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第7回:【思潮】「U-25サバイバルマニュアル」が描く「新・仕事人間」――その病理と時代背景
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第7回:【思潮】「U-25サバイバルマニュアル」が描く「新・仕事人間」――その病理と時代背景

2013-01-05 19:00
    後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ
    第7回:【思潮】「U-25サバイバルマニュアル」が描く「新・仕事人間」――その病理と時代背景

    (当初より予定を変更してお送りします)

     皆様新年明けましておめでとうございます。今年も、後藤和智及び同人サークル「後藤和智事務所OffLine」をよろしくお願いいたします。

     さて、弊サークルは、今までのサークルコンセプト「若者論と統計学」を、今年から「市民の知識を提供する」に改めます。改めたところでどうなるんだよ、と言われたらそれまでですが(笑)、特に12月のシノドスのイベント~冬コミにかけていろいろな人とやりとりしたときに、やはり今までの個別の言説への批判というスタイルには限界があると言うことと、統計学などの専門知識を武器に、さらに多くの俗説と対抗できる言説を生み出していきたいという決意を新たにするという意味を、このコンセプトの変更には込めております(とはいえ当チャンネル・ブロマガの名称はそのままですけど)。歴史性、客観性のない議論に対する批判が、歴史性、客観性を欠いているのはまずいだろうということもあります。

     これからは、これまで以上に、高い専門性、あるいは確固たるエビデンスや分析結果に基づいた議論を展開していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。お仕事の依頼は常に受け付けておりますので、興味がある方は、kgoto1984@nifty.com、またはツイッター、フェイスブックなどにご連絡いただけますと幸いです。

    ―――――

     また、今月より、定期更新コンテンツに加え、随時更新コンテンツも配信していきます。カテゴリは【サークルペーパー】と【書評】です。前者は同人誌即売会で配布したサークルペーパーを配信します。来週中に「第十五回文学フリマ」と「コミックマーケット83」のサークルペーパーを配信します。後者は特に多くの人に読んでほしい本を1,200字程度で紹介していきます。今後のラインナップとしては次のようなものを考えています。
    第1回:和久井みちる『生活保護とあたし』(あけび書房、2012年12月)
    第2回:浜田宏一『アメリカは日本経済の復活を知っている』(講談社、2012年12月)
    第3回:山口智美ほか『社会運動の戸惑い』(勁草書房、2012年10月)
    第4回:出井智将『派遣鳴動』(日経BP社、2010年5月)

    ―――――

     さて、これから本編に入っていこうと思います。今回は、ディスカヴァー21が刊行しているシリーズ「U-25サバイバルマニュアル」について採り上げたいと思います。自己啓発書の出版社として知られ、また取次を介さず直接書店と契約するという独特の流通スタイルで知られる同社ですが、このたび、若い世代に向けて、これからの社会を「生き抜く」ための技術を、若い世代の先駆者のメッセージという形で提供しているようです。
    http://univ25.jp/

    1. ラインナップと著者から見えるもの

     2013年1月5日現在のラインナップは次の通りです(なお、本稿におけるこれらの著書の参照に関しては、電子版をもとにしています)。
     伊藤春香『自分の強みをつくる』
     家入一真『もっと自由に働きたい』
     須田将啓、田中禎人『やんちゃであれ!』
     安藤美冬『冒険に出よう』

     なお、それぞれの著者のプロフィールを見ていると、生まれた年としては、須田と田中が刊行時点(以下同じ)で38歳、家入が33歳、安藤が32歳、伊藤が26歳です。ちなみに筆者は1984年11月15日生まれの28歳で、須田・田中より10歳、家入より5歳、安藤より4歳年下で、伊藤より2歳年上です。

     そして、須田と田中はインターネット関連会社「エニグモ」の共同経営者、家入はインターネット関連会社の社長で最年少のJASDAQ上場会社社長にして投資家、伊藤は美容クーポンサイトの編集長ほかインターネット関連事業のいくつかをプロデュース、そして安藤は所謂「ノマドワーカー」として紹介されており、またセルフブランディング関係などいくつかの事業をプロデュース。また前職は、家入はほとんど何もない状態からの起業ですが、安藤は集英社の広告営業や宣伝、須田と田中は共に博報堂、伊藤は電通です。

