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magomeさん のコメント

今週も配信ありがとうございます

「アラブの春」のその後の混乱した体制を見ています、「新戦争論1」で述べられていた「民主主義は共通の価値ではない」という主張が改めて説得力を増していると思いました。これまでは民主主義を採用している国が先進的であり、社会主義を採用している国は近代化はしているものの発展途上国であり、独裁国家は完全に後進国であるという認識でしたし、学校でもそのように習っていたように思います。これまでもイラクや中東の国々の混乱も我が国を含む民主主義国家が歩んできた道であると思っていましたが、混乱収まらぬ中東の情勢と変わらぬ東アジアの情勢を見ていますと、この認識は進歩主義で左翼の考え方だったのだと今回のライジングを読んで思いました。

>>24 ランバダ稲荷さん

ランバダ稲荷さんも「おーい竜馬」を読んでいたのですね。実は私もあれを読んで「民主主義万歳」と思ってしまった口です。「おーい竜馬」の主人公と当時の自分が重なって見えてしまったのも原因なんですが。あとからわかったのですが、なんでも山内容堂があまりの悪役に書かれていたことから山内容堂の子孫らから抗議が来たとか。
米国にしても当時は芸能も競技も世界一で米国で日本の芸能やスポーツは知らなくとも日本では米国の芸能も競技も知れ渡っているという印象が強かったですね。ちょうど日本の漫画やアニメが流行りだす直前の時代でしたので。私の周囲では米国の音楽と協議ばかりがもてはやされていましたが正直言って義務で追っかけていたという印象が強く、内心では日本の音楽やアニメなどの方が好きでしたが。その後、米国の、野球とばくなど比較にならない競技会の資金争奪戦と芸能界におけるマイケルジャクソンなどの酷い中傷行為に辟易してしまい、以来、あまりこれらの分野に降れなくなってしまいました。

泉美師範のヤマトタケルと火打ち石で毎年地元で行う野焼きを思い浮かべました。これって予め燃やす予定の草や枯れ木、竹を切って特定の場所に集めておかないと火を付けたら無限に広がり、炎も人の背丈の数倍にもあっという間に燃え上がるので燃え尽きるまでまったく手出しができなくなります。下手すると炎は無限に広がって電線焼切ったり家などの建造物にも燃え移ってしまい、煙などの出一酸化炭素中毒になって死人も出かねないので、無計画に燃やすのは大変に危険なのです。よって、予め燃やす予定の場所だけ残して周囲の草木は切り倒しく必要があるわけです。
それにしても日本の神話や古代史って自然や農作業とのつながりが本当に多いんですね。

それと、ゴー宣道場ブログで泉美師範が安倍新内閣で河野太郎が採用されて安倍氏のフェイスブックで大騒ぎとなり、とある一人の投稿者が「SEALDSと同じ」と書いて周囲から罵倒されて謝罪したという内容を読んだのですが、フェイスブックでは一度批判したり意に沿わない内容を書いてしまうとよほどの事ではない限り、周囲から罵倒されて議論なんて成立もしなくなり、いきなりコメントの書き込みをブロックされますし、下手すると書き込んだフェイスブック事態、回覧不可になります。さらに悪いことにフェイスブックでは自動的に書き込んだ内容を「ともだち」に知らせる機能が付いているので周囲の「ともだち」がこれらの経歴を知ってしまうと内容を理解する前にブロックされたことだけを理由にその「ともだち」も同じくブロックしてコメント不可、回覧不可にされて「絶交」されてしまうのでフェイスブック内で完全に孤立した状態になってしまうのです。
よって、SNSでは議論や交流なんて成立しません。私も以前に小林師範を批判しているFBにいくつか異議を唱えたのですが、異議の内容を詳細に説明する暇もなく罵倒の荒しに合ってしまい、謝罪も撤回もしなかったことからあっという間にブロックされて回覧不可になってしまいました。
現在はフェイスブックは仕事上の都合で行っていますが、それ以外ではほとんど見ませんし、コメントもしません。実名表示が高いフェイスブックでもこの有様なのですから、冷静に考えれば「アラブの春」がSNSによって拡大するはずもなく、結局は巨大な報道機関による現場を持った専門家が長年の経験の元に情報を報道して扇動をすることでしか大規模な組織的な動きはあり得ないと改めて認識しました。

関西ゴー宣道場、いよいよ募集が始まりましたね。関東から応援しています。ところで、「ゴー宣紅白饅頭」はとらやが休業になるのだったらできれば関西ゴー宣道場に「東京土産」として持って行ってほしかったです。もともととらやは関西は京都が発祥の地で、明治になって京都から「下りもの」として東京に移して現在に至るのですから「下りもの」の有難味と感謝の意を込めて関西でも出してもよかったのではと思いました。せっかく関東以西の方々が頑張って「関西版ゴー宣道場」が実現したのですから、それくらいのことをしてくれればと思ってしまいました。

