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Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは「いったい何が起きているのか? パンクラス計量シーンに米MMA記者が猛然と激怒!」です。
10月8日(日)にディファ有明で開催されたPANCRASE290でのあるシーンが、世界的に思わぬ大きな波紋を呼んでいる。
それは第5試合に出場したダニエル・パックマン(ブラジル、37)選手の前日計量のシーンだ。
フラフラの状態で計量に姿を見せたパックマン。2人の付添人に支えられてようやくステージに上がったものの、およそ顔に生気は感じられず、身体の動きもままならない様子である。ようやく乗った体重計の上でも、パックマンがなかなか自分の足で立つことができないため、付添人も手を離すことができず、体重測定までに数分の時間がかかるほどだった。
ようやく測定したパックマンの体重は53.9 kgで、ストロー級リミット(− 52.65 kg)をクリアできず、失格。試合は対戦相手の北方大地が勝利した場合のみ公式記録とし、それ以外はノーコンテストとするというルールで行われ、3R判定、3対0で北方が勝利を収めている。
このパックマンの計量動画がネット上に出回ると、この健康状態で試合を強行することを許可したパックマンのコーチやパンクラスに対する激しい非難の声が、米MMA記者を中心に巻き起こった。Twitterからその一部を紹介するが、激しい言葉使いで、かなり感情的になっている様子が見て取れる。ほぼ炎上といっても過言ではない状況だ。
Ariel Halwani記者(MMA Fighting)
全く最低の出来事であり、MMA史上有数の最悪のシーンだ。こんな状態の選手を体重計に引きずり上げた人は全員、恥を知れ。そしてMMAから追放されるべき。
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