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na85さん のコメント

 よしりん師範、木蘭師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、師走の超高速配信、お疲れ様でした。内容はむしろ普段よりパワーを増している気がしますが、もしこれでゴー宣が2本立てだったらと思うと、いよいよ皆様の仕事量が心配になります。
 12月は火曜日が5回あります。24日が今年最後です。31日に間違って配信されることはないと思いますが念のため。

 今回の「ゴー宣」を一読して、上で先に言われてしまいましたが、私もよしりん師範の座右の銘である「強くなければ生きられない、優しくなれないなら生きていく資格がない」とその発展形である「わしは弱者のためにも強者になりたい」を思い出しました。自称ホシュならぬ本当の保守や愛国者ならば、強く且つ優しくなければならないと考えます。よしりん師範の仰った保守の立場からの脱原発もそうですが、強者としての保守による弱者救済とは優しさを旨とするものでなければならないはずです。天皇陛下が国民を大御宝として慈愛の目を注がれていることがその究極の形だと思います。「自己責任だ」と言って弱者を切り捨てる戦後の日本政府の行き方は属国の行政執行者という「強者の威を借る弱者」のそれです。
 以前の日本の為政者は一応「強者の威を借る弱者」風の顔をしていましたが、現在の為政者・安倍氏は自分が元から強者であるかのように錯覚して振る舞っています。それが張子の虎であることは強者・米国の言うままにTPP事前協議でヘタレていったこと一つとっても明らかです。そして安倍氏はその錯覚から覚めるのを恐れるかのように強く出ても大丈夫そうな相手にのみますます尊大になっていきます。その相手とは直接軍事的脅威を与えてこない韓国であったり、政治的発言を極限まで制限された皇室であったりするわけですが、それを見た自称ホシュ雑誌やネトウヨは「このリーダーは今までとは違う」と痺れているわけです。安倍氏の振る舞いが最も歪に再生産された形がネトウヨによる排外主義とヘイトスピーチを伴うデモなのだと思われます。つまり米国の威を借る属国執政官という現実を直視したくないポチ安倍と、愛国者であるという一点で自分が偉いと錯覚している状態から覚めたくない絶対弱者である差別者ネトウヨは同根でしょう。
 では今現在の世界で強者とは誰でしょうか。米国に本拠を置くグローバル企業のトップや富裕層らは、米国政治家を操りながら世界のルールを変えて他国の文化や社会を破壊し、テロの種子を撒き紛争を仕掛けて安定した国や地域の構造を破壊し、そういったショックドクトリンでビジネスチャンスを作って暴利を貪ってきました。しかしグローバル経済という賭場においてプレーヤーとしての自分もいつ転落するかもしれないという不安に常に苛まれながら、止まることなくルーレットを回し続けてる状態は強者とは呼べません。結局彼らも強者ではないから弱者を虐げて平気なのだという気がします。すでに破壊された途上国も、これから破壊されようとしている先進国・新興国も、覇権国である米国さえも弱者ということになります。
 その米国の庇護下にある日本は当然弱者ですが、弱者の仮面の下に安定した共同体という強かな部分を隠し持っており、「天皇を中心に置いた支配無き自己統治」のできる民がそれを支えていました。しかし米国の要求による構造改革の進行によって中間層が崩壊し、自己統治できなくなった弱者の群れが少数者への差別を露わにし、それを咎める存在もいなくなり、いよいよ国体も危ういことが露見しました。TPP参加はこれにとどめを刺すでしょう。TPP賛成・原発推進・皇統の男系固執はセットになっていると、第10回・ゴー宣道場~原発事故後の騒動までの流れの中で喝破されていたよしりん師範の慧眼には驚かされます。その後これらの主張をする保守系政治家・自称ホシュ・ネトウヨが日本の国体から最も遠い存在であることが明確になりましたが、いずれも少数者や弱者に優しくなれない存在すなわち弱者です。
 さて、現在は強者のいない世界ですが、時間軸では歴史の知恵を蓄積し、空間軸では中間共同体が安定を保っている国こそが、弱者に優しくなれる本当の強者となる可能性のある国だと言えます。今は否定されていますがアインシュタインの予言だとされた言葉に、人々が戦いに疲れたときに挙げる盟主は世界で最も古く高貴な家系に統べられた国だ、というものがあります。人と社会に安定と調和をもたらす存在こそが最も強いと考えられますが、不安定な状態をビジネスチャンスと捉えるグローバリストはそういう存在を忌み嫌います。「天皇制に違和感がある」というホリエモンの謂いはその代表でしょう。そういった意味でも不定期開催となった「ゴー宣道場」が皇統問題に的を絞ったものに変わることは十分に納得がいきます。今こそが壊滅へと向かう日本と世界の流れを押し留める最後のチャンスではないかと思われ、そのためには弱者への慈愛の目を持つ祭祀王の後継者として愛子様が立太子すること、即ちアマテラスの再臨が欠かせないでしょう。
 
 ゴー宣の感想が長くなりすぎました。ゴー宣が深刻な内容なときは笑いも派手に感じますね。デストローーーーーイ!…爆笑ポイントも多い今回でしたが、さて一番は?


