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magomeさん のコメント

na85さんからの伝言を転載させていただきます。事情により、na85さんはまだもうすこし、コメント欄に戻れないとのことでna85さんの意見、感想を私、magomeが転載させていただきます。以下na85さんの書き込み

「daiさん、Q&Aへの質問という形でのお気遣いありがとうございます。カレー千衛兵さんもmayuさんも、ありがとうございます。これらに答える必要を感じたのと、あと2,3の理由から、まだ戻れぬ身で再びmagomeさんに転載をお願いしてしまいました。
 私がライジング※欄から一時撤退した理由は、例の発言の責任を取ったからばかりではありません。他人の言動を完全にコントロールできると勘違いするほど自分に全能感はありません。カレーさんは>>77で、他人を傷つけると自分も傷つくが、それを気取られぬためには傷つけた責任を取ったという形にするのが良いとしていますが、これは良い分析です。初期ゴー宣においてよしりん師範も、他人を傷つけあことでこっちも傷ついとる!ということを書いておられましたね。自分も傷つきながら他人を傷つけてでも書かねばならぬことを書く、という師範の数十年続けてこられたことがどれだけパワーの要ることかと只々敬服するばかりです。
 私の一時撤退の別の大きな理由としては、実は体調不良のせいでモニターとキーボードの前にいる時間を減らしたいことと、4月に向けて生業のテコ入れをせねばならないことが挙げられます。だから上のような意味でのご心配には及びません。

○ライジングの 前しか向かねえ メンたちに 会いたくなったら きっと戻るから

 尻毛屋さんの設問から始まったdaiさんとハクスリーさんの狩猟必要論、楽しく読みました。これについては私はmagomeさんの>>132と全く同意見です。潜在自然植生の森をつくれば全ての問題は解決します。その上、自然災害も減り、花粉症も減り、子子孫孫にも誇れるインフラとして公共投資すれば雇用問題と景気問題も解決し、「里山資本主義」の林業再生案を組み合わせれば新エネルギー開発と有効な建材としての利用の道もつきます。
 小保方さん問題は私はdaiさんの意見に近いです。小保方さんは、そのルックスと雰囲気にタレント性を感じたマスコミによって利用され、勝手に有名にしておきながら有名税を強制徴収されたわけです。STAP細胞が存在したら困る連中はたくさん出てくるだろうなとは思っていました。山中伸也氏の周辺研究者やiPS細胞で一儲けしたいと考えている製薬企業などは絶対許せないでしょう。STAP細胞の再現性如何に関わらず、見せしめとして再起不能にされようとしています。今まで持ち上げていたマスコミは掌返しでその尖兵と化したわけです。マスコミって本当に下種だと感じますね。
 ベビーシッター問題はそこまで追い詰められた母親に同情してしまいます。mayuさんの>>101で50代以上と40代まででくっきり意見が分かれたという部分には、さもありなんと感じました。両者の間には、高度成長期からバブルまでの経済好調期とバブル崩壊以後という壁があり、また共同体が活きていた頃と過疎化や大都市一極集中で共同体が死に始めた頃という壁があると思うからです。50代以上の恵まれた環境で子育てできた方々には現在の下流シングルマザーの切迫感は掴めないだろうなと考えます。だから>>117のカレーさんの行政に頼る方法が現場の具体例として示されたのはとても貴重なのです。ここを閲覧している方で今困っている方は是非しかるべき窓口に問い合わせてほしいと思います。しかし今後それとて行政府の財政悪化に伴う社会保障サービスの削減でこの先も存在する保証はありません。結局これは共同体崩壊とグローバル経済の問題に行き付くわけです。
 こいらさんの出された解決策は以前NHKのクローズアップ現代で紹介されていました。高齢者の認知症予防という捉え方だったと思います。『里山資本主義』にも似た事例がありました。山陽のある地域のことですが、介護施設に通所している高齢者が自宅の畑で市場に出回らない野菜を作り、それを施設が地域通貨で買い取り、高齢者は地域通貨を近くのカフェレストランなどで消費し、そのカフェで働くお母さんはその間併設されている託児所に子供を預け、高齢者はその託児所で子供の面倒も見るという、皆が助かって「ありがとう」と言いあう関係ができており、そういう「ありがとう」の連鎖が広がっているというものです。
 >>102:mayuさんの歌、かわいくていいですね。※欄に復活したら諸々の返歌を歌集にして贈りますね。そうそう、紹介してもらったNHKスペシャルの「里海」見ました。あれは畠山重篤氏の『森は海の恋人』とも一部共通する希望のある話でしたね。
 さて、最後に…

