鷲音モーさん のコメント
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第96号 2014.8.12発行 「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、珍妙な商品が盛り沢山(!?)の『おぼっちゃまくん』キャラクターグッズを紹介する「茶魔ちゃま秘宝館」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行)
【今週のお知らせ】
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!何にエロを見出すのかは後天的なもの?笹井教授が自殺…STAP細胞は本当に実現出来る?嫁いびりは必要?清潔感あふれる大人になる秘訣は?大島優子の写真集「脱ぎやがれ!」はもう入手した?国連で日本が常任理事国入りするにはどうすべき?印象に残ったホラー映画は?最近のディカプリオの演技をどう思う?出版予定だった「恋愛論」はどうなった?…等々、よしりんの回答や如何に!?
※ウィキペディアの記事を徹底的に添削しちゃう大好評「よしりんウィキ直し!」。今回は、先月のウィキペディアページにしつこく現われていた「寄付くれ攻撃」を添削!さらにウィキペディアが公開している決算情報を添削したところ、驚くべき事実が判明!寄付を受ける資格はあるのか!?
※『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて、一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてくり!」あぎゃ~~~~~~~~~~~おっ!ハリウッド版ゴジラ公開記念お題でしゅ!「ウル茶魔マンvsフクロコジラ」のMVPは誰でしゅか!?
【今週の目次】
1. しゃべらせてクリ!・第56回「決戦!ウル茶魔マンVSフクロコジラの巻〈後編〉」
2. よしりんウィキ直し!・第25回「ゴーマニズム宣言⑭:『天皇論追撃篇』(新天皇論)⑪」
3. Q&Aコーナー
4. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
5. 読者から寄せられた感想・ご要望など
6. 編集後記
第56回「決戦!ウル茶魔マンVSフクロコジラの巻〈後編〉」 ♪帰ってきたぞ、帰ってきたぞ、ウル茶魔マ~~~ン!
ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンは、なじぇ別人かというと、もともとは本当に最初のウルトラマンが帰って来る話にするはずだったのに企画が変わって、タイトルだけ残っちゃったからでしゅ。
こりが運命の分かれ目、それからウルトラマンはボコボコ増えていっちゃって、いま一体何十人?何百人?
ウル茶魔マンは、断じて一人ぶぁ~い!
そんでは後編スタートでしゅ!
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!
行きの新千歳と羽田で熟読し、盆休み中、姪っ子やカノジョらを引き連れて、日光東照宮を詣でて、表面上はヘラヘラ笑いを浮かべながら尻を振って、「おほほっ、左甚五郎の眠り猫ってば意外とベリーリトルでござあすね」などと陽気に呑気にお喋りに興じ、行楽をマンキツしておりましたが、内心ではライジングやブログの記事について熟考していました。
断じて、見猿聞か猿言わ猿な思考停止のエテ公と化して、ウキキッと頭頂部と臀部を掻きながら、東武日光駅前の盆ダンスに参加してはおりません。
自分が信じて疑わぬ正当性に酔い痴れ、勝てると見定めた相手を難詰して言い負かす事を至上目的とし、空疎な自分の心の隙間を埋める憐れな人に堕しちまわぬようあらねばならぬと強く思います。
そのような憐れな人の言葉はどんなに理屈を並べ立てても、実体がなく、切実さもなく、実感も伴っていないから全然心に響かぬ魂のない空っぽな言葉の羅列に過ぎないですから。
本来の闘うべき相手から目を逸らさずに対峙する勇気を持ち、自分の生活の中で力のある言葉を育む為にも常に思考し続けてゆこうと思います。
つって、果たして小児性愛を題材にしたマンガやアニメを規制することは可能なのか、と考え込んでしまいました。
感情的には規制すべきだと強く思うし、ペドフィリアなど弾圧しちまわねばならねぇと思うのですが、規制の線引きが激烈に難しいと思う自分もいます。
根本敬は規制の対象になるのか、アニメ絵だけがダメなのか。
仮に花くまゆうさくのような絵柄で小児性愛を描いてもアウトなのか。
とにかく内容の中に小児性愛があれば規制するのか。
しかし制作者サイドに、少女に見えるキャラクターではあるが成人女性を描いたものであると強弁されたら、実在の少女ではない以上、反論することは出来ないのではないか。
そうなると、本来、規制したいものを取り締まれずに、規制するつもりのなかった作品が取り締まられるような状況を作り出さないだろうか。
そんな面倒臭いことを考えて、頭を悩ませていたら、盆休みが終わってしまいました。
他にも色々考えてはいたけど。
飯のこととか猿のこととか猫のこととか、しょうもないことばかり考えている生活を送っていた。
送っている。
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