競(キソイ)さん のコメント
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第459号 2023.2.7発行 「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行)
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」…前回のラストで「一度、『小林よしのりは何故、人に騙されるのか?』というテーマで書いても面白いかもしれない」と書いたところ、コメント欄や「世界のゴー宣ファンサイト」にいろんな意見が寄せられて、それがどれも面白かった。そもそも、いくら自分はこうだから人に騙されるなんてことを自分で書いても、どうしたって自己弁護にしかならない。やはりここは、人の意見を参考にした方がいいと思うので、今回は寄せられた意見から抜粋して紹介し、ひとこと感想をつけておこう。
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…週刊誌は軒並み、ワクチン被害の実態報道へと踏み切り、新聞の広告欄には「ワクチン死の実態」「ワクチンで免疫低下」などの言葉が躍っている。しかし、テレビ・新聞では、絶望的に報道されないままの状態がつづく。昨年11月25日、衆議院議員会館で行われた「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会」で、厚労省の役人たちを喝破した京都大学名誉教授の福島雅典氏が、2月2日、ワクチンの有効性を問い直すために必要なデータについての情報開示を求めて厚労省を提訴した。同日、司法記者クラブで会見も行われたが、参加していた大手マスコミが報じることはないため、ここで発言内容を紹介しておこう。
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…ポテトサラダのリンゴや、酢豚のパイナップルってあり?自民党を政権の座から引き摺り下ろしたいけど、野党もカス過ぎてどうにもならないのでは?「無人店舗」なるものをどう思う?新型コロナを指定感染症5類に下げたところで、人々のコロナ脳はすぐに治るの?海外で暮らすことやそれを選択した人たちをどう思う?NHKのドラマ「大奥」は見ている?炎上中の寿司ペロペロ動画の件をどう考える?…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第488回「小林よしのりは何故、人に騙されるのか?」
2. しゃべらせてクリ!・第415回「地球脱出!でもどこ行きゃいいんでしゅか~?の巻【後編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第282回「ワクチン情報開示求め、福島雅典氏が厚労省を提訴」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記
第488回「小林よしのりは何故、人に騙されるのか?」 前回のラストで「一度、『小林よしのりは何故、人に騙されるのか?』というテーマで書いても面白いかもしれない」と書いたところ、コメント欄や「世界のゴー宣ファンサイト」にいろんな意見が寄せられて、それがどれも面白かった。
そもそも、いくら自分はこうだから人に騙されるなんてことを自分で書いても、どうしたって自己弁護にしかならない。
やはりここは、人の意見を参考にした方がいいと思うので、今回は寄せられた意見から抜粋して紹介し、ひとこと感想をつけておこう。
まずは「世界のゴー宣ファンサイト」管理人・カレーせんべい氏の意見から。
〇よしりんが人に騙されやすい理由は「その人が持っている美点を最大限に拡大して評価するから」だと思います。
つまりよしりんは人を最大限評価して信じるタイプだから、騙される確率も上がるのだと思います。
それからもう1つ理由があります。
もし仮に、カレーせんべいがゴー宣のアンチになったとして、その場合は、小林よしのり先生は「騙された」ってことになるのでしょうか?
それって「単にカレーせんべいが堕落しただけ」ではないでしょうか??
