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mayuさん のコメント

先日の「女性差別撤廃委員会」や、今回の記事は、
私が個人的に調べていたことなので、テーマとして
取り上げられて、びっくりしています。

アムネスティが「売春合法化の支持方針」決定を
したのは昨年の8月でしたね。
興味深く、印象に残るニュースでした。
売春の合法化、私は賛成です。
売春を禁止しても、無くなるわけではなく、
アンダーグラウンド化してしまうので、
より危険になってしまいます。
合法化する方が、労働環境が整い、待遇改善に
繋がり、人権を守る意味でも現実的ではないでしょうか。

「売春の合法化」に抵抗ある人もいると思います。倫理的に受け入れられないとか。
アメリカ流キリスト教はそうでしょうし、
今の日本人はある意味、キリスト教より潔癖に
なってる人も多いかもしれません。
でも、倫理や道徳で人を縛ろうとしても
無理があると思います。

現実に困ってる女性の問題をひとつずつ解決
していくことが大切だと思いますし、それが
フェミニズムではないかなと思っています。
そんな勉強を、今しています。
No.16
98ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第171号 2016.3.22発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…先週号の「Q&Aコーナー」に「慰安婦問題について、キリスト教文化圏では売春は職業とは認められず『性奴隷』と見なされてしまうと書かれていたが、ヨーロッパの多くの国では売春は合法。彼女たちは『性奴隷』と見なされているのか?合法なのだから職業と見なされているのではないのか?」という質問をもらった。調べてみると、確かに「キリスト教文化圏」で一括りにしたことは間違いだったようだ。さらに、欧米における「売春」事情を調べていくと意外な事実がわかった。慰安婦問題において、日本政府が真に戦うべき相手とは誰なのか!? ※「ザ・神様!」…火の神を産み落とした妻・イザナミは、その炎に女陰を焼かれてお亡くなりに。愛する妻を失った夫・イザナギは、その苦悩を受け入れることができず、我を忘れてまだ幼い我が子を斬殺!そして、その感情はますます暴走するが!? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!先生が言う「確固とした共同体」とは?カラオケでは原曲の歌手の歌い方に寄せてゆくべき?欅坂46についてどう思う?制作中のSpecial本ってどんなテーマ?『あさが来た』で描かれる奉公人たちの仕事をどう見てる?大家族が減った理由は、男尊女卑も少なからず作用したのでは?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第165回「アメリカ教からの脱却のために」 2. しゃべらせてクリ!・第131回「ハッキヨイ!小相撲、時間いっぱいぶぁい!の巻〈前編〉」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第77回「その窓の向こうは黄泉の国~となりのおじさん孤独死事件1」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第165回「アメリカ教からの脱却のために」  先週号のQ&Aコーナーに、こういう質問をもらった。  慰安婦問題について質問です。  ライジングでキリスト教文化圏では売春は職業とは認められず「性奴隷」と見なされてしまうと書かれていましたがヨーロッパの多くの国では売春は合法ですよね。  彼女たちは「性奴隷」と見なされているのですか?合法なのだから職業と見なされているのではないのですか?  売春が合法の国々が国際的に非難を受けていると聞いたことありません。逆に国際的に売春は合法化の流れにあると聞きます。  この問題は価値観の違いというより単に日本が欧米各国と中韓からいじめられているだけのような気がするのですが?  確かに鋭い質問である。  どうやら「キリスト教文化圏」で一括りにしたことが間違いだったようだ。   調べてみたところ、ヨーロッパでは、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、ベルギー、ギリシャ、チェコ、オーストリア、スイスなどで売春が合法であることがわかった。  その形態は、大きく二つに分かれる。   オランダやドイツなどは完全に合法で、売春は職業として正式に公認されている。  正規の娼婦は個人自由業で、開業届けを出して登録される。所得税も払うので社会福祉年金も出るし、失業手当も出る。   一方、イタリアやスペインなどは、正確には「合法」というより「グレーゾーン」であり、違法とはされていないものの、法的な位置づけは曖昧になっている。  イタリアには「売春防止法」があり、業種としての売春は認められていないが、個人による売春行為自体は適法だという。要するに、人身売買などの犯罪が伴わない限り「黙認」というわけだ。   日本の場合はというと、実態は「イタリア型」に近い。  日本では「 売春防止法 」の第3条で「 何人も、売春をし、またはその相手方となってはならない 」と規定されており、 明確に売春も買春も「違法」である。 だが、これで売買春が一切禁止されているのかというと、厳密にはそうなっていない。   売春防止法第3条は罰則規定がない「訓示規定」であり、違反しても法的効力はないのだ。 これは、売春せざるをえない状況にある人を社会的弱者として捉え、保護するという視点から定められたものだという。  その代わり、売春防止法では売春の勧誘や、売春の斡旋、売春を行う場所を提供したり、売春をさせる業を営んだりという行為を処罰対象としている。だから売春防止法違反で逮捕されるのは必ず風俗業の経営者で、売春をしている当人やその客が逮捕されることはない。  つまり日本では、個人による売春は「違法だが処罰しない」という「グレーゾーン」で、事実上の「黙認」になっているのだ。  ソープランドも建前としては、店はただ風呂付き個室を貸しているだけで、売春はあくまでも女性と客が個人的にやっているということになっている。だから客はフロントでまず「入浴料」を支払い、「サービス料」を別途、個室内で女性に直接手渡すという仕組みになっているのだそうだ。   フランスでは、個人による売春行為自体は合法だが、「売春斡旋」は法律で禁じられている。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!