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希蝶さん のコメント

 1週間以上過ぎてしまいましたが、「よしりん独演会」の感想です。アンケートにも少し記したのですが…。

 最初の方は意識が飛んでいたので、タイムシフトで視聴しましたが、「遅咲きじじいの連載が短縮されたことをしり、少し驚きました。老化は人それぞれで、自分も老眼になり、眼鏡を外さないと書籍が読みづらい状態でもあります。からだの老化は運命として静止できないとしても、心まで老いてしまってはいけない、「故きを温ねて新しきを知る」でありたいと思います。
 私は「遅咲きじじい」のラストシーンが好きですが、あれも先生の本意ではなかったのでしょうか?

 私は「魔法騎士(マジックナイト」レイアース」の世界になぞらえて皇室を理解していますが、ただ「人身御供はよくない」だと、皇室も「遅れた文化・習俗」だとして、は逸すれば良いという論調になってしまうかもしれません。
 レイアースのラストも「(『柱』だけがセフィーロの平和を祈るのではなく)みんなで支え合う柱。セフィーロ」だったと覚えています。佳子さまのようなストレスを感じるのではなく、自由に恋愛もでき、皇室だけではなく、みんなで日本のことを考えてゆく世界になることを望みます…といいつつ、私の周囲はあんまりそういうふうではなく、新聞をとっておらず、当然よんでいない人ばかり。ジャニーズ問題にさえあまり関心を示さず、口の端にものぼらい状態。無理矢理話題にするのも問題なので、控えている状態ではあります。
 今のマスコミのように、必要以上に話題にしたり、問題にするよりはましかも知れないとは思います。仕事ではマスクも着用状態で、自分だけ頑張ってフェイスシールドで通していますが、どうしたらマスクなしにできるか…思案中です。
 私の職場は特殊な場ではあるとも思いますが…。

 仕事といえば、「試用期間」の話が名古屋のチェブリンさんとの話で出てきましたが、今はそれで解雇とうのはないのでしょうか?私にとっては、「試用期間」ほど、会社に自分自身を査定されている時期はない、という認識なのですが。実際に3ヶ月以内解雇をされたことがあるので。
 ジャニーズの若者もそういう気分だったのではないか、と想像します。ただ、それを「制加害」とか「被害を受けた」いう認識だけで見てもよろしいのでしょうか?企業からすれば「利益を得る」ことは当たり前のことなので、役に立たないと判定されたら、くびを着られるのは当たり前でしょう。
 ジャーナリストのかたがたは、そういう体験をしたことがないのでしょうか?自分の実力が「評価」されること、(父殺しのように)「通過儀礼」を経ていないのでしょうか?ならば、「アダルトチルドレン」とみなされても仕方がないでしょう。
 「ジャニーズ」に限らず、藝能人も(一般社会人とは多少形が違うとしても)ジャニー喜多川という人の目を通して見いだされ、藝能界や業界やファンの「査定」を通過して、今の地位を得たわけで、それができなかったのは、能力がなかっただけでしょう。かりに事務所をやめたことで迫害されたとしても、(生放送で語られていた)吉田拓郎が作曲をしたという話のように、「救う神」も現れるはすではないか、と思います。

 「セクハラ」とか「キャンセルカルチャー」とかいいますが、それはやはり実力がなかっただけのような気がします。いつも語っていることですが「艱難汝を玉にす」ではないのでしょうか?

 あとは…009と黄金バットの比較とか(女性という目では見たことがなかったかな?「二度死ぬ」で 若林映子さんが毒殺されるのが嫌だった)、「ザ・フラッシュ」のこととか(今回の件で調べて知りました)、宮崎駿の新作の話とかが面白かったです。(失礼かも知れませんが)よしりん先生にとって、おとうさまも越えるべき壁だったのはともかく、保険金をかけられたというおかあさまはどういう存在だったのでしょうか?(Q&Aで尋ねるのはよくないかな、と思ったので、こういう形で記します。スルーして下さって構いません)。
 オイディプスは運命のいたづらで実の父をあやめ、母親と結婚してしまいましたが…私の場合は、父親も畏怖すべき存在でしたが、母親からも厳しくしつけられたように感じます。
 貧ぼっちゃまのキャラは、アニメで初めて見た時から…目を見張ってしまうような感じでしたが…あそこから学ぶべきものがある、とは思いませなんだ。あれも「艱難汝を玉にす」の一つの形ではないか、『路傍の石』の吾一のような存在だと見るのは…考え過ぎなのかな?
 目に見える問題だけではなしに、来たるべき危機に備えることも肝腎だと、ウクライナ戦争のことで思います。本当はかなり目に見えているものでもあるのですが…。

