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くりんさん のコメント

今朝の新聞記事に,2040年までに896の自治体で20~39歳の女性が半減するというものがありました。よしりん先生が今回書かれた「女性の貧困」がこのまま放置されれば、この通りになってしまう可能性は高いでしょう。
女性の貧困を放置し続けた結果が、少子化や人口減少だけでなくこの予想までも生んでしまったのではと思います。
今日本に必要なのは、高度経済成長の再来という幻想ではなく経済の底上げです。
そのために女性の貧困対策は必要不可欠といえます。
今試用期間を無事終えられるかどうか微妙な状態にある身として、正直他人事ではありません。
今一番欲しいのは恋人や結婚相手ではなく、一人でも余裕で生きていけるだけの経済力です。
女性の力の活用を自分の支持率維持のための利用材料としか思っていない安倍氏に
期待するだけ無駄だとしか思えませんが・・・。
この状況を悪化することだけなら嬉々としてやってくださりそうですね。

両天秤を平然とやらかし女心を平然と踏みにじるろくでなし竹田氏の高森先生への「側室容認発言」、慶応講師としての職位を免罪符のように軽々しく扱うちょいキモならぬうざキモぶり。この竹田氏の数々のうざキモな行為に、よしりん先生の著書「新天皇論」での伏見宮家系皇族の皇族にあるまじき行為の数々を思い起こしました。天皇陛下からもっとも遠い血筋にも関わらず、己の特権を守ることだけに固執し皇族の品格を傷つけ続けた伏見宮家系皇族。彼らと変わらぬ恥ずべき行いを繰り返し天皇陛下が築き上げられている皇室の品格を平然と傷つける竹田氏の行為は、一人の人間として最低です。昌子内親王は自分からの女系の血筋からの明治天皇の玄孫という立場を自分の私利私欲のために特権として濫用し、ご自分の子孫のこの目を覆いたくなるいかがわしい行為にあちらでどれほど胸を痛めておられることでしょうか・・・。


