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記事 3件
  • 作られるうつ病(日本語ブックレット版 057)

    2013-06-30 23:30  
    157pt
    米国では1400万人が重度のうつ病に苦しみ、3000万人が抗うつ剤を服用しているそうです。なんとアメリカ人の1割が抗うつ剤を飲んでいる!うつ病が 風土病になっているのでなければ、国民的な嗜好品になっているということですよね。この傾向に拍車がかかったのは20年前に向精神薬プロザックの発売が きっかけです。医薬品の販売数量と、うつ病の診断数の増加には顕著な相関関係があります。これはいったい何を意味するのか? さらには心の状態を薬物療法 によって解決してしまうということには、どんな問題があるのか?
  • かわら版 15号 2013.06.19

    2013-06-19 23:30  
    262pt

    今週のデモクラシー・ナウ!は、元CIA職員、エドワード・スノーデンの内部告発:NSAの暴露総づくしの週でした。かわら版15号の書籍紹介では米国の監視体制肥大化に注目してきた中野真紀子が「暴かれたNSAの監視システム: 違法プログラム推進の背景には諜報民営化が」を解説します。注目記事のオーバービューではスノーデン関連以外にも 「 どうなるトルコ 止まらない反政府抗議行動」 「 メドガー・エバース殺害から50年 ミシシッピ州ジャクソンに初の黒人市長誕生」 「米国 シリア政府の化学兵器使用を断定」「米最高裁 人間の遺伝子の特許化を禁止 乳がん患者が勝利」などのトピックを大竹秀子がざっくり紹介。 トリビアのコーナーでは、いまや私達の生活から切り離せなくなってしまった放射能 と、懐かしい(!)理科の授業で習った元素周期表の関係をピックアップ。市民の支 援によって活動するデモクラシーナウ!は非営利の独立報道局です。購読を通じてぜ ひご支援を。
  • かわら版 14号 2013.06.05

    2013-06-05 23:30  
    262pt

      ウィキリークス創始者ジュリアン・アサンジがエクアドルに政治亡命を認められて、ほぼ一年が経過しましたが、いまだにロンドンのエクアドル大使館から一歩も外に出ることはできません。先週ビデオストリームで番組に出演した際の、盛りだくさんの内容の中から、オーストラリアの政治とウィキリークス党の結成についての部分を取り上げます。 オーストラリアはジュリアン・アサンジの故郷です。2013年9月14日に上院議員選挙が予定されており、アサンジは昨年末から立候補を示唆しています。そのために立ち上げたWikiLeaks党について、次のように語っています。 「この党は少数の指導部を持つほかは、草の根運動を最大限に活用し、参加者が自ら作っていく運動という形をとります。党組織を持たないので腐敗堕落することがなく、純粋な理念のみで結びつく集団です」。