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ゲストさん のコメント

小室圭さんおめでとう!漁師だろうと、弁護士だろうと何でもいいんだよ。「あゝ素晴らしき哉人生!」となるよう、これからも頑張って下さい♪
No.122
26ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第450号 2022.10.18発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、「北方領土は、ロシアによって占領された日本の領土」とする大統領令に署名し、ウクライナ最高会議(議会)も同じ内容の決議を採択した。これは、歴史的な決定であるにも拘わらず、日本でのニュースの扱いは極めて小さかった。何が何でも「他人事」にしておきたい、戦争にだけは関わりたくない、という情けない日本人はまだまだ多い。さらにもっと酷いのは、「他人事」どころか完全にロシアの側に立って、ゼレンスキーを非難する信じられない人間までいるのだ!日本維新の会副代表の参院議員・鈴木宗男である!「有難迷惑な話である」などと言う“ロシアの手先”鈴木宗男のデタラメな主張を徹底論破する! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…「女の子は、あまり賢い大学に入ると男の人に敬遠されるから、勉強はほどほどでいい」「女の子は寿退社をして専業主婦になるのがいちばんいい」「旦那さんは、うまくおだてて手のひらで転がせばいい」…そう言われていた時代があった。それが「女性の理想の人生」とされた時代とは果たしてどんな時代だったのか?現代の働く女性たちの実態はどうなっているのか?「女性が働くから、労働者の分母が増えて給与が下がっている」のだろうか?『男は外、女は内』は日本の理想であるべきかどうか、自分の生きてきた過去の時代と、いまの現実とを眺めて考えてみよう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…テレビ朝日・玉川徹の謹慎処分をどう思う?昨今の神社界をどう見ている?コロナ脳になってしまった知識人でも、別の問題で良い主張をするのなら評価する?バイアグラを使ってまで快楽に執着する男をどう思う?いま日本が戦争になった場合、ゼレンスキーのような指導者や、国を守るために戦う国民はいる?永野芽郁主演の映画「マイ・ブロークン・マリコ」は観る?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第479回「鈴木宗男の呆れた北方領土発言」 2. しゃべらせてクリ!・第406回「何ごとでしゅか? 貧ぼっちゃまと弟妹の集団土下座ぶぁい!の巻【前編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第273回「『男は外、女は内』は日本の理想であるべきか?」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第479回「鈴木宗男の呆れた北方領土発言」  いよいよ23日は『ゴーマニズム宣言SPECIAL ウクライナ戦争論』の発売日だ。  これはウクライナ戦争を他人事としか思わず、「どっちもどっち」などと平気で言っている平和ボケ日本人に「覚悟」を迫る書である。  ウクライナのゼレンスキー大統領は7日夜、ビデオ演説の冒頭で 「本日、重要な決定がなされた。歴史的だ」 と述べた。  その歴史的に重要な決定とは、 「ロシアに一時的に占領された北方領土を含め、日本の主権と領土の一体性を尊重することを再確認する」 というものだった!  そしてゼレンスキー大統領は同じ趣旨の大統領令に署名し、ウクライナ最高会議(議会)も同じ内容の決議を採択したことを明らかにした。  確かにこれは、歴史的な決定である!  ウクライナ議会の決議は、 「日本の北方領土は1945年にソ連が何の法的根拠もなく占領した」「全ての日本の市民を強制的に追放した」 と強調した上で、 「(北方領土は)ロシアの占領下にあり続けている」 として、 ロシアに返還を求める日本の立場を支持し、国際社会が解決のためにあらゆる手段を講じるように訴えている。  そしてゼレンスキー大統領も演説で北方領土について、 「ロシアはこれらの領土に何の権利も持っていない。