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さらうどんさん のコメント

ライジング「ゴー宣」を読みました。

私はクライテリオンは読んでいないので、この「ゴー宣」での批判を通じて、
藤井聡氏がどんなことを言っているかを知ったのですが、酷いものですね。
東郷和彦氏と、彼の祖父の東郷茂徳氏については、不勉強でよく知らなかったのですが、
ハル・ノートの件は戦争論でも描かれていたので浅学ながら知っております。
玉川徹氏や橋下徹氏が言っている「侵略されたら、被害が少ないうちに降伏すべき」的な話は、
TVという巨大メディアで何千万という視聴者に垂れ流されていますが、
(確か森永卓郎氏とかも似たようなことを言っていた記憶が)
戦後民主主義どっぷりの感覚の人の根底にあるような意識だと思いますし、
そういうものに本来であれば流されちゃいけない筈の「保守」を名乗る者が、
どっぷり流されてしまっているという図は滑稽ですね。
ロシアは隣国の筈なのに「日本とは無縁の遠くの異国」という感覚になってしまえることがびっくりです。
「国防」に関する意識も「自分とは無縁のこと」という感覚なんじゃないでしょうかね。
こんな調子では、北方領土が還ってくることなど夢の夢で、竹島も尖閣諸島も好き放題にされっぱなしになるんじゃないでしょうかね。


「トンデモ見聞録」を読みました。

「興味が薄れて来てしょうがないことに頑張ってアンテナを張っているのが本当につらい」・・・うーん、読者としても、そんな状況で木蘭さんに頑張ってもらうのは心苦しいですね。
確かに読者としても、コロナ騒動に関してはもうゲップが出そうな感じになってしまっているのが本音です。
でも相変わらずダラダラとコロナ脳な人達が要らんことを続けてきますよね。
江本孟紀氏の発言に関しては全くその通りだと思いました。
それに対してマスコミでの伝え方は、相変わらずビビッてるコロナ脳に媚びたアホな映像・発言がまだまだ膨大のようですし、
(そもそもマスコミ側も、自分達が「火付け犯」だとは認めたくないから、とにかく「ウイルスのせい」やら「気の緩みのせい」とかにして逃げたいというのが見え見えですけどね)
紹介されたコロナ脳の大学教授の言ってることも「ヒマかよ!」ってツッコミたくなるような馬鹿馬鹿しさですね。
これを取り上げてるヤフーもどういうつもりなんだろうと思いますし、
記事を読んで「アホか!」って受け止めてるユーザーはいいでしょうけど、
この記事を真に受けてる人が結構いるかと思うとクラクラしてきますね。


