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mantokunさん のコメント

みなぼんさんのブログ記事が閲覧数50万回を突破したとのこと。あまりの異常なジャニーズ事務所キャンセルの動きに、内心では違和感と危機感を覚えている人たちは多いのでしょうね。

やはり今回も「本当に守るべき対象」を全く過たず見抜き、たとえ世間から悪人と罵られようが、体を張って弱い立場の者を守ろうとするのは小林よしのりだったなあ、とつくづく思いました。世間の同調圧力に屈することなく、毅然と被害者の会の胡散臭さについて発信を続けられたトッキーさんやみなぼんさん、総合Pちぇぶさんの勇気にも敬意を表します。
皇室問題とジャニーズ問題が密接に関わっていると小林先生がおっしゃっていたこともだんだん腑に落ちてきました。日本人論、楽しみにしています。

余談ですが、先日職場の同僚たち(40代女性)とランチに出かけた際、ジャニーズの話になりました。うち1人は、アイドルには全く興味がなかったのに、たまたま休暇中に嵐のコンサートのDVDを見て大野智さんのダンスに衝撃を受け、一気に彼の大ファンになったのこと。
彼のDVDを大画面で見るために大型のテレビや音響設備まで一式買い揃えたそうで、「ファンになった時には大野くんはすでに引退状態で、もう新たに活躍している姿は見られないけど、どこかで元気にしてくれていたらそれでいい」と話していました。

彼女の話を聞いて、引退してテレビに出なくなってもなお、これほど女性の心を惹きつけ、感謝されるジャニーズタレントの魅力、才能というものに改めて驚きと尊敬の念を持ちました。
それに、彼女も他の女性の同僚も「今話題のジャニーズだけど」くらいの話題の出し方で、「少年の人権を侵害していたジャニーズ事務所は許せない!信じられない!」なんてそぶりや雰囲気は全くありませんでしたよ。
加えて、私の母は昨年末のドラマがきっかけで目黒蓮にかなり熱を上げていたのですが、このところのジャニーズ糾弾のニュースにも全く触れてこないところを見ると、母もおそらく「ジャニー喜多川の性加害?今頃何言ってんの?」程度の反応なのだろうと思います。
(私でさえ知っていたジャニー喜多川氏の性癖を、イケメン好きでミーハーな母が知らないわけがない)

とにかく、小林先生がブログに書かれた通り、ジャニーズ事務所はファンの声こそ大事にしてほしい。ジャニー喜多川という、大っぴらには語りにくい性癖を持った天才がいたからこそ、数多の少年たちがタレントとして才能を開花させ、彼らの歌やダンスが日本女性の心に潤いとときめきを与え、日本の芸能界に独特の地位を築いてきたことは間違いありません。

自称被害者の言い分を裏付けも取らずに全て鵜呑みにし、被害者の会の代表がかつてジャニーズタレントたちのプライバシー侵害本を執拗に出版して裁判を起こされていたことにも触れないマスコミや、流行りに乗っかってテレビでジャニーズを批判している弁護士は本当にでたらめです。

企業もマスコミも、これまではジャニー喜多川の性癖を見ないふりしていたくせに、外圧があったとたんに手のひらを返して、ジャニーズタレントにまるで性犯罪の加担者のようなイメージを擦り付け、迫害するなんて卑怯極まりない。自らの卑怯を隠したい者どもの思惑に乗って、ジャニーズ事務所が築いてきた文化も芸能の歴史も破壊し尽くそうとする野蛮極まりない風潮には断固反対します。

