昨日のブログで、今回のロシアのクリミア軍事侵攻の前にウクライナの前政権崩壊の後ろにアメリカがいること、デモと治安当局との衝突で死傷者が出たが、その狙撃犯が政権崩壊をめざすグループに雇われていたことを記しました。
ここでビクトリア・ヌーランド国務省国務次官補とは何者かということが当然関心を呼びます。調べるととてつもない人間が出てきました。ネオコンンの理論的中心人物のロバート・ケーガンです。
話を2001年の9・11米国同時多発事故まで戻したいと思います。9・11米国同時多発事故はその後の国際情勢を大きく変えます。これによって米国がイラク戦争やアフガニスタン戦争に突入することが可能になりました。
9・11米国同時多発事故がどのように怒ったのでしょうか。謎の部分が多くあります。
一九九七年六月、米国の有力な保守主義者たちは、「アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)」というグ
コメント
コメントを書く孫崎さん、いつも新たなる情報をありがとうございます。世界の争いごとには必ず仕掛け人がいる。これはもう常識になりつつありますよね。安倍総理はそんなことも気づいてないから政治も阿倍コベ(笑)なんですね。
この情報は知りませんでした。こんな風につながっているものなんですね。孫崎さんが外務省のトップなら日本の対応も変わったでしょうにね。public servantと言う言葉はいい言葉だと思いますが、マスコミにも教えてやりたいですね。自主性と公共性を兼ね備えていることが望ましいのでしょうね。あらそいというものはあらたなものがあらわれるために必要なプロセスなのでしょうね。嵐に巻き込まれて荒れ地にならないようにしないといけませんね。ひょうっとしたら洗うもそうかな?
仕掛けがあるならこれからもいろいろ教えてくださいね。
「米国人は真の孤立主義者になることは出来ない。事件が起こり、そして米国の利害に触り、米国の理想を大きく破り、米国人が耐え難いと思う危険が生ずるのは時間の問題である」という訳文は、単に事件の予想をしているだけであり、それ以前からいくつも米国民、米国の海外施設(大使館や米軍の施設を含む)におけるテロ事件が既に発生していることを考慮すれば、今後も発生し得ることは明らかであり、特別な事件を予想しているとは言えないだろう。
孫崎氏は彼の読んでいる原典をさらに明らかにする必要がある。さもなければ、いつものとおり、扇動的言語を発している域を脱し得ない。
安部首相は米国と行動を一にしているG7各国首脳とほぼ同一の行動をとっているに過ぎず、特異な存在ではない。
ウクライナ問題を見ていると,西ウクライナ、東南ウクライナの関係は、北朝鮮、韓国の関係に近似性を見ます。根本問題は「ウクライナの貧困性をどのように脱皮させるか」であり、米国、EU,ロシアがウクライナを食い物にするのは、絶対あってはならないことである。ウクライナ問題の本質は、ロシアにガス料金を払えないほどに疲弊していることである。EU側は、EU加盟を進めようとすれば、EU加盟の条件であるGDP対比赤字3%以下にするとか、ギリシャで行われた公務員の削減、公共料金のアップなど大胆な行財政改革が避けられず、また、デモが起きることは避けられない。どちらについても問題があるが、東南部ウクライナは、熱狂的にロシア編入を支持する理由はよくわかる。現在の生活レベルが上がることは明らかだからである。大きな問題は、今のままでは西ウクライナは経済的に持たない。米国、EUのほうが分が悪いと見ていたら、オバマ大統領がプーチン大統領に新たな提案をもって、会談を申し入れたニュースがラジオから聞こえています。
孫崎さんの文章にあるロバート ケーガンなる人物の言葉「新たな真珠湾攻撃のような大惨事を呼び云々」が私に取り付いて離れません。蒋介石の反日行動を調べますと、日本が米国の挑発に乗って真珠湾攻撃したことが出てきます。又、真珠湾攻撃は米国に仕掛けられたことがチャーチルの語録にも見えます。権力の大きな動きには、国際、国内を問わず、古今東西、醜悪な陰謀が背後にありますね。
ウクライナのみならず、シリア、リビア、エジプトに起きた騒動には西側の陰謀があり、ファイナンスするものがいて、テロリストをリクルートして、作戦を実行する一連のプロセスがあった。そういうことがデジタル情報化社会になって分かるようになってきました。そして、そういう情報が米国の独占でなく、ロシアも中国も獲得するようになっています。
シリア、ウクライナでは西側の陰謀は当初から衆目にバレバレでその仕掛けと行動は失敗したと私は見ています。ロシアに対するこの手の挑発は今後も通用せず成功しないでしょう。西側とロシアの関係が米中関係のごとく落ち着いたものになることを期待するしかありませんね。
シュルツ元国務長官のベクレル社、チェイニー副大統領が元CEOのハリバートンちなみにチェイニー夫人はロッキード・マーティンの元重役。
2001年の合衆国の国防費は4500億ドルくらいだったのがイラク戦争で跳ね上がり、更にアフガン戦争で上昇が止まらず、
2011年で7100億ドルにまで達してしまいました。
イラク戦争、アフガン戦争で費やした金額は7000億ドルと言われています。「貧困大国アメリカ」と化してしまい社会保障がどんどん削られてネオコンに流れていったのですね。
オバマさんは国防費削減を掲げていましたけれど、それが面白くない巨大な力を持った勢力が暴走しているのでしょうかw
一度増やしてしまった予算を削減していくのは大変だと思いますけれど、世界平和のためにもオバマさんには頑張っていただきたいものです。
日本の土建屋さんたち、原子力村でさえこんなに国を誤った方向に誘導できるのですから、軍事力を持った人達の強さたるや半端無いのでしょうけれど・・・。
日本は強者が弱者を助けることで勝つスキームで生き残ってきたと思う。しかし、国際関係の中では、このスキームがなかなか通用しなかった。
強者と強者の関係の中で、それでも日本は曲がりなりにも潔い行動をしてきたと思う。
強者と強者は、ぶつかるのではなく、弱点を補完しあう関係である事をお互いに認識する必要があると思う。
ヌーランドの父方の曾祖父は、ロシア系移民。
ウクライナを巡る、ロシアとポーランドの領土紛争は、理解してますね。