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というのも、ブロマガの管理運営に参考になることが書かれているからである。というか、かれもほとんどぼくと同じことを考えていることがわかる。
べつにぼくとハックルさんが似たような思考回路を持っているというわけではなく、同じ状況から理性的に考えていけば同じ結論に至るという、あたりまえのことなのだろう。
目標とする会員数も、現状の会員数もだいたい同じくらいであるようである。
ただ、ハックルブロマガは840円なので、収益はぼくのブロマガよりはるかに多いはずだ。
もっとも、かれはスタッフを使っているだろうから、そのぶん出て行くお金も多いかもしれない。そこらへんはわからない。
そういうわけで一方的な親近感を感じてしまうのだが、かれもどうやらブロマガ運営に行き詰まっているらしい。やはりどうやら同じあたりにひとつの「壁」があるようだ。
ハックルさんはヒットブロマガの条件として三つを挙げている。それをここで引用することはよしておくが、なるほど、とうなずかされるものだった。
そしてぼくはつくづく思ったのだった。このブロマガには「実用性」が欠けている、と。
この場合、実用性とは「読んで役立てることができること」を指す。ある程度人気があるブロマガは、一定の実用性があるのではないか。
たとえばホリエモンこと堀江貴文さんのブロマガやメディアアクティビストを自称する津田大介さんのブロマガにはあきらかにそれがある。
そこで得た情報を何かしら実生活に役立てることができる、つまり「もとが取れる」と思うからこそ、ひとはそこにお金を払うことをいとわないのだと思う。
ふりかえって、ぼくのブロマガは「娯楽性」はそれなりにあると思うが、「実用性」は皆無である。つまりは「もとが取れる」要素が乏しいのだ。
このブロマガのメインコンテンツはレビュー記事であり、それなりにおもしろいことを書いていると自負してはいるが、既に指摘がある通り、それだけで差別化することはむずかしい。
やはり
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