• このエントリーをはてなブックマークに追加

magomeさん のコメント

>>116 こいらさん

返信ありがとうございます。ロックは知りませんでしたが、演歌や女優の担い手にも在日が多くいるという話は以前に何度か聞いたことがあります。これもこいらさんが述べた理由と同じであると考えます。
国籍を持たない物で、諸外国とされる違う国や地域に長く済めば済むほど自分の帰属意識に悩まされるという話は聞いたことがあり、これは幼少より滞在している滞在歴が長い在外邦人でも必ず当たる壁でもあるのです。すでに帰化して国籍を持っている日系人は話は別ですが、どこの国も自分の帰属意識を外国へ置いたまま、滞在国に溶け込めるほど、甘くはないですから。
在特会などの嫌韓派たちは在日韓国人、在日朝鮮人による犯罪が報道されるときに犯人を通名で報道することに反発を抱いていますが、在日韓国人、在日朝鮮人の繊細な感性を考慮すれば、報道機関の報道姿勢に正当性を感じざるを得ません。
韓国と日本がどちらか優越ではなく、対等で理想的な大人の関係を結べる機会は日韓基本条約は執行されてからすでに行われてきています。その対等で理想的な関係を崩したのがほかでもない、日本人たちが作り上げた日本軍従軍慰安婦奴隷狩り強制連行というでっち上げを韓国に広めたことが原因なのだと思います。そして、この慰安婦奴隷狩りによって膨張した反日感情が日韓ワールドカップによって日本人の多くに知れ渡り、いまの嫌韓、嫌中運動を商売にできるほどにまで問題が深刻化したのだと思います。

もし、本気で民間で日本軍従軍慰安婦奴隷狩り強制連行を収めたいならば、この嘘をでっち上げて韓国人たちを騙して運動に誘い、身売りに投じた人々の知られたくもない過去をさらけ出した、日本人運動家たちに日韓ともに責任を追及させるべきだと私は思います。日韓の領土問題でも「国際裁判の判決に従う」と相手に言えば言えば十分であり、歴史認識も自分なりに知識を集めて自信を持っていれば問題はないと思います。どこにも公然と差別語で罵倒する意味などないのです。

>>119
聞いたことがないのも無理はないと思います。留学生や帰国子女の数自体、在日朝鮮人、在日韓国人や外国人に比べて圧倒的に少なく、集団で固まっているわけでもなければ留学、滞在期間によってかなり立場や思考も異なってきますので数からいえば本当にごく少数だと思います。よって、報道機関でも滅多に取り上げられることはありません。

嫌韓運動に参加して罵詈雑言を浴びせている人々と、帰国子女や留学生相手に「ここは日本だ!」と罵倒してきた人々に共通する所は自分の所属國に甘えているという所なのです。恐らくは今までほとんど、苦労することなく甘やかされて育ってきたのだと思います。苦労もせずに甘やかされて育ったために、自分で努力して自信をつけることを怠たり、自分に自信がないので、いざ、物事が思う通りにいかないと「日本人」という自分で努力して得たわけでもない、自分の所属國を頼りに、罵詈雑言を浴びせているのだと思うのです。この、自分の出自や性別に依存して甘えるという行動は、男性という理由だけで女性よりも無条件で偉いと思っている皇統男系固執を含む歪んだ男尊女卑感情でも同じだと思います。
留学生や帰国子女に英語の宿題を押し付けようとしては罵倒するなどの差別行為をしてきた人々も結局は勉強についていけずに退学していきました。出身国や国籍に甘えて、嫌韓、嫌中運動に従事している人々も勉強についていけずに退学した学生のように、今以上に堕落していくことは間違いないと思います。