     こうして見ると、そのほとんどがインターネット関係の仕事をしており、前職としては広告や出版などのクリエイティブ系であることがわかります。そしてこれらの職業が、製造業や設計・開発職、各種士業や保険数理職などのような、特定の分野への専門性を重視される職場(スペシャリスト)ではなく、フットワークやクリエイティビティを重視される職種であることがわかります。

     そのため(?)、これらの本に書かれていることは、特定分野の専門知識の伝授や、あるいは勉強法などではなく、いかにして自分を変え、仕事を楽しむか、という「心構え」となっています。このような「知識」は、ジェネラリスト的と言われれば聞こえがいいかもしれません。しかし、本稿の関心事項は、なぜこのような著者の、そしてここに書かれているような議論が「U-25サバイバルマニュアル」、すなわち若年層向けの社会で「生き残る」ための言説として採り上げられているのかということです。

    2. 社会を変えるな、自分を変えろ?

     これらの本に共通していることは、基本的に著者たちは「自分」と「仕事」しか語っていない、ということです。自らの仕事の内実がいかようなものであるかということについてはそれほどはっきりと触れられているわけではありません。そのことを認識した上で読んでほしいのですが、これらの本で共通しているメッセージは「仕事を楽しめ」ということです。「なりたい自分」を想像し、それを演じることにより成功する(伊藤)、ひたすら「仕事を面白くする」ことを考える(須田・田中)、前に進む、挑戦する…。そしてそのように仕事をポジティブに捉え、自分を変えていく。

     そしてもう一つ共通しているのは、どの著者も何らかのコンプレックスを持っているということです。3年の就職活動を経験してやっと集英社に入ったものの、仕事がほとんどうまくいかない(安藤)、引っ込み思案な自分に悩んでいる(伊藤)、貧乏で引きこもりで中卒(家入)…。須田・田中を除いて、このようなコンプレックスから脱するかということもまたひとつのテーマとなっている感があります。

     また、これらの著作に共通して見られる傾向としては、「なんだかすごいことをやっている自分」をさらけ出し、自分がいかに自信と可能性に満ちあふれた存在であるかということをアピールすることによって、客観的な根拠ではなく、ミメーシス(感染)による支持者(信者と言い換えてもいいかもしれない)の獲得を狙っている可能性が高いということです。

     さて、ここまで見てきて、私はある概念との共通性を疑ってしまいました。それは、2006年頃より、経済産業省によって提唱された「社会人基礎力」です。経産省の言うところの「社会人基礎力」とは、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」(http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.htm)と説明される概念であり、これからの若年層に必要であるにもかかわらず、現代の若年層に欠けているとして認識されているものです(詳しくは、後藤和智[2011]参照)。そして経産省は、この「社会人基礎力」について、次のように説明しています。

     「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年から提唱しています。企業や若者を取り巻く環境変化により、「基礎学力」「専門知識」に加え、それらをうまく活用していくための「社会人基礎力」を意識的に育成していくことが今まで以上に重要となってきています。 (http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/about.htm

     こうしてみると、「U-25サバイバルマニュアル」の著者たちの考え方は、実にこの「社会人基礎力」の考え方を満たしているように見えます。もう少し厳密に言えば、ここで提唱されている3つの能力をさらに基礎付ける「能力」、要するに「仕事を楽しむ」「ポジティブに考える」能力を、「U-25サバイバルマニュアル」の著者たちが説いているからこそ、この「社会人基礎力」の要件を満たしているように見える、ということです。

     「社会人基礎力」的なものが求められるようになった背景としては、なにがあるのでしょうか。かつて本田由紀は、2005年に出された著書『多元化する「能力」と日本社会』(NTT出版、2005年11月)の中で、「ポスト近代型能力」という概念を使っています。この概念の説明は次のようになされます。

     「ポスト近代型能力」とは、文部科学省の掲げる「生きる力」に象徴されるような、個々人に応じて多様でありかつ意欲などの情動的な部分――「EQ」!――を多く含む能力である。既存の枠組みに適応することよりも、新しい価値を自ら創造すること、変化に対応し変化を生み出していくことが求められる。組織的・対人的な側面では、相互に異なる個人の間で柔軟にネットワークを形成し、その時々の必要性に応じてリソースとして他者を活用できるスキルをもつことが必要になる。(本田由紀[2005]pp.22-23)