そして小林よしのり先生には「人の堕落を見逃さない」というシビアな態度があると思います。
自分に嘘つけない人ですからね(;^ω^)
以上の2点によって、「小林よしのりは人に騙されやすい」ように見える。というのが私の意見です。
「その人が持っている美点を最大限に拡大して評価するから」と「人の堕落を見逃さないから」。なるほど、そうかもしれない。
よく見てるよなぁ。
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〇小林よしのりは何故、人に騙されるのか?」というのは、個人的にはよしりん先生は「人に規範を示し、ビジョンや理念や方向性を示すことができる“父性”」と「面倒見が良く、人を優しく包み込み、時に癒やす(主に女性)“母性”」の両方を併せ持っているけれど、よしりん先生を騙す人間は“母性”に訴えかけてくるからだと思います。
(ハルユウさん)
これだとカレーせんべいの言う「美点を最大限に見る」が母性、「人の堕落を見逃さない」が父性に当たることになる。
けれど、わしって 「面倒見が良く、人を優しく包み込み、時に癒やす」 なんてことをしているだろうか?してないと思うんだよね。
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〇「王様は裸だ!」
この台詞と騙されるというテーマは繋がっているのではないでしょうか。
よしりん先生は人を観る際、最初のうちは相手の良いところに目が行くけど、どうしてもその眼力故に相手の影、若しくは闇の部分に気付かれるのだと思います。
(枯れ尾花さん)
問題は、「あいつは裸だ」と言わなきゃいいのに、言っちゃうことだな。
期待しなけりゃ良かったんだよな。
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〇「小林よしのりは何故、人に騙されるのか?」…これはしょうがないですよね、期待して、その人を見てるんだから、「最初からわかってたさ、フッ」なんてシニカル野郎にはなれませんもんね♪
(ゲストさん)
そうだよな。もうシニカルにはなれないことは十分わかった。
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〇よしりん先生は人情があって優しいんです。優しい人間は、根本的な性格として常に人を信じたいんだと思います。でも、信じること・信じ続けることは、疑うことよりも遥かに難しい。そんな気がします
(まーらいおんさん)
凄いこと言うね、きみ。深い!深いよ!何かの作品でそのセリフ、使いたいね。
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〇情に厚いからではないでしょうか。
薬害エイズの時だったか作品中で「情の貯金」という言葉を使われていたのが印象的なので、専門家真っ青の勉強量で理論も大事だが、情のウェイトの方が重い人なのかなと。
(マックンさん)
う~~~~~~~~~ん、こそばゆい!
みんなこれだけわしを高評価していて、そのうち愛人との情事で腹上死したなんてスキャンダルが出たら、みんなどう言うのかね?
騙された~~~~~~~~~と思うのか?
ポテチンとなって白けてしまうのか?
そんな顔も見てみたい気がするな。
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〇簡単に言ってしまえば「人がいいから」ということなんだろうが、やはり子供相手のギャグ漫画から出発しているというのがあるだろう。「こうすれば読者が喜ぶだろう」と考えるのが習慣化してしまっているから、悪意を持って相手を考えにくい。ギャグマンガ家の性(さが)ですね。
(千本通りさん)
おお~~~!これも鋭いかも。
自分を客観視させてくれる意見はありがたいね。
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〇小林先生は「コネ」を作るようなタイプの人ではないと思いますが、「ゴー宣道場」や「オドレら正気か」でのトークゲスト、あるいは雑誌企画での対談なので相手の論客と話す時に、いきなり喧嘩腰でぶちかましてやろう!という感じでは行きませんから、ゲストに常識的に気を遣って、良いところがあったら評価しようとされますよね。
なので、相手側が話術に長けていたり人たらしだったりした時には「騙されやすい」ということになるのかな?と思います。
政治家などは言葉巧みだから要注意ですよね。
女性も男性に比べたら相手に「嘘」を悟らせない技は巧みな気がします。
(さらうどんさん)
確かに、ゲストに呼んでおいてケンカ腰になるわけにはいかない。
しかし、イベントの最中に、明らかにおかしなことを言い出す人もいるから困る。
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常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!
リヒャルト・ワーグナーは、全曲15時間にも及ぶ『ニーベルングの指環』の作曲に約26年もの歳月を費やし、熱烈な支持者だった国王に専用の劇場まで作らせた。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテは、戯曲『ファウスト』に約60年。
さて、構想約30年という小林よしのり大先生の『よしりん御伽草子』は・・・
その悪魔的表現、怪物的スケールは、アントン・ブルックナー作曲『交響曲第4番』のクナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィル盤のごとし!
その底知れない暗黒さは、ビゼー作曲『カルメン』における、プレートル指揮盤のマリア・カラスの歌唱のごとし!
その鮮烈さ、濃厚さ、豪快さ、凄みは、ベーラ・バルトーク作曲『管弦楽のための協奏曲』を、抜群の表現力によってドラマティックに描き出してみせたカラヤン指揮ベルリン・フィル盤のごとし!