関東の一人として関西版ゴー宣道場に何もしてやれないのが悲しい。「紅白饅頭」が不可能でも盛り上げる何かがないものか?
No.40
111ヶ月前
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第150号 2015.10.6発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…安保法制成立前、シールズなどによる国会前デモを、多くのマスコミ・言論人が過剰に、無責任に称賛した。中にはこれを「アラブの春」になぞらえた者までいた。では、その「アラブの春」とは一体どういうもので、大きな変革を経験した国々の現状はどうなっているのか、知っているのだろうか?SNSなどを駆使した「インターネット革命」という認識も正しいのか?「アラブの春」を巡る虚構から目を反らしてはならない! ※「ザ・神様!」…一目惚れした尾張のミヤズヒメと婚約したヤマトタケルは、再会を約束し、駒を東へと進めるのでありました。山や川の荒ぶる者たちを倒し続け、次の目的地は相模国。順風満帆かと思いきや、待ち受ける絶体絶命の大ピンチ!!どうなる!? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!NHK連ドラ「あさが来た」は児童ポルノ?「積極的平和主義」って「暴力的過激主義」じゃないの?WGIPの洗脳の解き方は?共産党の「国民連合政府」は信用できる?「拷問」に遭ったらどのように切り抜ける?満月の夜は男がオオカミになる!?先場所優勝した鶴竜をどう思う?ペットを飼いたいと思ったことはある?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第146回「『アラブの春』に学ぶ若者デモの陥穽」 2. しゃべらせてクリ!・第110回「へぎゃおーっしゅ!ぽっくんの柔道一曲線ぶぁい!の巻〈前編〉」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第66回「ヤマトタケル物語・その7」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第146回「『アラブの春』に学ぶ若者デモの陥穽」  安保法制成立前、シールズなどによる国会前デモを、多くのマスコミ・言論人が過剰に、無責任に称賛した。  中にはこれを「アラブの春」になぞらえた者までいた。例えば、ジャーナリストの田中龍作は、ツイッターで連日こんな煽動をしている。 昨日並みに10万人規模で20日間も国会前の占拠を続ければ、安倍政権は潰れる。タハリール広場を占拠し、ムバラク独裁政権を倒した市民革命(2011年)がそれを教える。(8月31日) 普通の人が20日間も休めるか? とのご指摘を頂いた。心配ご無用。入れ替わり立ち替わりで、国会前の占拠を続ければよいのだ。 エジプトの民はそれをやってのけた。「あれっ、今日ムハンマドさんは?」「ムハンマドだったら今日は仕事だよ」。こんな調子だった。夕方仕事が終わって来る人もいた(9月1日)  こんなことを言う連中は、そもそも「アラブの春」とはどういうもので、その結果、現在どうなっているのか知っているのだろうか? 「アラブの春」の発端は2010年12月17日、北アフリカ・チュニジアで失業中の26歳の青年が、路上で青果販売をして当局の取り締まりを受け、抗議の焼身自殺を遂げた事件だった。  …もう、この時点で日本のデモとは比較にもならない。日本で、政府への抗議のために焼身自殺するほど切羽詰まった青年が、一人でもいただろうか?  しかも、アラブにおける 「焼身自殺」 は、とてつもなく重い意味がある。  イスラム教では自殺が禁じられている。例外は聖戦(ジハード)と認識される自爆テロくらいである。  さらに、イスラムでは最後の審判の日に死者は甦ることが想定されており、甦るための身体を残すため、決して火葬をしない。まして自ら焼身するなど、考えられない。  焼身自殺はイスラムのタブーを二重に犯す、決してあってはならないことであり、その衝撃は大変なものだったのだ。  当時のチュニジアの経済は、成長率3.8%と決して悪くはなかったが、失業率は14%前後、特に若年層の失業率は25~30%程度と非常に高かった。  23年の長期にわたるベン・アリー独裁政権の腐敗に対する不満は高まり、しかも政権の後ろ盾と思われていたアメリカが、実はもう政権を見離していることをウィキリークスが暴露。国民が爆発する下地が出来上がっていたところに、焼身自殺事件は起きたのだった。  まず青年の親族が自殺現場跡の写真をフェイスブックに投稿、これを衛星放送アル・ジャジーラが取り上げ、情報は瞬く間に伝わり、政府への抗議デモが急速に全国へ広まった。  一方、政権では軍部や内部の寝返りなども重なり、青年の焼身からわずか1カ月足らずでベン・アリー大統領は国外逃亡し、政権は崩壊。これはチュニジアの国花にちなんで「ジャスミン革命」と呼ばれた。  盤石と思われていた長期独裁政権があえなく崩壊した「ジャスミン革命」の衝撃は、たちまちアラブ各国に広がり「アラブの春」といわれる未曾有の政治変動が巻き起こった。  エジプトでは「ジャスミン革命」のわずか1カ月後、大規模な反政府デモに圧される形で30年に及んだムバラク大統領の独裁政権が崩壊した。  リビアでは政権が反政府デモを弾圧、これに対してNATOが介入し、42年に及んだカダフィ独裁政権は崩壊、カダフィは殺害された。  イエメンでは政権と反体制勢力の対立が激化・長期化し、アラブ連盟の介入によりサレハ大統領が退任、33年に及んだ独裁政権に幕を下ろした。  シリアでは、政府軍と反政府派の武力衝突になる。だが、2代44年に及ぶアサド独裁政権は崩壊していない。   他にも「アラブの春」の影響は中東のほぼ全域に及んだが、上記の国以外は今のところ既存の政治体制そのものにまで大変革を及ぼすことはなく、沈静化している。  では、「アラブの春」で特に大きな変革を経験したチュニジア、エジプト、リビア、イエメン、シリアの5か国が現在どうなっているのかを見てみよう。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!