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競(キソイ)さん のコメント

私も今度の「オドレら正気か?横浜LIVE」に向けて、グレンゴ・アンドリー氏の本を、本屋にあったやつ二冊購入しまして、
『NATOの教訓』の方はまだ途中ですが、『プーチン幻想』の方は読み終わりました。ネタバレ……(´・・`;)マアイイッテコトサ……

発売はもう3年前のようですが、ロシアのウクライナ侵略が始まった今となっては、ものすごい説得力のある内容でした。
「どっちもどっち」と言って、ロシアに日本としてのナショナリズムを食わせてしまった藤井氏のような人に、これは今是非ともお勧めしたい一冊ですな。
如何にウクライナ戦争を他人事として語っているのか、如何に我々日本人が平和ボケているのか、思い知らされる……というか、思い知らなければならない!と。オモイシルガイイ!!\\\\(σ°″°)σ////オハナバタケハ タチマチカレハテルノダ!!


その『プーチン幻想』の中では、ロシア・プーチンに尻尾を振りまくった安倍元首相についても批判されてて、
あれを読んで、正にその通りじゃないか!というしかないのですが、
長いこと権力の座にふんぞり返っていた……ただそれだけのことであれだけの人が献花台に列をなして花を添えているのかと。
あの中に、一体どれくらいアベノミクスの恩恵を受けた人がいるのだろうか・・・???アッシニトッチャア…σ(;¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)スイカワリノスイカニシタイヒトナンバーワン ナンダケドナ……

あれぞ正に「権威主義」「お上に従う日本人」の姿そのものだなと。
あの安倍元首相を国葬!?勲章授与!?!?
今の日本は、日本の民度は、日本人のその度を越したお人好しなマヌケさによって、レイプ軍の指揮官が勲章を授与されるようなあのロシアとあんまり大差ないところまできているのではないか??と。Σ(。Д°;)。Д°;;)。Д°;;;|||


それはともかく、「統一協会」、私もかつて読んだあの名作、
いや、掛け値なしに名作目白押しだった『ゴー宣』の中にあって、「怪作」とでも言うべきあの衝撃的な章のことは、勿論よく覚えています。❁.。.( ॢꈍ◡ꈍ ॢ)

というか、私はあれを読んで初めて「統一協会」というものを知りました。
あれを読んで、親に「統一協会って何?」と聞いて、
大人は皆知っているヤバい宗教だと、そう認識してきました。

ただ、私が『ゴー宣』を初めて読んだのは、1995年のちょうど今頃の時期、あのオウム事件の後のことでした。コトシデ…❀щ(`∀´)9ドクシャレキ27ネンジャイ!!
日本でカルト教団と言えば、先ずオウム真理教が上がって、統一協会はその影にすっかり隠れていたような……。


つまり何を申し上げたいかと言いますと、よしりん先生も仰っていたように、
『ゴー宣』を読んだことがない者は、統一協会を全然知らない、名前くらいは聞いたことあっても、そのヤバさまでは全然知らない、という人は確かにあり得るな、ということ。

実際、あの安倍元首相銃殺事件の明くる週、一緒に仕事していた人が、「安倍さんの関わってた宗教って何だろう?」と言うから、
私は既に情報を掴んでいましたので、「統一協会らしいですよ」と言ったら、その人は何かきょとんとして、無言の間が……
側にいた他の年配の仕事仲間の人が、スマホで確認したようで、「ああホントだ、統一協会か、桜田淳子の合同結婚式のやつだ…」と。

私も統一協会なんて皆知っていると思い込んでましたから、あの時は気づきませんでしたが、
あの人はひょっとしたら統一協会を知らなかった……?σ(゜°;)オヨヨ?


というわけで、私も正直言えば、安倍元首相よりもあの犯人の方に同情してしまってます…。アッケナクイッチマイヤガッテ……σ(=″皿=*)「アイコテンノウ」ニ ジタンダフムコトナク…
不謹慎と言われても、あの安倍元首相に国葬だの勲章だのというなら、公文書改竄の件で安倍政権に自殺に追い込まれたあの赤木氏にもしてやるべきたと思ってしまう。
岸田政権がやろうとしているのは、『北斗の拳』でカイオウがヒョウを魔界に落とすために、ヒョウの恋人を殺して、葬儀を盛大に執り行ったようなやつではないか?と。