差別が商売になるということは甘ったれが増えている証拠か
No.120
125ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第66号 2013.12.17発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、珍妙な商品が盛り沢山(!?)の『おぼっちゃまくん』キャラクターグッズを紹介する「茶魔ちゃま秘宝館」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※2012年度のいじめの認知件数は20万件となり過去最多になった。そしてネットの普及に伴い、差別語は公然と氾濫し始めた。中流階級が崩壊し、リアルな他者との親交が崩壊した現代では、ついに差別が商売になるレベルにまで膨張。在特会&ネトウヨ、そしてそんなエセ愛国・差別主義者を味方につけ利用する安倍政権は、本物の強者ではない!!日本に増殖した“人間的弱者”の実態を直視せよ! ※「ザ・神様」…国土の開拓をめざすオオクニヌシのもとへ、陽気に現れたちっちゃいおっちゃん・スクナビコナ。神代の国土開拓コンビ『デコボコブラザーズ』を結成した二人は、ひょんなことから男の意地をかけた勝負をすることに…!!土が先か、うんこが先か!?無意味でおバカと思えるケンカが、ミラクルを巻き起こす!? ※よしりんが直接回答「Q&Aコーナー」!2014年度版「UGN48選抜メンバー」は選考しないの?「あなたとのSEXじゃ濡れない」と言われ振られた友人をなんと言って慰めたら良い!?AKB48は今年のレコード大賞を取るべき?よしりんが論戦や恋愛で「負けた」「失敗した」と思ったこととは?安倍政権の経済政策についてどう考えるか?拉致問題、果たして望みは持てるのか?おとがするオナラはクサくないのに、おとがしないオナラがクサイのはなんで?…6歳女児の質問に、よしりんは何と答えるのか!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第68回「言葉の暴力を誰に使うか?」 2. しゃべらせてクリ!・第27回「サンタお父ちゃまにおねだりぶぁい!の巻〈前編〉」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第23回「オオクニヌシ vs スクナビコナ~『漏らしちゃ、負けよ』~」 4. よしりん漫画宝庫・第57回「『メンぱっちん』①熱血リスペクトのスポ根パロディ!」 5. Q&Aコーナー 6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 7. 読者から寄せられた感想・ご要望など 8. 編集後記 【ニコニコ生放送】   http://live.nicovideo.jp/watch/lv162142579   本年最後の生放送!   次回の生放送は 12月20日(金)20時から です!   本年最後ということで、穏やかに1年を振り返る放送かと思ったら、天下の大悪法「特定秘密保護法」強行成立というとんでもない事態が勃発!   さあ、今年最後の生放送、何が飛び出すか?    お楽しみに! 第68回「言葉の暴力を誰に使うか?」  2012年度のいじめの認知件数は20万件となり、過去最多になったという。  ネット社会になって、いじめは罪悪感も感じず、匿名で手軽にできる遊びになった。  他人を罵り、多くの人々と一緒に悪口を言い合うのは楽しいのだろう。  わしも相当に口が悪いので、本気を出したら、相手の傷口をえぐって立ち直れなくすることくらいは朝めし前だが、「匿名」でそれをやるほど落ちぶれたくはない。  やられたら、やり返されるという「実名」の条件下でなければ、他人を批判してはいけないのだ。   この言葉の暴力を、気に入らない個人を排除するために使ったり(学校のいじめ)、社会的弱者や少数民族を侮蔑・排除するために使う奴ら(在特会&ネトウヨ)を、わしは心底軽蔑する。 「いじめ」の増加と、「在日差別」の過激化は、それを行う者たちの心理的動機が似ている。 「匿名」で、ネットで罵詈雑言を書きまくり、「集団」で在日の人々に対する「ヘイトスピーチ」を叫びまくったりするような輩は、どんな大義を掲げていても、政治的主張があるように装っても、それはカモフラージュに過ぎない。   真の動機は単に自分自身の弱さ、自信のなさにあり、自分の存在に価値を実感できない空虚さにある。 「 オレ様より下がいる。それがあの異民族だ。本来、社会的弱者のはずなのに不当にオレ様より甘い汁吸ってやしないか?オレ様は立派な存在だ。だって日本人だし、奴らをいじめる強い存在だから。こうして奴らを罵っていれば、愛国心がある証明になるし、ヒマも潰せるし、仲間と集えるし、寂しくない。この運動を止めたら、オレ様は何のとりえもない、特に何かに夢中で打ちこむ情熱もない、しょうもない人間に逆戻りだ。差別は自己満足を得られる手軽な娯楽なんだ。他人を罵って愛国者と思えるなんて、なんて楽しいのだろう。この国から出ていけ、チョーセンジン! 」   昔からいたのだ。差別が好きな奴が!  自分のコンプレックスを誤魔化すための憎悪、卑小な自己像を客観的に見る勇気のない弱さからの他者憎悪、そういうものは昔からあった。  ただし、昔は差別は大っぴらにやるものではなく、公衆便所に「誰々はブラク」とか「チョン」とかこっそり書いていたもので、その犯人が見つかったら大問題になり、場合によっては部落解放同盟の糾弾に晒されるようになっていた。  それが恐くて差別はもっと淫靡な形でしか残っていなかったのだ。   ところがネットが普及し、差別語は公然と氾濫し始めた。その上、中流階級が崩壊して、リアルな他者との親交が崩壊した現代では、ついに差別が商売になるレベルにまで膨張してしまった。  差別することが商売になる!?  こんなことは一昔前まで考えられなかった。淫靡に残っていたとはいえ、差別が悪であることは常識だったし、ましてや差別で商売なんかしても買う者がいなかったし、解放同盟の抗議も恐かったからあり得ないことだった。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!