• このエントリーをはてなブックマークに追加

三味線弾きさん のコメント

Vol.145の配信、ありがとうございました!!2本立てのゴー宣で知的興奮を喚起されまくり、2度もイカされてしまいました(笑)
長年、差別心と警戒心の分別に葛藤がありましたが、ようやく合点がいきました。小林先生ですら「バランスをとる判断能力が必要」なんですね!やっぱ、ロリコンやアニオタやゲーオタ、などに対する警戒心は大切にしよっと(笑) そういや近頃よく見かけるスマホゲーム(CM含)、大人がおしゃぶりを咥えて楽しんでるようで、どうにも気色悪いナァ(x_x)

御製からも「昭和天皇の『全責任発言』はあった」のは明らかだと思います。実際のところ、専門の学者であっても、歴史的事実や科学的データをありのままに解釈し、偏見から自由になることは、余程謙虚に自分を疑うことに熟練していないと難しいはずです(本来そういう者こそ知的で「学者」のはずですが...)。物事を知る以前に、言葉や表現に接する際の、「思考の核になる世界観」、健全な常識や感性,予断を排する知的誠実性,論理的考察力,国語力,想像力,などが必須ですね。これらを欠いたままでは、小林先生の仰るように何を知ろうが真実から逸れていくのでしょう。

いつもカワイイもくれん先生の『ザ・神様!』、顔割りとか、もうホラー・シリーズ化してますね(笑) 子供はホラーと相性が良すぎます。ヤマトタケルの、美しく純粋な少年に隠された非情性,凶暴性、しかも惨殺直後に悠長に歌詠みとは!! ダミアンというよりも、冷酷で抜群に賢い『エスター』ですね。我が子を遠ざける景行天皇に思わず同情したくなりました(笑)

『日本のいちばん長い日』を観ました。キャストもよくていい映画なんですけど、歴史の必然性や緊迫感があまり感じられず、拍子抜けでした。原作はぜひ『昭和天皇論』にして欲しかったです。軍の反乱や家族に尺を割くより、臣下の苦悩や大局観をもっと緻密に描いて欲しかったなぁ...いや、映画を観たのが深夜だったんで感性が鈍ってたのかな(+_+)?
No.34
112ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第145号 2015.8.25発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…大サービス!今回は2本立て!!(1本目)大阪・寝屋川で起きた中1男女殺害事件。容疑者は2002年にも同様の拉致監禁事件を起こしていたという。再犯を防げなかった司法の問題、子供の深夜徘徊を許してしまった親の責任、共同体の崩壊など様々な問題が語られている。子供を守るため、まずすべきこととは何だろうか? ※「ゴーマニズム宣言」…(2本目)昭和20年、GHQ最高司令官・マッカーサーと会見を行なった昭和天皇は、自ら「全責任を負う」という趣旨の発言をしたとされている。しかし実はこれはマッカーサーの嘘で、保守派の「神話」であると主張する者がいる。果たして、昭和天皇の「全責任発言」はあったのか?なかったのか? ※「ザ・神様!」…日本最古の女装&お○ま掘りをし見事、西の猛者クマソタケル兄弟を倒したオウスノミコトは、その名を取ってヤマトタケルノミコトと名乗ることに。父・景行天皇のもとへ復命を果たすため、大和への帰路につく…はずが、再び狂気の血の雨が降る! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!NHK朝ドラ『まれ』の視聴率低迷の原因は?スーパー銭湯の垢すりを試したいものの、係のおばさんに裸を見られるのが恥ずかしい…何か良い方法はない?日米関係を「ペリーの砲艦外交」から語るけど、日本側(江戸幕府)にも非があったのでは?「夢は哲学者」の彼女をどう見てる?子供が犠牲となる悲惨な事件が多発、不安を抱え迷うシングルマザーにアドバイスを!…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1.  豪華2本立て! ゴーマニズム宣言・第140回「近代化の闇に魔物の徘徊」 2. ゴーマニズム宣言・第141回「昭和天皇の『全責任発言』はあった」 3. しゃべらせてクリ!・第105回「チャマシック・ワールドの大激突ぶぁ~い!の巻〈後編〉」 4. もくれんの「ザ・神様!」・第63回「ヤマトタケル物語・その4」 5. Q&Aコーナー 6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 7. 読者から寄せられた感想・ご要望など 8. 編集後記 第140回「近代化の闇に魔物の徘徊」  偏見は差別を助長する。  だが偏見が人間の警戒心として有効に機能する場合もある。  偏見という言葉の持つ両義性の間で、「これは差別か?」「これは真っ当な警戒心か?」とバランスをとる判断能力が必要になる。  大阪・寝屋川の中1男女二名誘拐・殺人犯は、2002年にも同様の監禁事件を犯していたとテレビで言っていた。  その時は男の子が監禁されてるから、どうやら今回の事件は男の子の方が目的だったようだ。女の子は一緒にいたから、先に始末したということか?  少年監禁性欲という極めて特殊な変質者もいるのだろう。  性的な変質者は再犯する可能性がある、これは一概に偏見とも言えず、性欲の問題だから抑制できずに暴走する危険性を考慮せざるを得ない。  だからアメリカでは「ミーガン法」で性犯罪者にGPS探知機の装着を義務付けて、近所の人々が追跡できるようにして再犯を防止している。  人権問題のようにも見えるが、被害者になり得る女子供の人権の方が大事だというのは、わしには理解できる。  しかし深夜に子供を徘徊させる親も問題だが、何度でも同様の事件が起こっているし、「親は何してるんだ?」とその度に思ってしまう。  それほど家族間の絆は切れてるのだろう。子供は家族共同性の綻びをツイッターやラインなどのSNSで繕って、誰かと繋がっていれば安心するようだ。  親は親で、ケータイを持たせているから安心と思うらしく、貧困層の親は仕事だけでくたびれて、子供を見守る余裕もないという状態なのだろう。  ケータイがあり、コンビニがあり、ファミレスがあり、漫画喫茶があり、近代化されて便利な社会だから、我が子を放っておいてもどこかで生きているはずとしか思わないようだ。     便利で近代化された時代にも、人間という獣は蠢いている。  今の時代は弱者が弱者を狙うから、男子も女子も関係なく、獣に狙われる。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!