 そんな感じです、本当に遅くなってしまいました。また感じることがあったら、記します。3時間、お疲れ様でした…。
 次は仙台、愛ある限りたたかいましょう、命燃え尽きるまで!
No.163
14ヶ月前
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第482号 2023.10.4発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…10月2日のジャニーズ事務所記者会見を見たが、くだらなさが極限に達していた。なにしろその会見場にいる者が誰ひとり、事の本質を一切理解していないままに進行していくのだ。ジャニーズは情緒的なものだけに流され、法治主義をかなぐり捨て、ひたすら「八つ墓村のオキテ」に平伏してしまった。あとは法治主義を守る気のない馬鹿と阿呆で糾弾会をやっているから、無法地帯になるだけで、「立証責任を問わない」という狂気が、さらなる狂気を育ててしまっていた。あの場の弁護士は、いったい何のためにいたのだろう?これは、単にジャニーズ事務所だけに留まる問題ではない。 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…今週は、日本保守党の1つのお祭りウイークであった。まず、百田尚樹と有本香がネット番組「Abema Prime」に出演。その後、日本保守党の公式サイトが開設され、党員募集がはじまった。たちまちネット上の自称保守たちが集結し、募集開始から24時間で党員登録は3万5千人を超えたという(10月2日正午時点)。「Abema Prime」では、百田と有本から、結党の背景にあるLGBT法に対する怒りと「安倍亡き後の自民党」へのアンチ感情が表明された。二人はどんなことを語ったのか?今回も自称保守ウォッチをお届けする。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…ウクライナ戦争をきっかけに良くも悪くも印象が変わった国はある?「芸能界はヤクザな世界」とは言いつつも女性を性被害から守るという「人権」は取り入れているのは何故?虚無の対義語は何?パレスチナ、そしてアラブ諸国の現状をどう見る?「40代は脂ののったとき」と言われるけど本当?ジャニーズ系俳優で先生が最も演技力を評価するのは誰?ジャニーズはどうすれば良かったと思う?「人権派」「リベラル」あるいは逆に、もろネトウヨな人の発言であっても、良いと思ったら評価するのはアリ?『ゴジラ-1.0』に期待してる?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第511回「ジャニーズ廃業会見、立証責任の重要さ」 2. しゃべらせてクリ!・第438回「へごわっしゅ! メイドお父ちゃまがシュークリーム差し入れぶぁ~い!の巻【前編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第305回「不思議の国・日本保守党」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第511回「ジャニーズ廃業会見、立証責任の重要さ」  10月2日のジャニーズ事務所記者会見を見たが、くだらなさが極限に達していた。  なにしろその会見場にいる者が誰ひとり、事の本質を一切理解していないままに進行していくのだ。まるで異次元の会話を延々と聞かされているようで、ストレスが溜まって仕方がなかった。   今後、「ジャニー喜多川」という人物の痕跡はこの世から完全に消し去られるらしい。   史上最大・最速のキャンセルカルチャーの成立である。 「ジャニーズ事務所」の名称は「スマイルアップ」に変更され、「被害者」への補償などの業務のみをする会社として存続し、その業務が終了次第廃業するという。そして現在所属しているタレントのマネジメント等の業務は新たに設立する別会社に移行し、その新会社の名称は公募するのだそうだ。  先月7日の会見に引き続き、ジャニーズ側はひたすらベタ折れ、平謝り。自ら血祭りに遭いに行っているのだから、どれだけマゾなのかと言いたくなった。  この問題はわしから見れば、これほどまでにチンケな話ってあるのかっていうくらい、卑小な話だ。弁護しようと思えばいくらでも方法はあった。  それをものすごい大事件のようにデッチ上げられ、そのままに流されてしまったのだから、こんな情けない話はない。  そんなジャニーズに対して、さらに図に乗って襲いかかろうというハイエナみたいなマスコミの醜悪さは、とても見られたものではなかった。  前回の会見の質疑応答で「1社1問まで」という取り決めを無視して、ひとりで10分以上東山紀之を糾弾しまくった東京新聞の望月衣塑子は、今回も最前列中央に陣取り、質疑応答で挙手しまくっていたが、さすがにジャニーズ側も前回のルールもマナーも無視した所業を見かねたようで、司会者は徹底的にスルーし続けた。  そして、今回は決して指名されないと察した 望月は、マイクなしで勝手に東山に「セクハラ疑惑」を糺したり、野次を飛ばしたりし始めた。  東山が「セクハラはしていません」と答えても望月は何度も「セクハラ」について怒鳴りまくり、その様子はまるで総会屋か、ストーカーみたいだった。  いくらなんでもこれはひどいと他の取材陣も思ったらしく、井ノ原快彦が「落ち着いていきましょう」と諭した時には拍手まで起きた。  記者会見後のネットの反響を見ても、やはり今回はマスコミ側の異常さを指摘するものが多く、望月がやったことは完全にオウンゴールになった。もっとも、自分が絶対正義だと信じて疑わない望月は、絶対に気づいていないだろうが。  そんな望月の隣で挙手し続け、一緒にスルーされた記者が憤慨してX(旧ツイッター)に長文の恨みつらみを書き連ねていたが、その中でジャニー喜多川がやったことをこう評していた。 「ジェフリー・エプスタイン事件やハービー・ワインスタイル (ママ。正しくはワインスタイン) 事件よりおぞましい、戦後史に残る、世界でも最悪といっていい性加害事件」  これだけで、この記者が何もわかっていない馬鹿だということが完全に露呈している。  アメリカの著名な実業家だった ジェフリー・エプスタイン は児童への性的暴行などの容疑で2006年に起訴され、2008年に禁固18カ月の有罪判決を受けた。そして2019年には別の性的虐待事件で再び逮捕され、拘留中に死亡。自殺と発表された。  アメリカの有力な映画プロデューサーだった ハービー・ワインスタイン は、長年にわたる性暴力や性的虐待事件によって2018年に逮捕され、2022年にニューヨークの裁判所で禁錮23年の判決を受け、2023年にはロサンゼルスの裁判所で更に禁錮16年が上乗せされ、現在服役中である。   だが、ジャニー喜多川は犯罪者ではない。   ジャニー喜多川は逮捕も起訴もされなかった。  ジャニー喜多川の「性加害」は、1件の刑事事件にもなっていないのだ。  会見中、記者たちの発言に「ジャニー氏の犯罪」などという言葉が平気で出て来ていたが、それを聞いても、誰ひとりこのことすら認識していないのは明らかだった。   ジャニー喜多川の「性加害」の事実は最高裁で認められているというが、それは 民事裁判においてである。  民事裁判と刑事裁判は全く違う。というより、裁判には「刑事」と「民事」があるということすら、はっきりわかっていないのではないか?  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!