「会心の一作」と云えるかどうかはわからないけれど、ぼくとしては何ともクリティカルヒットな漫画。いや、この作家さんを追いかけつづけていて良かった、と心底思える作品です。
弱いなら弱いままで。
「会心の一作」と云えるかどうかはわからないけれど、ぼくとしては何ともクリティカルヒットな漫画。いや、この作家さんを追いかけつづけていて良かった、と心底思える作品です。
ニコニコ静画で連載している記伊孝の長編漫画『アニウッド大通り』がクリティカルヒット。(2105文字)
【漫画家記伊孝】
記伊孝さんをご存知でしょうか。いまのところあまり有名とは云いがたい漫画家さんです。
代表作は『犯罪交渉人峯岸英太郎』。これはいま漫画サイト「Jコミ」で読むことができます(http://www.j-comi.jp/book/comic/45831)。
で、ぼくはこのひとの漫画が好きでして、いろいろ追いかけているのですが、あまりひんぱんに新作が出ません。
でも、あいかわらず好きなままだし、非常に才能があるひとだと思っています。ぜひ、どこかで会心の一作を放って、世に認められてほしいものです。
『アニウッド大通り』はその記伊さんの最新作。漫画雑誌ではなく、ニコニコ静画で連載されています。これが、良いんですね。
「会心の一作」と云えるかどうかはわからないけれど、ぼくとしては何ともクリティカルヒットな漫画。いや、この作家さんを追いかけつづけていて良かった、と心底思える作品です。
タイトルからわかるように、主人公はアニメ監督を父親に持つ少年。変人の父親から影響を受けつつも、すこやかに成長していくさまがみずみずしいタッチで綴られています。
いやー、このひとの絵柄はいいですね。何がどういいのか、絵心がないぼくにはまったく説明できないのですが、シャープな線が惚れ惚れします。
ほかにちょっと似ているひとを思いつかないオリジナルな絵柄と云っていいのではないでしょうか。
ニコニコ静画では表紙のお母さんが雪歩に見えるという指摘がありましたが(笑)、
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