症の疑いで301人が救急搬送された。21人は重症だという。たった1日での数字だ。今年は、すでに昨年を上回るハイペースで救急搬送が増えている。さらに重度の熱中症にかかると後遺症を抱えることもある。厳しい暑さの中、未だにマスク着用を徹底している日本人は頭がおかしいとしか思えない。コロナなんかよりもはるかに恐ろしい熱中症の実態を知れ! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…銭湯と、自宅の風呂やホテルに付いているような個室の風呂、どっちが好き?どっちもどっち論の主張の根底にあるのは○○では?「引退」についてどう考えている?中共が台湾に侵攻した際にも「価値相対主義・どっちもどっち論」を唱える識者は現れるの?藤井聡氏らは「西部イズム」を誤解しているのでは?テレビの討論番組に出た経験は何かの糧になっている?聴覚障害を理由に損害賠償額が減額された件をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第469回「ロシアと戦前の日本が同じだと?」 2. しゃべらせてクリ!・第396回「へむむ~っしゅ! 男の涙は武器にならんとでしゅか?の巻【前編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第263回「マスクは本気で危ない!熱中症は恐ろしい!」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第469回「ロシアと戦前の日本が同じだと?」  先週予告したとおり、「戦前の日本」と「プーチン・ロシア」は同じだと主張する「表現者クライテリオン」7月号の巻頭コラムを徹底批判する。  それにしても、仮にも西部邁門下を名乗る知識人たちが、臆病者の戦後民主主義サヨクと全く同じ心性によって価値相対主義に陥り、誰一人わしの『戦争論』にも追いついていなかったという事実には、唖然とするばかりだ。  問題の巻頭コラムで、匿名の筆者(どう見ても編集長の藤井聡氏だろう)は、次のように述べている。   さらに言えば、今回のプーチンの決断を眼にした際に思い浮かべるべきは、「ヒトラー」などではなくて、むしろ、追い詰められていった先で暴発した戦前の日本だろう。 (中略) 戦前の日本がアメリカと衝突する直接の切掛けを作ったのは、「日本の利益線・生命線」であるところの満州――ロシアにとってのウクライナ――であったことを想い出すべきである。そんな過去を持ちながら、今回の戦争を前に、狂気の膨張主義者の所業だと他人事のように批判できてしまう日本人の感覚が私には分からない。  えらそうに言っているが、言ってることが全て間違っている。  プーチンが戦前の日本と同様に 「追い詰められていった先で暴発した」 なんてことは、断じてない!!  確かに戦前の日本は、経済制裁によって極限まで追い詰められた末に戦争に踏み切った。ただし、わしは決してそれを「暴発」とは言わない。  日本は「ABCD包囲網」(A=アメリカAmerica、B=イギリスBritain、C=中国China、D=オランダDutch)と呼ばれる対日経済封鎖網によって対外資産を凍結され、さらに石油やゴム、タングステン、ボーキサイトなど、生活必需品の原料となる資源をことごとく禁輸され、徹底的に経済を締め付けられた挙げ句に開戦を決断したのだ。  だが、 ロシアが欧米から経済制裁を受けたのは 「開戦後」 である!  ロシアが経済制裁で追い詰められて開戦したという事実は一切ない。  たった4,5カ月前の出来事の前後関係も分からないのだろうか?  戦前の日本がアメリカから受けた経済制裁の中で、致命的だったのは 「石油全面禁輸」 だった。  石油のほとんどを輸入に頼る日本では、 「石油の一滴は血の一滴」 と言われていた。石油備蓄量は平時で2年分、戦時で半年分しかなく、これを使い切ったら軍も産業も全てが崩壊する。日本はまさに国家存亡の崖っぷちまで追い込まれたのだ。   それに対してロシアは、 世界第3位の原油産出国 である!!  