 ○頼むから 言った言わぬの 喧嘩なら どこぞ別板で やってくれぬか na85」
No.176
130ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第78号 2014.3.18発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、珍妙な商品が盛り沢山(!?)の『おぼっちゃまくん』キャラクターグッズを紹介する「茶魔ちゃま秘宝館」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…東京都内の図書館や書店で『アンネの日記』などユダヤ人迫害関連本が相次いで破られた事件。ネット右翼だけでなく、自称保守派の言論人、自民党の議員までもが、事件が報じられると忽ち犯人を「在日」「韓国人」「中国人」の組織的謀略と主張していた!この事件で最も重要で、問題視すべきことは、危険水位にまで達している日本の右傾化現象である!! ※「ザ・神様!」…物語はいよいよ天孫降臨へ!!…が、しかし!アマテラスオオミカミから天下りを命じられた息子・アメノオシホミミは尻尾を巻いて逃げ出し、次男・アメノホヒは百戦錬磨のオオクニヌシにすっかり魅了され阿ってしまった!!今回のすったもんだはなんとR18指定!? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!福島原発事故と小児甲状腺ガンに因果関係はない?就農率はなぜ低い?みるきーのスキャンダル、今こそUGN選抜を再選考!?元AKB48増田有華の「小林よしのりが嫌」発言について!?アイドルの「恋愛禁止ルール」違反2パターン、どっちが嫌?自分の叶わなかった夢を子供に託そうとする親をどう思う?よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第79回「『アンネの日記』破損事件と日本の右傾化現象」 2. しゃべらせてクリ!・第39回「へぎゃっ!ぽっくんを見捨てんでクリ、沙麻代ちゃん!の巻〈前編〉」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第29回「第二の交渉人・アメノワカヒコ ~すったもんだの天孫降臨 その2~」 4. よしりんウィキ直し!・第17回「ゴーマニズム宣言⑬:『天皇論追撃篇』(新天皇論)③」 5. Q&Aコーナー 6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 7. 読者から寄せられた感想・ご要望など 8. 編集後記 第79回「『アンネの日記』破損事件と日本の右傾化現象」  東京都内の図書館や書店で『アンネの日記』などユダヤ人迫害関連本が相次いで破られた事件で、小平市の 36歳の無職男性 が逮捕された。  男は被害に遭った杉並区の図書館の防犯カメラにも映っていた。 『アンネの日記』を破る事件はここ最近発覚したが、男は約1年間にわたって豊島区や杉並区で、執拗に本を破る行為を続けていたという。  男は破った本の紙片をポケットに隠し、自転車で移動中に捨てたと供述しており、その供述通りの場所から紙片が見つかっており、容疑はほぼ固まりつつある。   池袋ジュンク堂書店内で、男は「アシスタントとゴーストライターは違う」と書いたビラを貼った容疑で逮捕されたのだが、その文面も「アンネの日記」はアンネではなく、父親が書いたというデマがあるので、そのことを意味してるのだろう。  もちろんこのデマはオランダ国立戦時資料研究所とオランダ国立法科学研究所の筆跡鑑定と文書調査を中心とした科学的な検証によって公式に否定されている。  男のパソコンにはインターネットの接続履歴が残っておらず、消去して証拠隠滅を図った可能性があるらしい。   さて、この事件で最も重要なことは、自民党の議員や、自称保守派の言論人や、桜チャンネルなどの極右メディアや、ネット右翼の連中が、事件が報じられると忽ち犯人を「在日」「韓国人」「中国人」の組織的謀略と主張していたことである。  