鷲ヲともふささん のコメント
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第126号 2015.3.24発行 「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、小林よしのりに関するWikipediaページを徹底添削「よしりんウィキ直し!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行)
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」(号外)…安倍政権は「集団的自衛権」の行使のための法整備(安保法制)を着々と進めている。これが日本の歴史上、重大な転換点であるということを、国民は全く理解していない!この法整備の意図は何なのか?「専守防衛を維持」は本当か?集団的自衛権行使の条件である新3要件は「歯止め」になるのか?他国軍への「後方支援」は戦争への参加ではないのか?そもそも「憲法9条」との関係はどうなっているのか?平和ボケの国民が「まさか戦争はしないだろう」と高をくくっている間に、安倍政権は日本を「戦争できる普通の国」にしようとしている。このまま日本は再び「破滅」への道を繰り返すのだろうか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!娘の親友が「統一教会」の集団見合いで結婚することに!どうするべき?「共同体」が理解できない自分は保守として致命的?沖縄のオススメの場所を教えて!悪趣味な妻に常識的な感性を身につけさせるにはどうしたら良い?今年のAKB48総選挙はどうなる?7才女児から「言葉」に関する純粋にして本質を突く質問も!?…等々、よしりんの回答や如何に!?
※“集合痴”ウィキペディアの記事を徹底的に添削しちゃう大好評「よしりんウィキ直し!」。今回は「継体天皇についての間違い」と題する項目等をウィキ直し!自分たちにとって都合が悪い情報に対して、男系固執派が必死で考えたインチキの数々をご覧あれ!!
【今週の目次】
1. 編集後記(その1)
2. しゃべらせてクリ!・第86回「道案内してクリ、通掛聞造しゃん!の巻〈前編〉」
3. よしりんウィキ直し!延長戦・第10回「『ゴーマニズム宣言スペシャル・天皇論追撃篇(新天皇論)』過去版 ~「継体天皇についての間違い」他の間違い~」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 読者から寄せられた感想・ご要望など
7. 編集後記(その2)
(その1)
今週の「小林よしのりライジング」はいかがでしたか?
毎月、泉美木蘭さんとのニコニコ生放送「よしりんに、きいてみよっ!」がある日は、打ち合わせを兼ねて一緒に夕ご飯を食べに行きます。
会話の流れで、デザイナーのドルチェ&ガッバーナと歌手のエルトン・ジョンの間で起きた論争の話題になりました。
木蘭さんから騒動の詳細を一通り聞いた先生ぼんは、まず自分が愛用している洋服のデザイナーがゲイの元パートナー同士(現在は解消中)ということを初めて知り、
「そうだったのかー!!
ドルチェ&ガッバーナってゲイだったのかー!!」
…と大層驚いておりました。
デザイナーやアーティストにはゲイが多いということを聞くと、
「そうかー!!
天才が多いのかー!!
やっぱりゲイは差別しちゃいかんな!!」
と、ちょっとよくわからない理由でゲイ差別反対を訴える先生ぼん(笑)
その上で…
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!
それに比べて日本の場合は、自ら率先して発言せずに、立場が上位にある人間の意見に追従するのが謙譲の美徳であると思い込み、部下は上司の言うがままに従い、後輩はパイセンのパシリとなり、「上役の言うことは絶対」って王様ゲームみたいに、自分の意思を押し殺す。ゆえに日本人はディベート能力が極端に低い。
立場や階級や肩書を重視し、発言内容など蔑ろにしてしまうのが日本社会なのである。
って、まんま香山リカマインドじゃん。
「たかがマンガ家のスタッフ風情が、大学教授サマに意見をするなんて日本社会的にありえなくなーい?」
「無名の工芸家の言うことなんて聞く必要なくなーい?」
「天下の国連サマには無条件で言いなりになるべきじゃなーい?」
果たして日本人って本当に香山リカのようにディベートが苦手で、有無を言わさぬ上意下達が当然である国民性なのだろうか。
同じ日本人でも、幕末の志士って、ガンガンに議論をしていたイメージがある。
幕末の志士って強靭な個があったからこそ議論を成立させることが出来たのだろう。
現代の日本では、本人は個人主義者であると思い込んでいる人のほとんどが私人性を剥き出しにした集団主義に埋没している。
個がなければ議論は成立しない。
集団主義は個人の意見を嫌うゆえに議論そのものを嫌う。
そのような集団主義の蛸壺ばかりの今の日本で真っ当な議論が出来る場所などあるのだろうか?
現代日本に松下村塾はあるのか?
大河ドラマ「花燃ゆ」の松下村塾のシーンを観ていると、公徳心を常に意識に置いた個人がディベートをしていて、既視感を覚える。
そうして、はたと気づく。
まんまゴー宣道場やんけじゃんだべさ、と。
俺がゴー宣道場に参加した時、いつも議論が弾み、跳ねて、白熱し、胸踊る気分を体感して、前頭葉がスパークしたものさ。
帰り道、興奮の余り、ついつい「学問とは、人間はいかに生きていくべきかを学ぶものだーっ、by吉田松陰」と絶叫したりしたもんさ。
あのスパーク感、あのライヴ感をより多くの人にも味わってもらいたい。
というか、俺もまた味わいたい。
だから是非また参加しよう。
その為に抽選に当たるように神社に御参りに行こっと。
その前に高森ウィンドウズの「神社参拝の仕方」を観なくちゃね。
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