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マッチメイクの経緯から大炎上してしまったRENAとのリターンマッチ。試合翌日の浅倉カンナに返り討ちを果たした心境を伺った(聞き手・松下ミワ)
――今日は、渦中の浅倉カンナ選手に「熱愛スクープとは何か?」というテーマでお話をうかがいたいと思います!
浅倉 ええええええ、そっちの話ですか!
――ワハハハハ! スミマセン、直球で。
浅倉 でもあれ、けっこう怖い体験だったんですよ。どんなふうにスクープされたのかも全然わからないですし。「え? いつ? 誰が?? どこで???」みたいな。ホントに怖かったです。
――ああいうのは、やっぱり事前に「スクープ記事を出しますよ……」という情報が本人にも来るんですか?
浅倉 来ました。もう、焦りしかなかったです(苦笑)。「なんで出たんだろう……」って。まあ、自分たちに自覚がなさ過ぎたので、これからは気をつけないといけないなと思いました。
――でも、世間的には好印象というか、完全に祝福ムードですよね?
浅倉 それは本当にありがたいです! そういうふうに祝福してくださることが、唯一の救いですね。
――そんな熱愛発覚も含めて、今回のRENA戦は試合前から本当にいろんなことがありました。とくに「浅倉カンナvsRENAの再戦はアリか、ナシか」という議論は白熱していましたね。
浅倉 私もこんな経験は初めてでした。これもこの試合が盛り上がっているからこそだとは思うんですけど。
――再戦に関しては率直にどう感じていたんですか?
浅倉 そこまで何も思っていなかったです。再戦が実現したのは、RENAさんの実力があったからこそだと思うので。昨年末のトーナメントで優勝したときから「いつか再戦しないといけない」という覚悟はしていましたし、ただそれが思っていたより早く実現しただけのことですね。
――チャンピオンとしてはいつでも受けて立つ、と。
浅倉 でも、何回やってもRENAさんとの試合はやりづらいので、本心ではやりたくはなかったですねえ。なので、気持ちを作るのはやっぱり難しかったです。
――世間の声を受けて、RENA選手も完全に“黒RENA”になりきってました。
浅倉 いやー、怖かったですねえ(しみじみと)。立ち居振る舞いもそうですけど、7月6日のシュートボクシングの試合で、かなり強くなっている部分を見せられたので、それも含めて怖さがありました。
――あのRENAvsエレイン“パンテラ”リアルの一戦はどういう気持ちで見ていたんですか?
浅倉 そこは絶対に勝って上がってほしかったので、純粋に応援していました。あそこでRENAさんが負けたりダメージを負っていたりしたら、自分との再戦も価値が下がっちゃうと思うので。でも、あの対戦相手のエレイン選手もかなり強かったですよね。今回のRENAさんは、そこを勝ち抜いてきた強さがあったなと思いました。自分自身もあそこでRENAさんが勝って、また一段ギアが上がったかなという感じです。
――しかも、そこからさらに“黒RENA”の度合いが増していったという。
浅倉 試合前に顔を合わせたのは前日計量のときだけですけど、その時点で「あ、怖いな……」って(苦笑)。いつも以上に相当気合いが入っているのが伝わってきましたし、RENAさんの覚悟が伝わってきましたね。なんか、“黒RENA”になりきっていましたよね!
――まさか入場曲まで“黒のカリスマ”蝶野正洋のテーマ曲を持ってくるとは! と驚きでした(笑)。計量ではRENA選手が黒だから、浅倉選手はあえて白いコスチュームだったんですか?
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