これまで一心に芸を磨き、ファンに尽くし、多くの女性たちの心をときめかせ、様々な形で日本の地域や企業を支えてきてくれたジャニーズのタレントたちには恩義があります。今こそ彼らを守らなくては。
ジャニーズ事務所の若者たちのためにも、ジャニーズファンのためにも、小林先生、チェブリンさん、大須賀さん、新しい動画シリーズ頑張ってくださいね!初回放送楽しみにしています。
No.86
14ヶ月前
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第480号 2023.9.19発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…9月7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見は、異常としか言いようのないものだった。しかもその異常性を誰一人自覚することもなく、ひたすらジャニー喜多川やジャニーズ事務所を「悪」として排斥する動きが続いている。そこには常識も良識も正気も存在しないのに、誰もが「正義」を背負っていると思い上がっている。今回はその記者会見の異常さを記録として残そう。 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…この原稿を書いているのは9月18日。敬老の日だが、老いをどう敬ったらいいのかわからない。今朝、わたしのスマホには、ある高齢者からの長文メールが送られてきた。「コロナ論」は「三文漫画」だとか、「すべての現象は地下水脈で繋がっている」「昆虫食と日本の養鶏畜産業の崩壊を俯瞰視すべき」だとかの陰謀論が書き連ねてある上に、3カ月前に送られてきたメールとまったく同じコピペ文だったので、困惑をこえて疲れてしまった。老化による認知能力の衰えが、脳を陰謀論に染まらせるのだろう。将来は自分にも起き得ることと考えて、自分の老いをものすごい高圧で見せつけてくる存在を、ちょっとだけ優しめの目つきで眺めることを、敬老の日の過ごし方としたい。さて、本日は、最近ウオッチしている、ものすごい高圧の老人についてリポートする。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…日本近海の水産物を根こそぎ乱獲、処理水放出した福島への迷惑電話などなど…中国人の民族性が直ることってある?民主主義には奴隷制度が必須なの?ワクチンの件等を考えると福島の処理水は本当に安全なのか?とモヤモヤするけど、先生はどう考える?サウナを利用したことはある?性加害にあったことがある身からすると、ジャニーズの被害者には同情してしまうが?『おぼっちゃまくん』の最高作品は!?もし先生が好きな女性アイドルが社長から強制わいせつを受けていても許せる?阪神タイガースの「アレ」についてどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第509回「ジャニーズ記者会見の狂気」 2. しゃべらせてクリ!・第436回「感涙・血涙・空涙? 親子で大号泣ぶぁ~いやいやい!の巻【前編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第303回「似非ホシュ老害列伝~日本保守党」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第509回「ジャニーズ記者会見の狂気」  9月7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見は、異常としか言いようのないものだった。  しかもその異常性を誰一人自覚することもなく、ひたすらジャニー喜多川やジャニーズ事務所を「悪」として排斥する動きが続いている。そこには常識も良識も正気も存在しないのに、誰もが「正義」を背負っていると思い上がっている。  今回はその記者会見の異常さを記録として残そう。  記者会見の質疑応答で出た質問のレベルの低さには、思わず耳を疑った。  最初に質問をしたTBS「報道特集」の村瀬健介は、開口一番こう言った。 「半世紀以上の長期にわたって、数百人の少年に対して性被害が行われたという、史上空前の加害行為ということになると思うんですけれども」  ジャニー喜多川のしたことが、 史上空前の加害行為!?  報道特集は、ウクライナ戦争を扱っていないのか?  ウクライナ当局によれば、 これまでに少なくとも1万9000人のウクライナ人の子供たちがロシア支配地域およびロシア本土に連れ去られ、そのうち帰還できた子供はわずか400人足らずだという。 国際刑事裁判所(ICC)はこれを戦争犯罪として、プーチンに逮捕状を出している。   ジャニー喜多川が、子供を一人でも強制連行したか!?  だが、この記者会見ではこんなデタラメな誹謗中傷でも何でも言いたい放題で、ひたすら故人を吊し上げるのみだった。   そしてジャニーズ側も、ひたすら記者たちに同調してジャニー喜多川をどこまでも悪者に仕立て上げることで、許しを乞おうと決めていたらしい。  新社長となった東山紀之は、いつも「ジャニーさん」と言っていたはずなのに、この会見では「喜多川氏」と言い続けた。そして、そのことを指摘して「ジャニーさんへの想い」を問う質問が出ると、こう答えたのだ。 「喜多川氏に関しては、エンターテイメントというのは人を幸せにするためにあるもので、それはそうじゃなかったと」 「沢山の人を巻き込んで迷惑をかけて、結果あの方は誰も幸せにしなかったなと。なので喜多川氏と呼ばせていただくことになりました。」   ジャニー喜多川が作り上げたエンターテインメントは間違いなく多くのファンを幸せにしたはずだし、東山自身もその作品のひとつだったはずだ。  ところが東山は「あの方は誰も幸せにしなかった」と決めつけ、もうそんな人を「ジャニーさん」とは呼びたくないから、距離を置いて「喜多川氏」と呼ぶことにしたと言ったのである。   これはジャニー喜多川と共に、自分自身をも完全否定するものだった。  東山がここまでベタ折れしたのを見て、取材側は「水に落ちた犬は叩け」とばかりにますます図に乗った。  ユーチューブで発言しているという本間龍とかいう作家は、「ジャニーズ事務所」の名称を変更しないという件について、こんなことまで言ってのけたのだった。 「ジャニーズ事務所と言えばジャニー喜多川氏の作った会社で、その方が下手をすると40年、50年、数百人、数千人の人々を不幸のどん底に叩き落としてきたという状況の中で、その方の名前を今後も頭に乗っけていくというのは、あまりにも常識外れだと思います。あえて言うと『ヒトラー株式会社』『スターリン株式会社』なんて無いわけですよね。それに匹敵するほどの犯罪を犯したというご自覚が足りないのではないかと思うのですがいかがでしょうか」   ジャニー喜多川が、ヒトラーやスターリンに匹敵する犯罪をした!?   ジャニーがいつ、600万人のユダヤ人を虐殺したホロコーストに匹敵するようなことをした?   ジャニーがいつ、1000万人を虐殺したといわれる大粛清に匹敵するようなことをした!?  こんな暴言を吐く馬鹿が、平気で記者会見の場に入り込めることが信じられない。ここまで来ると、いくらなんでも単なる名誉毀損だ。  ところがなんと、この暴言に対しても東山は 「おっしゃる通りでございます」 と答えた。ジャニー喜多川はヒトラーやスターリンに匹敵する悪事を成したと認めてしまったのだ。しかも東山はその後さらに 「本当に人類史上最も愚かな事件だと思います」 とまで言った!  ここまで故人の名誉を踏みにじっていいのだろうか!?  もしかしたら、質問した方もされた方も、ヒトラーやスターリンが何をしたのかという知識すらなく、ただ漠然と「極悪人の代名詞」としか思っていないレベルだったのかもしれないが。  そしてさらに仰天したのが、東山の 「今回は法を超えて、救済、補償というものが必要だなと思っています」 という発言だった。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!