結局、安倍元首相の死をめぐって様々なところでより浮き彫りとなったのは、
この国は、「権威主義」がいよいよそれこそカルト級になってきているのではないか?と。

「民主主義」は、国民が思考停止して大衆化すればするほど、たちどころに「愚民主主義」へと堕し、「権威主義」となってしまうと。
その防腐剤となるのが「立憲主義」ということですが、この日本には全然立憲主義が根付かない……。


統一協会のヤバさにしても、皇統にしても、そして「憲法とは権力に対する国民からの命令書」ということも、
権威主義に邪魔されて、まだまだ日本人の「常識の綱」には編み込みきれてはいなかったと。

改憲・緊急事態条項によって、虐殺が起きたり女・子供が戦場へ送り出されたりと、バカ言うな!そんなわけないだろ!と。ソレヨカ…(Ŏ″Ŏ;)コウキョウノフクシノホウガヤベーダロッテ
しかし、むしろこのまま立憲主義が育たずに、日本がロシアのような権威主義国となってしまう方が、そういうことも起こる可能性は充分あり得る!と。
ナチスドイツのあの犯罪は、民主主義が権威主義になったことによって起きてしまったのだぞ!と。


このまま皇統が断絶し、日本最高最上最善の権威が消滅すれば、
いよいよエセ権威と、それに思考停止で追従する大衆・畜群による権威主義が暴走することになるであろうと。
そうなれば、民主主義は完全に機能不全となり、統一協会のようなカルトもそこらじゅうで幅を利かせるようにもなり得ると。
今の日本を見ていたら、その可能性は新コロ第8波よりもあり得るかと。

…「北海道ゴー宣道場」、こんな感じで論理で繋がるかな、と。'`,、(´∀`) '`,、
さあ、皇統、憲法、どうする???


