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part36収録記事

◎セクシー公開計量の真実!!  中井りん正月独占インタビュー「恥ずかしいけど、RIZINでも頑張りました!!」
 
◎1万3000字の激語り!! RIZIN広報・笹原圭一インタビュー「RIZINはいま何を考えているのか?」
 
◎血まみれのRIZIN激勝!! 北岡悟インタビュー「こんな機会はないまま現役生活は終わっていくと思ってた」
 
◎衝撃のMMA“連戦”デビュー!! 止まらない天才・那須川天心インタビュー
 
 
 
◎「斎藤文彦INTERVIEWS⑩」
ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツ…ヘビに人生を飲み込まれなかった男
 
 
小佐野景浩の「プロレス歴史発見」
史上最も愛されたヒール! 黒い呪術師アブドーラ・ザ・ブッチャー
 
アジャ・コングインタビューシリーズ
対抗戦ブームの終焉と全女退団……
 
 
◎事情通のプロレス 点と線
角田信朗の松本人志共演NG騒動は「魔裟斗vs佐藤嘉洋の呪い」なのか/
今年の大晦日TBSは魔裟斗vs小比類巻貴之
 
 
◎3階級制覇のパンクラシスト・砂辺光久がRIZIN出撃へ! 「内藤のび太と世界一を決めたい!」
 
 
◎ブシロードはキックをメジャーにするか? 『KNOCK OUT』の頭脳・花澤勇佑に聞く
 
シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク活字版
「クリス・サイボーグ薬物陽性反応」「UFCスタッフ大量解雇!現場の士気は?」

 
桜井マッハ速人、大晦日の小池栄子とお正月のケータイ紛失を語る
 
◎TKがカツアゲに遭う国、物騒なオランダ/金原弘光
 
◎RIZINに感じた“夜明け前”/衝撃!! カーブランド、ドミニクの“シャッフル”を攻略■大沢ケンジ
 
 
 
オマスキファイトのMMA Unleashed
 
ケニー・オメガ熱弁!「新日本プロレスは国境を越えて大きく成長していくべきだ。責任は僕が取る!」
◎ケニー・オメガ発言集・後編「飯伏とは、戦うよりもタッグを組んで、世界を驚かせたい」
ロンダの異常な愛情、または如何にして柔道を捨ててボクシングを愛するようになったか
◎タイトルマッチが組めない!UFCスケジュールに異変発生中

◎米MMA記者が選ぶ、深イイ話で振り返るUFCの2016年
 

MMAオレンジ色の手帖
格闘技会場付近で絶対に食べたい逸品カレー/
ディファ有明閉鎖〜新・格闘技聖地はどこだ!?〜

二階堂綾乃
危険!! 鍛える女子が「プロレス技」を受けてみた/池上アヤノの「2016年の新日本プロレス」まとめ■二階堂綾乃
 
中井祐樹の「東奔西走日記」12月15日〜1月14日編

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中井りんが年末RIZINダブルインパクト!! 試合前日の公開計量ではSMチックな衣裳を披露してネットをバズらせ、試合では新星・村田夏南子に圧勝。ついに地上波でワイルド&セクシーな存在感を見せつけた、みんなの中井りんインタビュー。同郷・村田夏南子との試合後のやりとりや、セクシー公開計量の舞台裏を語ってくれた!(聞き手/松下ミワ)






【これまでの中井りんインタビュー】

◎中井りんはなぜ昆虫を捕まえるのか?
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1119759

◎UFC第2戦「飢え死にしたくないので戦います!」
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar980375

◎「有吉反省会」出演!「恥ずかしいけどテレビに初めて出ました!」
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar493961

◎アジア人初のUFC女子ファイター! 「日米友好親善と世界平和のために参戦します!!」
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar562523




──中井さん、あけましておめでとうございます!

中井 あけましておめでとうございます。Dropkickの皆さん、今年もよろしくお願いします!
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──
いやー、しかし年末年始にこうやって中井さんと過ごせるなんて、格闘技ファンは本当に幸せだと思います。

中井 アハハハハ。たしかに、年末に試合をするのは2010年の戦極のとき以来ですね。

──あのときの戦極は大会が12月30日だったんですよね。

中井 あ、そうか。試合が終わったあと大晦日には愛媛に帰っていたので、年明けまで東京にいるのは今回が初めてですね。

──29日は試合で勝利し、その後はファンイベントなんかにも参加されていたようで。今回は、中井さんにとっても幸せな年末年始だったんじゃないですか?

中井 幸せ? 幸せ……。幸せってなんなんでしょう?