世界中の人々がよく知っている。我々は行動しなければならない。私たちはロシアが占領する全ての土地を解放するため行動しなければならない」 と重ねて述べ、こう訴えた。 「ウクライナと国際法秩序に対する今回の戦争によって、かつてロシアに奪われたものすべてが真に解放されるのも時間の問題になった。ロシアはこの状況に自ら陥った」 「侵略者は敗北しなければならない。戦争が再び起きないように。そして平和が本当に長く続くために。侵略者には何も残すべきではない。我々のパートナーの国々のために正義が復活すると信じている」  よくぞ言ってくれた、ゼレンスキー大統領!  ロシアに領土を不法占拠されているという点においては、ウクライナも日本も同じである。   現在ロシアと領土問題を抱えている国は、他にもジョージア、モルドバがあり、さらに歴史をさかのぼれば、フィンランド、ポーランド、バルト三国など、ロシアに侵攻され、泣く泣く領土を放棄させられた国は数多い。  このようなロシアの横暴は、今度こそ終わらせなければならない。これは、世界史的な転換点となる戦争である。  ロシアに対するウクライナの戦いは、日本にとって決して他人事ではない。むしろ積極的にウクライナと共闘し、日本もロシアから北方領土を取り返し、世界に正義を復活させるための戦いを展開すべきなのである!  ところが、このウクライナの歴史的決定に対する日本のニュースの扱いは、極めて小さかった。  しかも報道はしても「日本政府に対して、ロシアへの制裁とウクライナへの支援を継続してほしい意向があるものとみられる」などと、いかにもウクライナ側の「打算」の産物のように示唆する、冷ややかな論調が目立った。  何が何でも「他人事」にしておきたい、どんな事情があろうと戦争にだけは関わりたくない、頑としてお花畑に居座り続けたいという情けない日本人は、まだまだ多いと言わざるを得ない。  とはいえ、関わり合いたくないと逃げる臆病者は、まだマシな方だと言うべきなのかもしれない。  中には「他人事」どころか完全にロシアの側に立って、ゼレンスキーを非難する信じられない人間までいるのだ!   日本維新の会副代表の参院議員・ 鈴木宗男 は、ゼレンスキーの北方領土発言について10日のブログにこう書いた。 「単純に考えれば日本を支持する立場のように見えるが、有難迷惑な話である」  宗男が「ロシアの手先」だということは、知ってる人にとっては「何を今さら」の事実なのだが、ウクライナ戦争開戦以降は、もうそれがなりふり構わぬ様相と化している。  宗男は開戦直後・2月26日のブログで、 「ゼレンスキー大統領になってから、ミンスク合意、停戦合意を履行しなかったことが今日の事態を招いている」 と述べ、メディアについても、 「一方的にロシアを批判する前に、民主主義、自由主義は約束を守るのが基本である。その約束を守らなかったのはどの国で誰かをメデイアは報じないのか」 と非難した。   宗男は戦争の原因がゼレンスキーの約束違反であり、正義はロシアの側にあり、ウクライナの自業自得であると決めつけ、その後も何があろうがロシアの立場を正当化する発言のみを続けている。 今回のゼレンスキーの発言に対する非難も、その一環である。  宗男は北方領土についても、ロシアの支配を正当化してこう言う。   それは、戦後の国際的諸手続き(ヤルタ協定、国連憲章、ポツダム宣言、サンフランシスコ平和条約等)で、ロシアが現在実行(ママ)支配しており、二国間で解決すべき問題であり、いわんやロシアを刺激しても何も得るものはない。  まず、これが何を言っているのかよくわからない。  普通は「国際法に基づきロシアが実効支配」と書くはずだ。   国際法ではなく 「戦後の国際的諸手続き」 によって 「ロシアが実効支配」 とは、どういう意味なのだろうか?  わかりにくいのも無理はない。これは宗男が自分で考えて言っているわけではなく、現在のロシアの主張をそのまんま鵜呑みにして言っているだけなのだ。 「ヤルタ協定、国連憲章、ポツダム宣言、サンフランシスコ平和条約」 を基に、北方領土は合法的にソ連に移り、それをロシアが引き継いだというのは、ロシアの言い分そのものであり、 鈴木宗男は忠実なるロシアの手先として、それを繰り返しているのである。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!