     「U-25サバイバルマニュアル」の著者たちの説く人間像とは、まさに本田の言うところの「ポスト近代型能力」に充ち満ちたものと言うことができます。そして、このような「ポスト近代型能力」を得ることにより、自らの社会生活を充実したものにすることができる、ということがメッセージとして発信されているのです。安藤の著書には、最初のほうのページに、安藤を最初に持ち上げた佐々木俊尚をはじめ、田原総一朗、勝間和代、宇野常寛、本田直之などといった錚々たるメンバーによる推薦文がありますが、これもまた「ポスト近代型能力」の主張するネットワーク力を象徴していると言えるでしょう。

     しかし、この「ポスト近代型能力」について、本田は《既存の枠組みに適応することよりも、新しい価値を自ら創造すること、変化に対応し変化を生み出していくことが求められる》と書いていますが、むしろこのような志向性は、社会のあらゆる問題を自分の態度のあり方、自意識の問題に還元することにより、社会に対して救済を求める道を閉ざしてしまうことを指摘しなければならないでしょう。例えば家入は《自分の売りを持って、保証や条件でない基準で仕事を選べ。/就活で悩んで自殺することとか、ブラック企業うんぬん愚痴をいいながら心をすり減らすなんてもったいないよ》(家入、第1章の3「就活しない」より)と言い、安藤はうつ病で休職したときに《「すべての物事は自分の責任だ」と考えるようにな》ったと言い(安藤、p.54)、須田と田中は《そんな風に愚痴を吐きながら働いている若者に言いたい。/「人生を、仕事を面白くする工夫をしてるのか」と》(須田、田中、まえがき)と言っているのはその象徴と言っていいと思います。

     「旧来の企業社会」的と見なされているものを積極的に拒絶する一方で、社会に対して救済を求めるという主張は革命を否定する、「甘えた」ものとして否定される。このような残酷な二面性を持った考え方は、「社会人基礎力」論にも通底するものです。考え方の転換次第で仕事や人生が面白くなる、というのは、仮に自分を変えたとしても物事がうまくいかない場合――そしてこれはデフレ不況下では可能性が高くなります――にさらに自分を追い詰めてしまう可能性が高いと言うことです。牧野智和は、自己啓発書の「仕事のつらさ」について述べた部分について、次のような違和感を表明しています。

     自分自身を変えたとしても、状況が変わらないことはあるはずです。そのとき、どうすべきなのでしょうか。まだ自分は「本当の意味での自責」が出来ていないのだとして、さらに自分自身を変えて、変え続けて…となるのでしょうか。それでもうまくいかなかったら、「もしかしたら、本当は、僕のやり方の方が間違っていたのかもしれない…」と自らを一層強く責めることにならないでしょうか。あまりに自分で引き受けようとすることによって、場合によっては、より苦しい思いを抱えることにはならないでしょうか。(牧野智和[2012b]p.1)

     果たして「U-25サバイバルマニュアル」の著者たちは、このような考え方に陥った人たちにどのような救いの手を差し伸べるのでしょうか。

    3. 若者論壇・政府・財界合作の「新・仕事人間」

     ここまで見てきて、「U-25サバイバルマニュアル」に代表されるような、若年層向け自己啓発言説が示す、現代にあるべき仕事への態度やそれを持った人間像――ここでは砕けた言い方で「新・仕事人間」と言うこととします――とは、次のようなものになるでしょう。

     その1、心から「仕事」を楽しむ。
     その2、不平や不満を口にしたり、あるいはそれの解決を社会に求めることを考えるなどせず、自分の考え方・見方の転換によって「生き抜く」。
     その3、常に「変化」を求められる時代に生きているという自覚を持ち、そしてそれを実現できるようにする。

     これが「新・仕事人間」の3箇条と言うことができるでしょう。そして前提とする社会認識として、もう会社は自らを守ってはくれないし、また経済も成長しないというものがあると見て間違いはないと思います。