──え? いや、そんな深いテーマを聞いたわけではないんですが……。ツイッター上では北岡(悟)選手と一緒に映っている写真なんかも見ましたし、なんだか楽しそうだなって。

中井 ああ、一緒に撮りましたね。私は31日の試合を会場で観させてもらっていたんです。そのときに北岡選手と撮影したんですけどね。まあだから、それが幸せかどうかでいうと、幸せなんでしょうかねぇ……?

──あんまり歯切れがよくないのは、何か気になることでも?

中井 もちろん、勝ったことは凄くよかったんですけど、まだ何も変えられていないなあという感じなので。今回、私がRIZINに出るきっかけというのは、女子格闘技や総合格闘技を盛り上げることに協力したいという理由だったり、何か自分の現状を打破したいという思いだったりもあって参戦したんです。そこはまだ終わっていないですし、まだ変えられていない部分なんですよね。

──それは、一夜明け会見でもお話していた「女子格闘技界の底辺拡大」の話と通じるんですか?

中井 そうです。ぜひ伝えたいことなので、もう一度言いますけど、とにかく、私は日本中で格闘技をやっている女性たちに頑張ってほしいと思っているんです。みんな、つらいことや苦しいことがあると思うんですが、一人ひとりが「自分が日本の女子格闘技を支えている」と思って頑張ってほしい。趣味や楽しみでやっている人や、ファンの方々も含めて、日本の格闘技の底辺が拡大して盛り上がっていったらいいと思います。女子格闘技の人口は少ないでしょうから、格闘技をやっている一人ひとりの女性を大切にしないといけないんですね。弱くてもいいんです。毎日練習に行けなくてもいいんです。続けることが大事なんです。

私は3歳から27年間、いまでもまだ柔道を続けていますし、19歳から11年間総合格闘技を続けています。そして女性は弱いものですから、ジムの強い男性は女性会員に優しくしてほしいと思います。底辺が大きいほど頂点も高くなりますから、やはりたくさんの中で現れてきた選手のほうが強いですし、女子選手の人口を増やしたり、ファンを大切にして、底辺を拡大していけたらと思います。

──そこはみんなで頑張っていこうじゃないか、と。

中井 練習もつらいと思うし、経済的につらい、ジムで肩身が狭くてつらいとか、仕事と両立しないといけない人もいるだろうし、女性ならではの悩みとかも出てくると思うんですけど、「自分が格闘技を続けることが、日本女子格闘技の一端を支えてるんだ!」という誇りと意気込みぐらいを持って続けてほしいということ、「みんなで頑張りましょう!」というメッセージを凄く伝えたいんです。それを、ぜひ原稿にも入れてほしいんですね!(熱弁して)。

──ぜひ、入れましょう! 

中井 宇佐美館長は、人の上に立つようになると、自分が頑張ってもっと上を目指すことも大事だが、周りの人や下の人を思いやる気持ちもなくてはいけないと言っています。ただ「自分が、自分が」と前に出る気持ちだけでなく、「りんは、もう日本中の格闘技をする女性を心配して思いやってあげなければいけない立場にある」と言っています。

──さすが、館長の言葉も素晴らしいです! ところで、今回の大会に関しては、やはり反響は大きかったですか?

中井 ええっと、まず友達から連絡がありましたね。私の試合が大晦日の地上波で流れたのは19時台だったみたいなんですけど、私が31日の大会を会場で観戦しているときに「いまテレビに出てるよ!」という連絡がありまして。私は地上波での放送を全然見ていないんですけど、「けっこう割愛されていたからもっと見たかった」って友達には言われました。

──そんなに割愛されてましたっけ? たしかに入場やマイクは少しカットされていましたけど、試合自体は全部流れたと思いますよ。

中井 じゃあ、宙返りも映っていたんですか?

──2回ともバッチリ映っていました!

中井 へー、そうなんですか(不思議そうに)。

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──
そうやってさっそく反響があるのはうれしいですね。

中井 そうですね。ライジンサマの宣伝力ってやっぱり凄くて、さすがに私たちが住んでいる愛媛の今治でも、大会に出ると決まったときから反響は大きかったです。「頑張ってね!」「見るね!」と声をかけてくれたりして。

──中井さんが捕まえた虫を買ってくれた人たちも?

中井 アハハハハハ! そうなんです。虫を買ってくれた商店街の人たちも応援してくれました。私、地元ではちょっと『ロッキー』みたいになっていて、商店街の中を走ってトレーニングしているんですけど、店の人とかが顔を出して「頑張って!」とか声かけてくれたりして。

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Dropkickインタビューが初出だった昆虫エピソード。まさか地上波で扱われることになるとは……

──あ、なんだかいい雰囲気ですね(笑)。そんな中、今回の試合を振り返っていかがですか?

中井 今回相手だった村田夏南子選手は、やっぱりレスリングが凄く強いじゃないですか。だから、タックルを警戒して凄く低い姿勢で闘ったんですよ。