W☆ING発、リングス行き! 鶴巻伸洋の怪しい格闘技人生インタビュー後編!! 非会員でも読める前半はコチラ!
鶴巻 旧W☆INGは木村さん、斎藤彰俊さん、徳田光輝さんの“格闘三兄弟”がメインの格闘技路線で。ボクも格闘技をやるという話だったから参加したい気持ちもあったし。格闘技団体として士道館と連携してくという話があって。これは殺し文句だなと思ったのは「鶴ちゃん、ムエタイのチャンピオンとやらせるから」と(シュートサインをしながら)。
――ホントに格闘技路線志向だったんですね。
鶴巻 こっちは「よっしょ!」って感じだったんですけど。
――でも、格闘技団体なのにポーゴさんがいる時点でおかしいと思いませんでした?
鶴巻 ……そうなんですけどねえ(苦笑)。
――ハハハハハハ!
鶴巻 どんどんW☆INGの話が進んでいったときに、どこかのスタジオでパンフレットの撮影があって。そこにポーゴさんがいらっしゃったんですけど、ボクらはとくに挨拶をしなかったんですよ。ポーゴさんは格闘技路線とは別枠という考えがあったんで。
――格闘技路線とは関係のない人間という。
鶴巻 べつにポーゴさんに反発をしてるわけじゃないですよ。ポーゴさんも先輩風を吹かすタイプではないのでその場では何も言われなかったんですけど。あとから人を通じて「挨拶はちゃんとしようよ」という話が回ってきて。ボクもいま考えると失礼なことをしちゃったなって思うんですけど。
――でも、当時は別部門の人間という考えがあったんですね。
鶴巻 そうですね。たとえば格闘技興行の休憩時間に出てくる歌手みたいな感じで(笑)。
――ハハハハハハ! 鶴巻さんは「格闘技」と「格闘プロレス」、どっちをやりたかったんですか?
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