No.141
29ヶ月前
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第441号 2022.7.12発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…前々回・前回に続き「表現者クライテリオン(7月号)」のウクライナ戦争に関する論評の批判である。この特集の冒頭に収録されているのは藤井氏と元外交官・東郷和彦氏のオンライン対談である。しかしこの東郷氏は外務省時代、鈴木宗男の下僕のような存在で、北方領土の「二島返還先行論」という売国策を推進していた張本人であり、その発言は、以前から「ロシアべったり」だとさんざん批判されてきたのだ!「第三者」として「冷静に」「淡々と」見ることが重要と言いながら、完全にロシア側のプロパガンダに乗っかった、デマと陰謀論だらけの対談を徹底批判する!! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…世界3大通信社である、英ロイター通信、米AP通信、仏AFP通信をはじめ、PCRをやめて集計を終えた国が増えているが、日本では毎日感染者数が発表されつづけ、陽性者数の推移を表示したサイトがいまだに重宝されている。そんなマスク村・日本では、とうとう学者からこんな発表が登場した…〈豪雨時のマスク避難はアリかナシか?〉…そんなことわざわざ実験などしなくても常識でわかりそうなことだが、大真面目に研究している学者がいるのだ。コロナを煽るのではなく、水辺でのマスク着用の危険を煽れ!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…小学生くらいの子供がいたとしたら、マスクを外させるために学校や教育委員会とどのように戦う?「日本はロシアとウクライナの交渉の橋渡しをして停戦に尽力すべき」というのは可能だと思う?クライテリオンの藤井氏らは、むしろ西部邁氏の後をしっかり継いでいるのでは?日本のNATO加盟は可能?安倍晋三氏が殺されたことに同情していない自分はオカシイ?統一協会を野放しにしていた行政にも責任があるのでは?安倍晋三氏の国葬をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第470回「怒りのデスロードだぜ!」 2. しゃべらせてクリ!・第397回「へむむ~っしゅ! 男の涙は武器にならんとでしゅか?の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第264回「取り残されたマスク村・日本のヤバさ」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第470回「怒りのデスロードだぜ!」  あんな事件が起きてしまった以上、安倍晋三や統一協会について書かないわけにはいかないのだが、それは次回以降にする。  それよりも先に、前々回・前回と続けている「表現者クライテリオン」7月号のウクライナ戦争に関する論評の批判を済ませなければ、これがすっかり霞んでしまいかねない。これだけは、どうしてもやらねばならないのだ。  同誌は「『ウクライナ』からの教訓」と題して約100ページにもわたる特集を組んでいるのだが、ライジングで2回書いても、まだ藤井聡編集長による巻頭言と、藤井氏が筆者であろう匿名の巻頭コラムしか批判できていない。それほどまでに酷いのだ。  今回はようやく特集そのものを扱うことができる。その冒頭に収録されているのは、藤井氏と元外交官・東郷和彦氏のオンライン対談である。  わしは藤井氏らと本を出す予定だったが、「オンライン」で話して作ると言われたので断った。しかし藤井氏にとってはオンライン対談での記事づくりは普通のことらしい。  対談の冒頭、藤井氏はこんなあいさつをする。   このたびはお時間をいただきまして、ありがとうございます。我々『表現者クライテリオン』は、東郷先生もお付き合いいただいていた西部邁先生がつくられた『発言者』『表現者』の後継の雑誌としてやっております。  わざわざ「我こそは西部邁の後継者なるぞ」と宣言してから対談を始めることに違和感を覚える。権威主義的な態度に見えて、つい顔をしかめてしまった。クライテリオンは皇室論にしろ、ウクライナ問題にしろ、西部の思想を受け継いでいるとは到底思えないから、なおのことそう思わざるを得ない。  続けて藤井氏は、対談の趣旨をこう説明する。   今回の企画は「『ウクライナ』からの教訓」です。テレビ・新聞・雑誌を見ると、「ロシアの軍事侵攻は許されざる暴挙であり、ロシアが全面的な悪でウクライナが完全に被害者である」という勧善懲悪のストーリーになっています。  それで何も悪くないはずなのだが、藤井氏はそれにこう異議を唱える。   もちろん、そういう側面があることには同意するのですが、それ以外の様々な文脈もあることもまた事実です。そうである以上、アメリカ・ウクライナ側の激しいプロパガンダ戦も割り引きながら、第三者の視点で冷静にウクライナとロシアの戦いを眺め解釈し、淡々と教訓を引き出していく必要があります。  要するに、 「『ウクライナ=善、ロシア=悪』以外の視点もある」という「価値相対主義」 を言っているのだ。  だが、そんなことを言い出せば、これは間違いなく前々回に詳しく批判した 「どっちもどっち論」 に行きつく。 ( https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar2106378 )  それは確実にロシアの「悪」から目をそらし、ロシアの味方をする結果となる。そう批判されるのが分かっているから、藤井氏は 「もちろん、そういう(勧善懲悪の)側面があることには同意するのですが」 という逃げの一言を用心深く、忘れずに入れておくのだ。その学校秀才優等生的臆病さには、もう笑うしかないが。  そもそもロシアの国際法無視、ウクライナ侵略というあまりにも明らかな事実を目の前にしながら、なおも 「第三者の視点で」「冷静に眺め解釈し」「淡々と教訓を」 なんて呑気なことを平気で言っていられる藤井氏は、日本人としての立場を完全に忘却しているとしか思えない。   日本とロシアの間には未だに第二次世界大戦の講和条約も締結されておらず、北方領土を不法占拠されたままである。  ロシアは日本にとって「敵国」であり、しかも「隣国」である。ロシアに侵略されているウクライナのことは 「明日は我が身」 として見なければならないのだ。 それを全くの他人事のように「第三者の視点」だの「冷静に」だの「淡々と」だのと言えるのは、価値相対主義に芯まで染まって、日本人としてのナショナリズムを完全に失っているからである。   ナショナリズムのない保守なんて、ありうるのだろうか?  そんな藤井氏は、北方領土問題に関してはこう言っている。   しかも、日本はロシアとの間で北方領土問題を抱えています。そうした関係がある中で、単に欧米と同じ論調でロシアを非難し、ウクライナを支援するだけでは適当とは言い難いように思います。  何を言っているのだろうか? 北方領土問題があるからこそ、ここは欧米と歩調を合わせてウクライナを支援し、ロシアを追い込むべきじゃないか。 ロシアが徹底的に弱体化した時にこそ初めて北方領土返還のチャンスが生まれるはずであり、むしろ領土拡張に意欲を燃やす「帝国主義化」しているときに、北方領土を日本に返すなんて、100%ない! 今回に関しては欧米と協調すること日本の国益になるのだ。 ところが、藤井氏は決してそうは考えない。むしろ欧米とは違う論調を探るべきだと思っている。  藤井氏は、どの立場にも立たずに高みに上り、「第三者」として「冷静に」「淡々と」見ることが「中立」で「客観的」で「知的」な態度であり、これこそが知識人たる態度だとでも思っているのだろうか? だとしたら、あまりにも単純で幼稚な感覚だと言うしかない。  以上、疑問だらけの前口上を述べた上で、藤井氏は本題に入る。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!