     このような「新・仕事人間」像は、経済成長なんてもうないという価値観を内面化した若年層のオピニオンリーダー(「U-25サバイバルマニュアル」の著者たち!)、デフレや不況の原因を直視しない政府、そして「若者の可能性」によるイノベーションを期待する財界(もう少し言えば一部の労働界も)の思惑が一致するところに生まれています。2000年代に入り、「決断主義」「サヴァイヴ」が若年層の間の至上命題として喧伝される中で、若い世代の成功者たる「U-25サバイバルマニュアル」の著者たちの言説が、通俗的な道徳として広がることは当然と言えるかもしれません。

     しかしそれは大きな危険を孕んでいます。牧野は著書『自己啓発の時代』(勁草書房、2012年3月)の中において、いくつかの種類の自己啓発書の研究のまとめの一つとして、「今日的通俗道徳のダイナミズム」について次のように述べています。

     成功を語る形式には限界があり、それを知らなければ、「成功者たちは、道徳と経済の、そしてまたあらゆる人間的領域における優越者となり、敗者たちは、反対に、富や幸福において敗北するとともに道徳においても敗北してしまう」という、かつて安丸良夫が述べた「通俗道徳のワナ」が発動する可能性が、またそうした成功に必要とされる諸資本を有していないことで人々を「気後れ」させてしまうような「象徴的暴力」が発動する可能性がつねに伏在していることを筆者は喚起したいのである。(牧野智和[2012]pp.229-230)

     前節では著者たちはいずれもクリエイティブ系の仕事についたことがある、あるいは仕事をしている、ということを述べましたが、これもまた、「社会人基礎力」論に代表されるような、現代の若年層に対する通俗道徳において「クリエイティビティ」が称揚されることと無関係ではないと思います。1960年代終わり頃の学生運動――そしてこれに対する称揚が、現在の若者研究の始祖となっている――のような「社会を変える」力の発生源が、現在においてはソーシャルメディアに取って代わられており、それを「活用」することによって社会に変革をもたらす、ということが若年層の「可能性」として求められていることが、「U-25サバイバルマニュアル」の編集方針において析出していると見ることができます。

     もうここまで来ると、この「サバイバルマニュアル」とは、自己啓発の場における通俗的な若者論を若年層向けに「翻訳」したものと完全に言い切ってしまっていいでしょう。主にソーシャルメディアでの「成功者」が若い世代における道徳的な主導者として持ち上げられるという構造には、若年層の「可能性」や能力が一面的に捉えられすぎている感があります。しかし、真に社会について語りたいなら、まずは自分の「成功」をもたらした要因がどのようなものであるかの客観的な分析が必要となるでしょう。そこを覆い隠し、考え方や見方の転換だけで「成功」に近づくと主張することは、相当に無理があります。

     そしてこれがもう一つの、「U-25サバイバルマニュアル」の著者たちの「卑怯」な点です。本田の指摘の通り、《かろうじていえるのは、「ポスト近代型能力」は「近代型能力」と比べてもさらにいっそう、個々人の生来の資質か、あるいは成長する過程における日常的・持続的な環境要件によって決まる部分が大きいであろうということだ。その理由は、「ポスト近代型能力」は、個々人の人格や身体などと一体化したものだからである》(本田、前掲、pp.23-24)ということが無視されている。つまり著者たちは自分の「能力」を形成してきた要因について、環境的、あるいは経済的なものを多くは語らないことにより、それらが誰もが身につけることができるという幻想を振りまいているということです。

     「U-25サバイバルマニュアル」、そしてこれをはじめとする若年層向け自己啓発言説は、変化を起こさないもの、あるいは社会に対して救済を求めることを甘えとしてみなす不況期の若者論の映し鏡と言うほかありません。このようにして、政府の側、そして若年層向け自己啓発言説を生み出す一部のビジネス書業界の側、そして「意識の高い」若年層の間で、歪んだ価値観が乱反射を起こしているというのが現代の若者論をめぐる状況と言うことができるのだと思います。そのような状況に対して、常見陽平のように、「お前たちは所詮は一般人に過ぎないんだ!目を覚ませ!」などと説教するのは、かえってこのような状況をより悪化させてしまうことになりかねません。大事なのは、このような言説状況を生み出した、現代の自己のあり方、そして自己と社会の関係のありかたをめぐる議論を解き明かしていくことです。それについては、別の機会に譲るとしましょう。