安倍氏を含む男系固執派が守りたいものは日本の未来などではなく、自分自身のちゃちなプライドなのでしょう。そのためなら皇室・日本国民が滅びようとお構いなし。
こんな面々がのさぼっているかぎり、日本の未来も女性の未来も好転するとは到底考えづらいです。
No.120
129ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第84号 2014.5.6発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、珍妙な商品が盛り沢山(!?)の『おぼっちゃまくん』キャラクターグッズを紹介する「茶魔ちゃま秘宝館」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…今や働く女性の約6割が非正規雇用。非正規雇用で働く若年女性(15~34歳)の81.5%が年収200万円を下回り、さらに国が「貧困」と位置づける年収114万円未満は働く世代の単身女性の3分の1、約110万人に上るという。シングルマザーも年々増加し、OECDの調査では、日本の母子世帯の貧困率が先進国で最悪レベルという結果が出ている。日本で増える「女性の貧困層」は、果たして安倍政権の「女性活用」政策で救えるのか? ※「ザ・神様!」…思わぬ弔問客の登場でとんでもない修羅場と化した葬儀。遣わした神々が尽く失敗し一向に進まない国譲りに、高天原のアマテラスはもはや顔面紫色。そしてついに、高天原の最終兵器が登場する!!どうなる国譲り!? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!SFアクション映画に濡れ場は必要?片想い中の自分のウザさ、どうしたら解消できる?STAP細胞、学問の世界で「結果良ければ全て良し」はあり得ないのでは?日本は、なぜある一つの意見が市民権を得ると、世論は一気にその方向へ流れるのか?今まで付き合った女性から教わった一番の財産とは何?次回「ゴー宣道場」の日、AKB48の代替コンサートにうつつを抜かすのは罪?匿名の告発や批判に正義はあるのか?よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第85回「女性の貧困化と『男系固執』は同根である」 2. しゃべらせてクリ!・第45回「ぽっくん、このカメしゃん怖か~!の巻<前篇>」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第32回「最終兵器、日本最古の戦艦出現! ~すったもんだの天孫降臨 その5~」 4. よしりんウィキ直し!・第20回「ゴーマニズム宣言⑭:『天皇論追撃篇』(新天皇論)⑥」 5. Q&Aコーナー 6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 7. 読者から寄せられた感想・ご要望など 8. 編集後記 第85回「女性の貧困化と『男系固執』は同根である」  4月27日に放送されたNHKスペシャル「調査報告 女性たちの貧困~新たな連鎖の衝撃」で見たが、若い女性の貧困化がもの凄いことになっている。  都内のインターネットカフェで、41歳の母親と、19歳と14歳の娘2人がそれぞれ別のブースでもう2年半も暮らしている。  母親は10年前離婚し、看護助手として女手ひとつで子供を育てていたが、子育てと仕事の両立に疲れ、生活が困窮、アパートの家賃が払えなくなってここにたどりついたという。  妹は中学3年だが、もう半年近く学校に通っていないという。  姉は生活苦で高校を中退、コンビニのバイト代10万円と母親からの数万円が姉妹の生活費だが、1日1食。空腹の時は店内の無料のドリンクバーでしのいでいるという。  1個のパンを分け合い、ツナ缶をつついている様子は衝撃的だった。  明日の食事の心配をしなくていい暮らしがしたいというのが、今の姉妹の願いなのだそうだ。  今は派遣で働いているという母親の姿は映されなかったが、生活に行き詰っても周囲の人や行政には頼らなかったというから、もう少しなんとかなったのではないかという感もある。  だが、女性の貧困の問題が深刻化しているということは紛れもない事実である。  番組では、他にも真面目に長時間働きながら貧困から脱出できない女性が何名も登場し、彼女たちは異口同音に、特別な望みはない、ただ普通の暮らしがしたいと言っていた。   今や働く女性の約6割が非正規雇用である。  非正規雇用で働く若年女性(15~34歳)の 81.5% 、289万人が、国が生活支援の対策で困窮状態の目安としている 年収200万円を下回っている。  さらに 国が「貧困」と位置づける 年収114万円未満 は、働く世代の単身女性の 3分の1 、約110万人に上るという。  安倍政権は女性の活用が成長戦略の柱だとか言っている。  首相官邸ホームページの「女性が輝く日本へ」を見ると、その政策として挙げているのは「待機児童の解消」「女性役員・管理職の増加」「職場復帰・再就職の支援」「子育て後の起業支援について」の4点だ。  これを見る限り、 安倍政権がまず念頭に置いているのは企業で役員や管理職になれたり、自ら起業したりという、正規雇用やフリーでバリバリ働ける、ごく少数の有能な女性の活用である。  あとは、正規社員の職場復帰や、スキルを身に付けた人の再就職支援くらいである。   どうやら、上記の例に表れているような非正規雇用の女性は、安倍政権の眼中にはないようだ。  圧倒的多数の普通の女性は、弱肉強食の社会の中に自己責任で放ったらかしでいいと思っているらしい。   安倍政権の言う「女性が輝く日本へ」なんてものは完全なまやかしである。  最初から「勝ち組」の女性だけが「輝く女性」として安倍政権の広告塔に使われるだけのことだ。   結局のところ、女性登用を看板に掲げながら、実は男女共に強者優遇の勝ち組支援、男女共に貧困層切り捨てという政策に過ぎないのだ。  かつての高度経済成長は人口の爆発的増加という条件があって、会社が家族共同体であり、企業は男性社員の嫁候補として女性を雇っていた。  給料が必ず上がるから将来の不安がなく、低賃金でも結婚できたし、専業主婦が多かったから貧困化する女性は少なかった。   だが今にして思えば、専業主婦は潜在的な貧困層だったとも言える。  グローバリズムの中、少子高齢化時代に突入した日本でさらに「経済成長」のみにこだわれば、限られたパイを勝者が独占する新自由主義を採用するしかない。  会社が株主のものとなり、終身雇用制が崩れ、会社の共同体としての役割が消滅。格差の米国型拡大で、貧困層を増え続けさせるのである。   そうなれば、男より女の方がより貧困率は高くなっていく。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!