 あんなぁ…ノーコメントで… na85
No.37
126ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第66号 2013.12.17発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、珍妙な商品が盛り沢山(!?)の『おぼっちゃまくん』キャラクターグッズを紹介する「茶魔ちゃま秘宝館」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※2012年度のいじめの認知件数は20万件となり過去最多になった。そしてネットの普及に伴い、差別語は公然と氾濫し始めた。中流階級が崩壊し、リアルな他者との親交が崩壊した現代では、ついに差別が商売になるレベルにまで膨張。在特会&ネトウヨ、そしてそんなエセ愛国・差別主義者を味方につけ利用する安倍政権は、本物の強者ではない!!日本に増殖した“人間的弱者”の実態を直視せよ! ※「ザ・神様」…国土の開拓をめざすオオクニヌシのもとへ、陽気に現れたちっちゃいおっちゃん・スクナビコナ。神代の国土開拓コンビ『デコボコブラザーズ』を結成した二人は、ひょんなことから男の意地をかけた勝負をすることに…!!土が先か、うんこが先か!?無意味でおバカと思えるケンカが、ミラクルを巻き起こす!? ※よしりんが直接回答「Q&Aコーナー」!2014年度版「UGN48選抜メンバー」は選考しないの?「あなたとのSEXじゃ濡れない」と言われ振られた友人をなんと言って慰めたら良い!?AKB48は今年のレコード大賞を取るべき?よしりんが論戦や恋愛で「負けた」「失敗した」と思ったこととは?安倍政権の経済政策についてどう考えるか?拉致問題、果たして望みは持てるのか?おとがするオナラはクサくないのに、おとがしないオナラがクサイのはなんで?…6歳女児の質問に、よしりんは何と答えるのか!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第68回「言葉の暴力を誰に使うか?」 2. しゃべらせてクリ!・第27回「サンタお父ちゃまにおねだりぶぁい!の巻〈前編〉」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第23回「オオクニヌシ vs スクナビコナ~『漏らしちゃ、負けよ』~」 4. よしりん漫画宝庫・第57回「『メンぱっちん』①熱血リスペクトのスポ根パロディ!」 5. Q&Aコーナー 6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 7. 読者から寄せられた感想・ご要望など 8. 編集後記 【ニコニコ生放送】   http://live.nicovideo.jp/watch/lv162142579   本年最後の生放送!   次回の生放送は 12月20日(金)20時から です!   本年最後ということで、穏やかに1年を振り返る放送かと思ったら、天下の大悪法「特定秘密保護法」強行成立というとんでもない事態が勃発!   さあ、今年最後の生放送、何が飛び出すか?    お楽しみに! 第68回「言葉の暴力を誰に使うか?」  2012年度のいじめの認知件数は20万件となり、過去最多になったという。  ネット社会になって、いじめは罪悪感も感じず、匿名で手軽にできる遊びになった。  他人を罵り、多くの人々と一緒に悪口を言い合うのは楽しいのだろう。  わしも相当に口が悪いので、本気を出したら、相手の傷口をえぐって立ち直れなくすることくらいは朝めし前だが、「匿名」でそれをやるほど落ちぶれたくはない。  やられたら、やり返されるという「実名」の条件下でなければ、他人を批判してはいけないのだ。   この言葉の暴力を、気に入らない個人を排除するために使ったり(学校のいじめ)、社会的弱者や少数民族を侮蔑・排除するために使う奴ら(在特会&ネトウヨ)を、わしは心底軽蔑する。 「いじめ」の増加と、「在日差別」の過激化は、それを行う者たちの心理的動機が似ている。 「匿名」で、ネットで罵詈雑言を書きまくり、「集団」で在日の人々に対する「ヘイトスピーチ」を叫びまくったりするような輩は、どんな大義を掲げていても、政治的主張があるように装っても、それはカモフラージュに過ぎない。   真の動機は単に自分自身の弱さ、自信のなさにあり、自分の存在に価値を実感できない空虚さにある。 「 オレ様より下がいる。それがあの異民族だ。本来、社会的弱者のはずなのに不当にオレ様より甘い汁吸ってやしないか?オレ様は立派な存在だ。だって日本人だし、奴らをいじめる強い存在だから。こうして奴らを罵っていれば、愛国心がある証明になるし、ヒマも潰せるし、仲間と集えるし、寂しくない。この運動を止めたら、オレ様は何のとりえもない、特に何かに夢中で打ちこむ情熱もない、しょうもない人間に逆戻りだ。差別は自己満足を得られる手軽な娯楽なんだ。他人を罵って愛国者と思えるなんて、なんて楽しいのだろう。この国から出ていけ、チョーセンジン! 」   昔からいたのだ。差別が好きな奴が!  自分のコンプレックスを誤魔化すための憎悪、卑小な自己像を客観的に見る勇気のない弱さからの他者憎悪、そういうものは昔からあった。  ただし、昔は差別は大っぴらにやるものではなく、公衆便所に「誰々はブラク」とか「チョン」とかこっそり書いていたもので、その犯人が見つかったら大問題になり、場合によっては部落解放同盟の糾弾に晒されるようになっていた。  それが恐くて差別はもっと淫靡な形でしか残っていなかったのだ。   ところがネットが普及し、差別語は公然と氾濫し始めた。その上、中流階級が崩壊して、リアルな他者との親交が崩壊した現代では、ついに差別が商売になるレベルにまで膨張してしまった。  差別することが商売になる!?  こんなことは一昔前まで考えられなかった。淫靡に残っていたとはいえ、差別が悪であることは常識だったし、ましてや差別で商売なんかしても買う者がいなかったし、解放同盟の抗議も恐かったからあり得ないことだった。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!