Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマもケニー・オメガです
先週のケニー・オメガの海外メインストリームメディアでの発言集がおかげさまで好評をいただいたと耳にしたことを受け、調子に乗って今週もオメガの海外での発言をお届けしてみたい。先週の記事の納品直後に公開された『レスリング・オブザーバー・ラジオ2017年1月19日号』にオメガが出演、1時間にわたるロングインタビューを受けている。主流メディアとはひと味違う、プロレスメディアならではのディープな話をお楽しみいただきたい。
Q WWEからあなたへのラブコールが絶えませんね。
オメガ:ありがたいことだけど、特にシェアできるニュースはないよ。今は何もしていない。じっくり時間をかけて今後の進路を考えたいと思っている。カネの問題ではなく、プロレス界でどう生きていくかを考えているんだ。
Q あなたの短期的ゴール、長期的ゴールは何ですか。
かつて僕がプロレスファンだった頃、日本で活躍して、レジェンドになることが夢だったんだ。14歳の頃にはまだ、レッスルマニアやマジソン・スクエア・ガーデンに憧れていたけれど、17歳の頃にはもう、武道館や東京ドームが目標になっていた。そういう意味では、夢はかなり叶(かな)っているといえる。こんな夢が叶(かな)ったガイジンはそんなにいないだろう。だから、ほかの場所からオファーがきたからといって、簡単に日本を去ることはできないんだ。
僕も33歳になったけど、アスリートとしては20歳代と全然変わっていないと思っている。WWEを悪く言うつもりはないけど、基本的には日本のフィジカル・スタイルに対応できるうちは、日本でやるべきなのではないか、と思っているんだ。もっとも、WWEにも以前と比べればいい選手が増えていることは確かだから、悩ましいところではあるけれどね。
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