追伸:Q&Aありがとうございました。

1個目の質問に関しては全くお恥ずかしい限りです。


「オドレら正気か」ニコニコ生放送も見ました。

熱く語るカレーせんべい氏、落ち着いた口調のたけし社長、フォローやツッコミが的確過ぎる木蘭さん、盤石のよしりん先生、面白かったです。
前回、変なところで変な混ぜっ返しをしてぶち壊した宮沢氏の件があって、コロナ騒動に関する「総括」が出来ないままだったので、
今回、意見運動も含めたコロナ騒動の本当の意味での「総括」が出来て良かったと思いました。
ニコニコ生放送終了後のカレー氏とたけし社長の表明(世界のゴー宣ファンサイトで読みました)も良かったと思います。
「脱正義論」の愛読者と言っていた人が、岡田晴恵氏だったり、藤井聡氏だったりで、この二人にはガッカリさせられていたので、
「脱正義論」を愛読していた人に、ちゃんとした人もいるんだよってことを表明出来たのも良かったと思いました。
でも、ゴー宣のスペシャル本と言うと、「戦争論」「脱正義論」を上げる人が多いですけど、
他のスペシャル本のことを上げてくれる人も出てこないかな?と思います。
スペシャル本と言えば、ゴー宣とは別のカテゴリになるのかどうなのかまだ分かりませんが、
「ファクターM」を楽しみにしております。
No.176
27ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第441号 2022.7.12発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…前々回・前回に続き「表現者クライテリオン(7月号)」のウクライナ戦争に関する論評の批判である。この特集の冒頭に収録されているのは藤井氏と元外交官・東郷和彦氏のオンライン対談である。しかしこの東郷氏は外務省時代、鈴木宗男の下僕のような存在で、北方領土の「二島返還先行論」という売国策を推進していた張本人であり、その発言は、以前から「ロシアべったり」だとさんざん批判されてきたのだ!「第三者」として「冷静に」「淡々と」見ることが重要と言いながら、完全にロシア側のプロパガンダに乗っかった、デマと陰謀論だらけの対談を徹底批判する!! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…世界3大通信社である、英ロイター通信、米AP通信、仏AFP通信をはじめ、PCRをやめて集計を終えた国が増えているが、日本では毎日感染者数が発表されつづけ、陽性者数の推移を表示したサイトがいまだに重宝されている。そんなマスク村・日本では、とうとう学者からこんな発表が登場した…〈豪雨時のマスク避難はアリかナシか?〉…そんなことわざわざ実験などしなくても常識でわかりそうなことだが、大真面目に研究している学者がいるのだ。コロナを煽るのではなく、水辺でのマスク着用の危険を煽れ!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…小学生くらいの子供がいたとしたら、マスクを外させるために学校や教育委員会とどのように戦う?「日本はロシアとウクライナの交渉の橋渡しをして停戦に尽力すべき」というのは可能だと思う?クライテリオンの藤井氏らは、むしろ西部邁氏の後をしっかり継いでいるのでは?日本のNATO加盟は可能?安倍晋三氏が殺されたことに同情していない自分はオカシイ?統一協会を野放しにしていた行政にも責任があるのでは?安倍晋三氏の国葬をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第470回「怒りのデスロードだぜ!」 2. しゃべらせてクリ!・第397回「へむむ~っしゅ! 男の涙は武器にならんとでしゅか?の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第264回「取り残されたマスク村・日本のヤバさ」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第470回「怒りのデスロードだぜ!」  あんな事件が起きてしまった以上、安倍晋三や統一協会について書かないわけにはいかないのだが、それは次回以降にする。  それよりも先に、前々回・前回と続けている「表現者クライテリオン」7月号のウクライナ戦争に関する論評の批判を済ませなければ、これがすっかり霞んでしまいかねない。これだけは、どうしてもやらねばならないのだ。  同誌は「『ウクライナ』からの教訓」と題して約100ページにもわたる特集を組んでいるのだが、ライジングで2回書いても、まだ藤井聡編集長による巻頭言と、藤井氏が筆者であろう匿名の巻頭コラムしか批判できていない。それほどまでに酷いのだ。  今回はようやく特集そのものを扱うことができる。その冒頭に収録されているのは、藤井氏と元外交官・東郷和彦氏のオンライン対談である。  わしは藤井氏らと本を出す予定だったが、「オンライン」で話して作ると言われたので断った。しかし藤井氏にとってはオンライン対談での記事づくりは普通のことらしい。  対談の冒頭、藤井氏はこんなあいさつをする。   このたびはお時間をいただきまして、ありがとうございます。我々『表現者クライテリオン』は、東郷先生もお付き合いいただいていた西部邁先生がつくられた『発言者』『表現者』の後継の雑誌としてやっております。  わざわざ「我こそは西部邁の後継者なるぞ」と宣言してから対談を始めることに違和感を覚える。権威主義的な態度に見えて、つい顔をしかめてしまった。クライテリオンは皇室論にしろ、ウクライナ問題にしろ、西部の思想を受け継いでいるとは到底思えないから、なおのことそう思わざるを得ない。  続けて藤井氏は、対談の趣旨をこう説明する。   今回の企画は「『ウクライナ』からの教訓」です。テレビ・新聞・雑誌を見ると、「ロシアの軍事侵攻は許されざる暴挙であり、ロシアが全面的な悪でウクライナが完全に被害者である」という勧善懲悪のストーリーになっています。  それで何も悪くないはずなのだが、藤井氏はそれにこう異議を唱える。   もちろん、そういう側面があることには同意するのですが、それ以外の様々な文脈もあることもまた事実です。そうである以上、アメリカ・ウクライナ側の激しいプロパガンダ戦も割り引きながら、第三者の視点で冷静にウクライナとロシアの戦いを眺め解釈し、淡々と教訓を引き出していく必要があります。  要するに、 「『ウクライナ=善、ロシア=悪』以外の視点もある」という「価値相対主義」 を言っているのだ。  だが、そんなことを言い出せば、これは間違いなく前々回に詳しく批判した 「どっちもどっち論」 に行きつく。 ( https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar2106378 )  それは確実にロシアの「悪」から目をそらし、ロシアの味方をする結果となる。そう批判されるのが分かっているから、藤井氏は 「もちろん、そういう(勧善懲悪の)側面があることには同意するのですが」 という逃げの一言を用心深く、忘れずに入れておくのだ。その学校秀才優等生的臆病さには、もう笑うしかないが。  そもそもロシアの国際法無視、ウクライナ侵略というあまりにも明らかな事実を目の前にしながら、なおも 「第三者の視点で」「冷静に眺め解釈し」「淡々と教訓を」 なんて呑気なことを平気で言っていられる藤井氏は、日本人としての立場を完全に忘却しているとしか思えない。   日本とロシアの間には未だに第二次世界大戦の講和条約も締結されておらず、北方領土を不法占拠されたままである。  ロシアは日本にとって「敵国」であり、しかも「隣国」である。ロシアに侵略されているウクライナのことは 「明日は我が身」 として見なければならないのだ。 それを全くの他人事のように「第三者の視点」だの「冷静に」だの「淡々と」だのと言えるのは、価値相対主義に芯まで染まって、日本人としてのナショナリズムを完全に失っているからである。   ナショナリズムのない保守なんて、ありうるのだろうか?  そんな藤井氏は、北方領土問題に関してはこう言っている。   しかも、日本はロシアとの間で北方領土問題を抱えています。そうした関係がある中で、単に欧米と同じ論調でロシアを非難し、ウクライナを支援するだけでは適当とは言い難いように思います。  何を言っているのだろうか? 北方領土問題があるからこそ、ここは欧米と歩調を合わせてウクライナを支援し、ロシアを追い込むべきじゃないか。 ロシアが徹底的に弱体化した時にこそ初めて北方領土返還のチャンスが生まれるはずであり、むしろ領土拡張に意欲を燃やす「帝国主義化」しているときに、北方領土を日本に返すなんて、100%ない! 今回に関しては欧米と協調すること日本の国益になるのだ。 ところが、藤井氏は決してそうは考えない。むしろ欧米とは違う論調を探るべきだと思っている。  藤井氏は、どの立場にも立たずに高みに上り、「第三者」として「冷静に」「淡々と」見ることが「中立」で「客観的」で「知的」な態度であり、これこそが知識人たる態度だとでも思っているのだろうか? だとしたら、あまりにも単純で幼稚な感覚だと言うしかない。  以上、疑問だらけの前口上を述べた上で、藤井氏は本題に入る。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!