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みっきーさん のコメント

小林先生
ライジングありがとうございます。

キャンセルカルチャー…怖いですね。
コロナ全体主義時もそうでしたけど
やはり左翼の勝利ですね。
よっ左翼‼︎ さすが左翼‼︎ 左翼の勝利‼︎
ポリコレ万歳‼︎

大震災の時 SMAPにどれだけ勇気つけられたのか。
運転中ラジオから流れてくるオリジナルスマイルに
どれだけ勇気もらったのか。くじけそうだったけど
頑張れた。わたしだけじゃないはず。

それをキャンセルはないでしょうよ
いや奴らのゴールはキャンセル笑

遡及適用理論で今後もこのウェーブは来るのでしょうか
当事者はもういないのですが笑
キャンセルカルチャーと世間理論が混ざって最強ですよね。
ハイブリッド‼︎
法律無視‼︎人権無視‼︎ 世間体の方が大切‼︎世間万歳‼︎
わーい ジャニタレに罪はないのに


No.20
14ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第481号 2023.9.26発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…先週は9月7日に行われたジャニーズ事務所記者会見がいかに異常なものだったかを検証したが、その後もマスコミの暴走は止まらず、「ジャニーズ事務所」という名称を消滅させるまでに追い込んでしまった。ジャニーズ問題は、日本史上最大の「キャンセルカルチャー」となった。ある個人の過去の言動を問題化し、その人物の存在を社会から完全に消去してしまう運動のことを「キャンセルカルチャー」というが、果たしてこの「キャンセルカルチャー」とは一体何なのか?大衆が偽りの正義に酔いしれ、次から次へと「キャンセル」していく先には何が待っているのか? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…9月20日、この日、百田尚樹には事件が起きていた。ネットの「フリー百科事典」サービス・ウィキペディアから「日本保守党」のページが削除されたというのだ。百田のライブ配信のチャット欄には、百田シンパが集結し、「自民党の嫌がらせだな」「自民党の破壊工作だ」「言論統制だろ」「ウィキペディアは反日だ!」などの書き込みであふれていた。アンチ自民党だけに、「自民党に圧力を受けた」と考えたい人が多いようだ。削除された真相とはいかに!? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…神の存在をどう考えている?「24時間テレビ」は偽善番組ではないし、ジャニーズのエンタメ力によってココまで長続き出来ているのでは?ネットで話題となっている「私人逮捕」をどう思う?自称被害者は、何故ジャニー喜多川が生きているときに刑事事件で訴えなかったの?男性アイドルと女性アイドル、恋愛スキャンダルが出た時に抱く気持ちが違うのは差別?ジャニー喜多川の件、何もかんもキャンセルされる今の状況は、やはり当然の報いでは?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第510回「キャンセルカルチャーとは何か?」 2. しゃべらせてクリ!・第437回「感涙・血涙・空涙? 親子で大号泣ぶぁ~いやいやい!の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第304回「エセ保守老害列伝~日本保守党2」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第510回「キャンセルカルチャーとは何か?」  先週は9月7日に行われたジャニーズ事務所記者会見がいかに異常なものだったかを検証したが、その後もマスコミの暴走は止まらず、「ジャニーズ事務所」という名称を消滅させるまでに追い込んでしまった。   ジャニーズ問題は、日本史上最大の「キャンセルカルチャー」となった。  2019年にジャニー喜多川が亡くなった際には東京ドームで「お別れの会」が開催され、一般参列者は8万8000人に及んだ。東京ドームで芸能関係者のお別れ会が行われた例は、現在のところ後にも先にもこれだけであり、参列者数は日本の著名人の葬儀関連行事で最多だった。  ところが、そこまで称えられた功績が、今や丸ごと「キャンセル」され、「なかったこと」にされようとしている。  