先日、仙台で行われたドラッカー学会で、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の代表で早稲田大学大学院でMBAの先生をしている西條剛央さんが講演をされていた。
そこで西條さんは「構造構成主義」という、本質を見極める学問を追究しているというお話しをされたのだが、それを聞いてふと、ぼくも「本質を見極めること」を人生の重要なテーマとしてきたことに気づかされ、大きなインスパイアを受けた。

そこで今日は、ぼくが実践している「本質の見極め方」について書いてみたい。
本質を見極められるようになると、無駄なことがいろいろと省かれて、人生を簡略化して生きられるようになる。人生を簡略化して生きられると、時間を余計に得ることができるので、その時間でより有効なことができ、より多くの成果をあげられるようになる。


本質を見極めるための最も基本的な方法は「観察」である。物事をじっと見る。
賭博の世界では、観察することを「見（けん）」