その魑魅魍魎とした異形さは、朗らかな青春の歌であるはずのグスタフ・マーラー作曲『交響曲第1番』を、まるで冥府の音楽にしてしまったケーゲル指揮ドレスデン・フィルのライブ盤のごとし!
その人間離れした超絶的な熱量・ド迫力パワーは、ドミトリー・ショスタコーヴィチ作曲『交響曲第7番』のバーンスタイン指揮シカゴ交響楽団盤のごとし!
そしてその自由奔放さは、鬼才ヴァイオリニスト、パトリシア・コパチンスカヤ独奏のベートーヴェンやチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のごとし!
……クラシック音楽ファンにしか分からない喩えで申し訳ございませんが、
私めには他にいい表現方法が思いつきませんで。。。オンガクベンキョウスレバワカルカ?ッテ??σ(°″゜щ)オン ドレミファソラシンドカロウッシュ……ミタイナ
とにかく、図工・美術の成績が下の下だった私めでも、絵!絵!絵!ええええ~~~!!!って感じ。
とにかくこの強烈激烈なスパイシーさ加減、さすが「サタンを飼い慣らしている」と豪語するだけのことはあるなあ!と。
…そのわりには、何故よしりん先生はこうも人に騙されてしまう???ウウウ~ン…σ(=″=;)マサニミステリー…?
あの「かぐや姫」、読みながら思い出しまたしのは2つ。
1つは、スーパーファミコン初期の名作RPG『ファイナルファンタジーⅣ』のラストダンジョン「月の渓谷」に出てくる、その凶悪な強さといい恐ろしい顔面といい、もうみんなのトラウマ級モンスター、
その名も「フェイズ」!“ツキ”ツナガリナダケデ…σ(゜°;)トクニナンノフクセンニモナラナイケドネ……
それともう1つは、ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーの歌劇『放蕩息子の遍歴』に登場する、
まさに「最終フェイス」同様に一目見ようと人々が集まってくる醜女「ババ」。
主人公の放蕩息子トムは、悪魔のニック・シャドウに唆されて結婚したものの、
ババはず~っと文句たれっぱなしで、結婚生活はもう最悪。
けれど、最後までかぐや姫のように美しくはならなかったものの、実は案外優しい心の持ち主だった。
「放蕩息子」の話、元の聖書の話でも、要はあんまり怠けていると悪魔に付けこまれてしまうぞという話でしたが、
けれど今週の『ゴー宣』「愛子天皇論」、「男野系子」は決して怠惰な人間ではなく、方向性が間違っているというだけで、わりと勉強熱心な方なのかな?と。
そういえばあの太田光も、統一協会についてかなり勉強はしているそうな。
しかし、人としての根本がそもそもズレていたからということなのか、いずれもサタンに加担する側になってしまったと。。。
怠けず真面目に勉強している者にだって、どこか何かが偏っていると、サタンはそこに付け入ろうとしてくるものなんだなと。
ならば、抜群のバランス感覚を持つよしりん先生が人に騙されやすいというのは、一体どういうこと?
人間は悪魔よりも邪悪ということなのか???ソウイエバムカシ…(☉_☉;)ジブンノコニ“アクマ”トナヅケタバカオヤガ……
もしかしたら、その謎を解き明かしたなら、「血の穢れ」「名誉男性」などというサタンがこの日本の女性たちにかけた呪いを解くことができる?
或いは、「人に感染させないため」だの「利他的意義」だのと唆して、人々をmRNAワクチンの実験台にし、尋常ならざる副反応の犠牲にした、サタンの使いどもを成敗できる?
面白え!面白えよ!ウヒヒ♪よーし、考えてみようじゃないか!と、
まさに「うえ~ん、騙されたよ~~~!」と餓鬼どもにいじめられているよしりん亀を助けたならば、
顔はみんな同じでも色彩豊かなあの竜宮城にいざなわれてしまうんじゃないか?という感じの、
今週のライジング配信お疲れさまでした。オホホホホホ…ꉂꉂ(ơ ▿ ơ✿)オホッ!オホッ!オッホホホホホ……
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