ジャニー喜多川は「もっとも多くのコンサートをプロデュースした人物」「もっとも第1位のシングル曲をプロデュースした人物」として、2010年にギネス世界記録に認定された。性加害をしていようがいまいが、このプロデュース記録の事実に変わりはない。  ところが、ギネスはこの記録を削除してしまった。そしてついには事務所に「ジャニーズ」の名を冠することすらできなくなった。  もはや「ジャニー喜多川」という人物など、最初からこの世に存在しなかったかのように扱わなければ、許されないような有様になってしまっている。   このように、ある個人の過去の言動を問題化し、その人物の存在を社会から完全に消去してしまう運動のことを「キャンセルカルチャー」という。  もともとキャンセル(cancel)とは、「予定をキャンセルする」とか「計画をキャンセルする」というような使い方をする言葉だ。   その「キャンセル」を、 「これまであった好ましくないものをやめる、否定する、ボイコットする」 といった意味で使う言い回しは、40年ほど前から黒人コミュニティで始まったそうだ。  その形容を広めたのは70年代に人気だったファンクバンド「シック(Chic)」の「ユア・ラブ・イズ・キャンセルド(Your Love is Cancelled)」という歌だという。「お前への愛は終わった」ということを、まるでレストランの予約でもキャンセルするかのように 「お前への愛をキャンセルする」 と表現したわけで、これは奇をてらったジョークの性質を含んでいた。  そんな軽薄で滑稽な言い回しだった「キャンセル」の意味合いが大きく変わったのは 2010年代半ばから である。  この頃から主にSNS上で、 「キャンセリング(cancelling)」 と呼ばれる糾弾行動が頻繁に起こされるようになった。   芸能人や政治家などの著名人、あるいは一般人の過去の犯罪や不祥事、不適切な言動の記録を掘り起こして炎上させ、その過ちを徹底的に追及、その対象者に対して「ユー・アー・キャンセルド(You are cancelled. お前はキャンセルされた)」と宣告し、その人物を社会的に葬り去り、世の中から完全に消し去るまで糾弾を続けるという運動である。  このような運動を 「コールアウトカルチャー(call-out culture)」 といった。   そしてアメリカでは、このコールアウトカルチャーがリベラル派による人権運動と結びつき、一大ムーブメントとなった。  2017年、ニューヨーク・タイムズが映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによる数十年にわたるセクハラ問題を告発する記事を掲載、これが大反響となり、被害者が続々と「私も」と名乗りを挙げ、 「#MeToo」運動 に発展。ワインスタインは翌年逮捕され、禁固23年の有罪判決を受けた。  #MeToo運動はさらに拡大し、俳優のケビン・スペイシーやコメディアンのルイ・C・K、NBC重役のマット・ジマーマンや看板情報番組の司会者マット・ラウアー、CBS大物ニュースキャスターのチャーリー・ローズ、メトロポリタン・オペラ名誉監督ジェームズ・レヴァイン、コメディアン出身の民主党上院議員アル・フランケン等々、 多くの人が続々とセクハラを告発されてキャンセルされ、降板、解雇、辞職などに追い込まれていった。  わしが好きな映画監督の ウディ・アレン はハリウッドから追放され、作品はアメリカでは公開できなくなっている。  そんなヒステリックともいえる「キャンセリング」の波が、日本にも押し寄せたことを わしが初めて意識したのは2018年4月、財務省の福田淳一事務次官が辞任させられた件だった。  福田には女性記者に対して誰にでもかまわず「胸触っていい?」「手縛っていい?」などと口走るヘンな癖があった。もっとも実際に手を出したことは一度もなく、それまで取材に当たっていた女性記者はみんな受け流していたし、嫌なら「やめてください」と一言いえば済むはずのことだった。  ところがテレビ朝日がこれを「セクハラ発言」と報じ、福田は否応なく辞職に追い込まれたのである。   同年9月には雑誌「新潮45」が衆院議員・杉田水脈の「LGBTには生産性がない」とする原稿を掲載したために、廃刊させられてしまった。 なぜか発言した本人ではなく、載せた雑誌がキャンセルされてしまったのだ。  杉田の発言は差別心丸出しで論外のものだったが、だからといって言論の場をひとつ潰してしまうというのは、明らかにやりすぎだった。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!