3月14日の産経新聞1面コラム「産経抄」でも、最近、日韓両国が反日宣伝の文脈で、日本の「 右傾化 」の例として『アンネの日記』等の破損事件を挙げていることについて、「 どこがどうつながるのか 」と書いている。   いや、つながる可能性が大なのだ。  容疑者が逮捕される前、韓国のハンギョレ新聞は「 在日特権を許さない会(在特会)などが主導する“嫌韓デモ”のように、日本社会の病的な右傾化現象とどんな関係があるのか興味深い 」と論説、他の韓国メディアも在日韓国・朝鮮人排斥を訴える「ヘイトスピーチ」と結びつけて報道した。  反日に凝り固まった韓国マスコミなんか評価したくはないが、在特会のことまで、よく観察している。  これに対して在特会広報局は「 当会の活動と『アンネの日記』など被害に遭った図書とでは何ら思想信条的な関係性はありません。また、本事件といわゆる『嫌韓』の動きはまったく無関係であります 」という声明を発表した。  声明の中で在特会は「 むしろ、世界中の図書館で日本海や竹島関連の図書を損壊している者たちの犯行と見たほうが、より現実的である 」と言っている。  つまり、 世界中で反日活動を行なっている韓国人の仕業だと言うのだ。  しかも在特会自身が、何の確証もなくそんな主張をしているくせに、 「 確証もなく、安易に犯人を当会関係者と推定したり、動機を当会の活動と結びつけることは厳に慎み、良識ある報道を心がけていただけますようお願い申し上げます 」と平然と言ってのけるのだから、その身勝手さにはあきれ果てる。  再度詳述して触れるが、この事件が報じられると、在特会の見解と歩調を合わせるかのように、 事件は日本人に反ユダヤ主義の浸透があるかのように見せて、日本の国際的なイメージを貶めようとする中国・韓国の謀略だ などという陰謀論が公然と流布された。  ネット右翼だけではない。自称保守の評論家やジャーナリスト、極右メディアでも反日謀略説が平然と語られ、中国・韓国の謀略機関の仕業だと「確信する」とまで言った馬鹿もいた。  片山さつき議員や、中山成彬議員までが、韓国の関与をほのめかせていた。  勝谷誠彦は、こういうときは誰が一番得するかを考えるべきだと言い、これは支那人の組織だった犯行だと言っていた。  自称保守の極右連中は、誰も彼もが在特会と同レベルの陰謀論を主張したのだ。  わしだって中韓の反日宣伝に同調したくはないが、残念ながら『アンネの日記』破損事件と、日本国内での「排外主義」は繋がっている。   そもそも「犯人は在日、韓国人、中国人だ」と、ただちに主張すること自体が、排外主義ではないか!   公に言ってはいけないことがある。関東大震災の直後のように、朝鮮人が井戸に毒を盛ったと言いふらす人間になるか、そのデマを止める人間になるか、それが問われている。  もう日本の憎韓・反中は病気である。   そもそも、在特会の主張と反ユダヤ主義は無関係だという在特会広報の声明は大嘘なのである。   在特会会長の櫻井誠 は昨年、ユダヤ人団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が日本におけるヘイトスピーチを問題視し、在特会を監視するよう主張したことに逆上して「 反ユダヤデモやろうかな 」と表明、イスラエル大使館に抗議文を出し、 ユダヤ人を「中東の朝鮮人」と呼び、敵視と憎悪をエスカレートさせている真最中なのである。  さらに「 在特会会員・大和真実 」と名乗る人物のツイッター https://twitter.com/aikokubakusou まとめサイト http://matome.naver.jp/odai/2139350819657253801 には、以下のような発言が氾濫している。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!