    参考文献・資料
    本田由紀[2005]『多元化する「能力」と日本社会――ハイパー・メリトクラシー化のなかで』NTT出版、2005年11月
    牧野智和[2012a]『自己啓発の時代――「自己」の文化社会学的探求』勁草書房、2012年3月
    牧野智和[2012b]「自己啓発書は仕事の「苦しさ」をどう解決するのか-3-」、http://president.jp/articles/-/8041、2012年12月

    後藤和智[2011]「「社会人基礎力」とはなにか――自立支援と若者論をめぐる状況・その2(検証・格差論 第4回)」、『POSSE』第10号、pp.101-105、2011年2月

    【今後の掲載予定(原則として毎月5,15,25日更新予定)】
    第8回:【思潮】「デジタル・ネイティブ」論を批判的に読み解くために(第1回)(2013年1月15日掲載予定)
    第9回:【科学・統計】レビュー系サイト・同人誌のための多変量解析入門(第1回)(2013年1月25日掲載予定)
    第10回:【政策】若者雇用戦略を総括する(第2回)(2013年2月5日掲載予定)

    【近況】
    ・「こみっく☆トレジャー21」にサークル参加します。
    開催日:2013年1月13日(日)
    開催場所:インテックス大阪(大阪市営地下鉄中央線「コスモスクエア」駅下車徒歩15分程度、大阪市交通局南港ポートタウン線「中ふ頭」駅下車徒歩3分程度)
    スペース:5ホール「ネ」ブロック21b

    ・「コミティア103」にサークル参加します。
    開催日:2013年2月3日(日)
    開催場所:東京ビッグサイト
    スペース:未定
    備考:イベントの規定により、二次創作同人誌である『幻想論壇案内』『紅魔館の統計学なティータイム』の頒布は行いません。

    ・「コミックマーケット83」新刊の『紅魔館の統計学なティータイム――市民のための統計学Special』がコミックとらのあな、メロンブックス、COMIC ZINにて委託販売中です。また電子版もメロンブックスDLにて販売中です。下記の告知ページをご覧下さい。
    http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11422949903.html

    ・同じく「コミックマーケット83」新刊の『社会の見方、専門知の関わり方――俗論との対峙から考える』がCOMIC ZINにて委託販売中です。
    http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=14728

    ・「仙台コミケ204」新刊の『徹底批判 新日本国憲法ゲンロン草案』の冊子版がCOMIC ZIN、コミックとらのあな、模索舎で、電子書籍版がKindle及びブクログのパブーで販売しております。詳しくはこちらをご参照ください。
    http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11394353097.html

    ・「コミックマーケット82」新刊の『現代学力調査概論――平成日本若者論史3』がCOMIC ZIN及びコミックとらのあなにて委託販売中です。詳しくはこちらをご覧下さい。
    http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11322783067.html

    ・筆者が以前刊行した同人誌の電子書籍版、『「若者論」を狙え! Electronic Publication Version』がKindle及びブクログのパブーで販売中です。

    ・筆者が以前刊行した「ヤンキー風俗研究会」との合同誌『義家汚染――ヤンキー脳の恐怖』『俗・義家汚染――人として軸がぶれている』をブクログのパブーにて無料公開しています。

    ・そのほか、コミケ80で出した『青少年言説Commenatries――後藤和智/後藤和智事務所OffLine発言集』をはじめとして、いくつかの同人誌の電子化を予定しております。

    (2013年1月5日)

    奥付
    後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ・第7回「「U-25サバイバルマニュアル」が描く「新・仕事人間」――その病理と時代背景」
    著者:後藤 和智(Goto, Kazutomo)
    発行者:後藤和智事務所OffLine
    発行日:2013(平成25)年1月5日
    連絡先:kgoto1984@nifty.com
    チャンネルURL:http://ch.nicovideo.jp/channel/kazugoto
    著者ウェブサイト:http://www45.atwiki.jp/kazugoto/

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