ロシアはウクライナ侵略後に強力な経済制裁を受けても、「石油輸出」をカードにして欧州に脅しをかけ続けることができて、今も石油で1日10億ドルの利益を上げている。   これでどうして、戦前の日本と現在のロシアが同じと言えるのか?  これだけでも、あまりの狂いっぷりに大爆笑である。  だが、藤井氏の歴史認識の誤りはこれに留まらない。あまりに多すぎて手が付けられないほどだが、なるべく丁寧に解説していこう。   対米開戦前、日本・東条英機内閣は戦争を回避すべく、アメリカに「甲案」「乙案」という譲歩案を提出した。 「甲案」の概要は以下のとおりで、軍の猛反対に抗して東郷茂徳外相が必死にまとめたものだった。   1.日本と支那の間に和平が成立した際は、支那に展開している日本軍を2年以内に全面撤兵させる。  2.支那事変が解決した際は、「仏印」(フランス領インドシナ=現・ベトナム)に駐留している日本軍も撤兵させる。  3.通商無差別待遇(自由貿易)が全世界に適用されるなら、太平洋全地域と支那に対してもこれを認める。  4.日独伊三国同盟への干渉は認めない。  後の「東京裁判」において、アメリカ人弁護人・ブレークニーは 「日本の真に重大な譲歩は東条内閣が作成した『甲案』であり、『甲案』において日本の譲歩は極限に達した」 と言っている。  そして東条内閣は「極限の譲歩」をした上さらに、甲案での交渉が決裂しても、 日米開戦だけは防ぐための暫定協定案として「乙案」も用意していた。 その概要は以下のようなものである。   1.蘭印(オランダ領東インド=現・インドネシア)での物資獲得が保障され、アメリカが在米日本資産の凍結を解除し、石油の対日供給を約束した際には、南部仏印から撤退する。  2.更に、支那事変が解決した際には、仏印全土から撤退する。  経済制裁さえ解除されれば撤退するというわけで、つまり日本の南方進出はあくまでも経済的問題のためであり、 「領土的野心」はないという意思の表明だったのである。  ところが、アメリカは「甲案」「乙案」を一顧だにせず、それまで積み重ねてきた日米交渉の経緯も全て無視した 「ハル・ノート」 を突き付けた。その概要は以下のとおりだ。   1.日本軍の支那・仏印からの無条件撤兵。  2.支那における重慶政権(蒋介石政権)以外の政府・政権の否定(日本が支援する南京国民政府=汪兆銘政権の否定)。  3.日独伊三国同盟の死文化(独伊両国との同盟を一方的に解消)。   つまり、日本に対して明治以降大陸に築いた権益の全てを放棄せよと迫ったわけである。  これは、後に「東京裁判」で パール判事 が、このようなものを渡されたら 「モナコやルクセンブルクのような小国でも矛をとってアメリカと戦ったであろう」 と評したほどのものだった。  しかも、これを渡したら戦争になるということはアメリカの側も百も承知で、ハル国務長官は「ハル・ノート」を日本側に手交した後、スチムソン陸軍長官に、 「私は日米交渉から足を洗った。今や、この問題は貴方とノックス(海軍長官)、すなわち陸海軍の手中に落ちた」 と言った。  ハル・ノートを渡したらもう交渉はなく、あとは軍隊の仕事だと分かっていたのである。   さて、ロシアは戦争を回避するために「甲案」「乙案」を出したか?   アメリカはロシアを開戦に追いこむために「ハル・ノート」を突き付けたか?  そのようなことは一切なかった。   ロシアは一方的に軍を展開し、戦争回避のための外交交渉など何ひとつやらず、問答無用で侵略を始めたのだ。  また、日本は米英に「宣戦布告」をして(米国への通達が遅れるという大使館のミスはあったが)戦争を行ったが、ロシアはウクライナに宣戦布告もしていないし、「特別軍事作戦」と称して未だに「戦争」であることすら認めていない。  どこをどう探しても共通点が見つからないではないか!  そして何よりも、この立論の根本である 「日本にとって満州が『生命線』だったのと同様に、ロシアにとってもウクライナが『生命線』である」 という主張が、根本的におかしいのである。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!