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がんTさん のコメント

よしりん先生が京都に―催しとしては、私の知る限り10年ぶりになりましょうか。
私はその10年前のシンポジウムに、社員旅行を蹴って行ったのです(もっとも、その頃会社に反りの合わない人がいたのであまり気の進まない旅行だったのですが)。地理的・職業的要因から「こんなチャンスはもう二度とない!」と思い行ったものですが、これは大変意義のあったことだと確信しています。しかしそのあとの直に触れ合う機会は逸してしまい「でも、これでよかった」と無理に納得したものです。
この時の様子が『目の玉日記』に描かれ、先生の目がだいぶ悪かったことを知ると、「やはり、これでよかった」と強く納得するに至りました。
こんなことを思い出すと来たる7月の京都国際マンガミュージアムのイベントは「行かねば!」と新たな高揚が湧き上がってきます。ましてや呉智英氏との対談とは……、「何が何でも行かねば!」

しかし、10年前のシンポジウムの出席者と、現在のよしりん先生との関係を考えると、実に隔世の感があります。
それでもその時のチケットは今でも保管しているのです。

かなり私的な文章で失礼しました。
岸端さん、丁寧な返信、ありがとうございます。また考える契機となります。
No.76
115ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第132号 2015.5.12発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、小林よしのりに関するWikipediaページを徹底添削「よしりんウィキ直し!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…「朝敵」、この言葉にはとかく政治的思惑がつきまとい、後世に評価が逆転した例も珍しくはない。しかし、時代が変わろうが、絶対に評価が変わることなどあり得ない「完全無欠の朝敵」が現在の日本に存在する。それは、内閣総理大臣・安倍晋三である!一見、「保守政治家」として振る舞いながら、その実、尊皇心のかけらもない安倍晋三、その本性を暴く! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」! 三島由紀夫の「楯の会」はカルト化していた?若者に是非なってほしいと思う職業は何?麻原彰晃は何故未だに死刑執行されない?本来「守る」とは○○こと?なぜブログにコメント欄をつけないの?国内でもう一度行きたい場所はどこ? …等々、よしりんの回答や如何に!? ※おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて、一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてくり!」。びんぼっちゃま。地上でもっともあわれな子……。その名は、びん…ぼっ…ちゃま…。…へみ?何でしゅか?ぽっくん、涙まで流して力いっぱい同情してあげてるのに、何をイラついてるんでしゅか、貧ぼっちゃま?ぽっくん、何か悪いこと言いましゅたか?   【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第128回「朝敵・安倍晋三の証明」 2. しゃべらせてクリ!・第92回「同情を禁じえんぶぁい、貧ぼっちゃま!の巻〈前編〉」 3. Q&Aコーナー 4. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 5. 読者から寄せられた感想・ご要望など 6. 編集後記 第128回「朝敵・安倍晋三の証明」 「朝敵」 とは「朝廷の敵」であり、天皇にそむく逆賊のことをいう。  ただし、この言葉にはとかく政治的思惑がつきまとう。自らの正当性を主張し、敵対勢力に「絶対悪」のレッテルを貼るために「朝敵」という言葉が使われる場合が多いのである。  南北朝時代について、後醍醐天皇の南朝を正統とし、北朝を擁した足利尊氏を「朝敵」とする歴史観は後世になって広がったものであり、同時代的には南朝・北朝の双方が自らを正統として、相手方を「朝敵」と呼んでいた。  幕末には、禁門の変で京都御所に発砲した長州藩が「朝敵」とされたが、戊辰戦争では会津藩が「朝敵」のレッテルを貼られた。  本来は尊皇の軍を「官軍」、朝敵の軍を「賊軍」というわけだが、政治的な情勢の変化で一旦は朝敵とされた長州藩が官軍となり、一方、尊皇心が非常に篤かった会津藩が賊軍とされたのだ。 そんなことから、結局は尊皇心の有無なんて関係ないのだ、「勝てば官軍、負ければ賊軍」なのだと言われるようになったのである。  このように「朝敵」という評価は政治によって変動し、後世に評価が逆転した例も珍しくはない。  とはいえ、どこからどう見ても尊皇心のカケラもない「朝敵」だとしか判断のしようのない人物はいる。どう時代が変わろうが、絶対に評価が変わることなどあり得ない「完全無欠の朝敵」は確実に現在の日本に存在するのだ。   それは、内閣総理大臣・安倍晋三である。  イギリスでは、シャーロット王女の誕生で、国を挙げての祝賀ムードになっている。  シャーロット王女の王位継承順位は第4位。  イギリスの王位継承者は、現国王・エリザベス2世女王の系譜だけで17位までいて、そのうち7人が21世紀に生まれた若い世代である。  そして先代国王・ジョージ6世の系譜に連なる王位継承資格者が18位から23位まで、先々代国王・ジョージ5世の系譜が24位から52位までおり、さらに遠縁の有資格者がその後ずっと続いている。イギリス王室は、未来永劫安泰といっていい。  それに比べて日本はどうか。   皇位継承順第1位は皇太子殿下、55歳。第2位は秋篠宮殿下、49歳。第3位は悠仁殿下、8歳。  そして、第4位は常陸宮殿下(今上天皇の弟)79歳、第5位は三笠宮殿下(昭和天皇の弟)99歳! あとはいないのだ!!  イギリスと比べてこれがどれだけ危機的な状況かは、一目瞭然である。   イギリスでは、王位継承順位52位までに21世紀生まれが19人もいるのに、日本では悠仁さまたったおひとり! たった一人に、皇統の存続が全て委ねられてしまっているのである!   なぜ日本でこんな危機になっているのかといえば、日本の皇位継承者は男系男子に限られているからだ。  女性皇族は結婚したら民間人になり、皇室を離れなければならない制度だから、先細りになるのは当然なのだ。  イギリスでは国王の直系子孫であれば男女を問わず王位継承資格を持つ。もちろん、女性王族が国民男子と結婚しても王室に残り、その子も王位継承資格を持つ。  しかも、以前は男子優先となっていたが、2013年の法改正によって現在では男女を問わず長子先継となり、完全に男女平等となっている。  わしは実にうらやましいと思う。   イギリスに比べれば、日本の皇位継承はほとんど風前の灯と言っても過言ではない。そしてそのことを最も気に病んでおられるのは天皇陛下であることは言うまでもない。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!