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記事 3件
  • 第13回野口恭一郎賞女性棋士部門決勝戦最終日 観戦記

    2015-03-31 10:20  

          

    文・鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)

     

    勝つことは、背負うことである。

     

    現時点で背負うものが最も少ないのは樋口かもしれない。

    4人の中で最も競技麻雀歴が浅く、守るものがない。

    その自覚は本人にもあるようで、カメラに向かって「一番新人なので、チャレンジャー精神で自分の持っている力を120%出せるように頑張ります。いっぱいリーチしちゃおうかな」と笑顔で語った。

    その表情からは、良い意味で気負いがない。

    また、トータルポイントでも3番手。適度に追いかける立場であり、その状況もメンタルにマッチしているように思われる。

     

    控室に入ると、先に到着した池沢と樋口がスタッフを交えて談笑している。

    「樋口さんはファイターですよね。決勝戦でああいう(守備力が極端に下がる)仕掛けできないですよ、普通。すごいと思います」

    そう語っ
  • 女流プロ代表戦B卓予想

    2015-03-12 15:00  
    3月14(土)15時から行われる、麻雀最強戦2015女流プロ代表決定戦・桜の陣昨日に続きB卓の紹介。まずは茅森早香。2012年の代表決定戦では他プレイヤーとは一味違うセンスの良さを見せつけて優勝した。そもそもつい最近まで「麻雀の勉強をしたことがない」「間4軒って何?」という感じだったようで。つまり今までセンスだけで勝ってきたということもできるのだ。茅森の武器は場面を正確に読んでそれに合わせて手作りできる力。また、麻雀でよく起こりがちな理不尽さに対しても冷静に対処するメンタルの強さである。インタビューでは珍しく「勝ちたい」というやる気を見せた茅森。ファイナルに勝ち進んで男性プロをキリキリ舞いさせるところも見てみたいものだ。続いて和久津晶。女性プロはもちろん男性プロを含めても和久津ほど攻めっ気の強い打ち手は少ないだろう。昨年まで色々な対局であと1歩届かずという本人にとって歯痒い時期が続いたが、
  • 女流プロ代表決定戦A卓予想

    2015-03-11 19:15  
    (文 梶本琢程)さあ、いよいよ今年の最強戦が幕を開ける。今週土曜日15時から、女流プロ代表決定戦 桜の陣が開催。藤田晋最強位、前田直哉鳳凰位に続いて最強戦ファイナル3番目の椅子を争っての闘牌が繰り広げられることになる。昨年まで女流プロ代表決定戦は1枠だっかが、今年から枠を桜の陣・菊の陣の2つに拡大。近年、女流プロの活躍の場が増えているが、その波は確実に麻雀最強戦にも届いている。その中心人物が二階堂亜樹プロであるのは誰もが認めるところだろう。昨年はこの女流プロ代表決定戦を制し、ファイナルへ進出。萩原聖人・藤崎智・森下剛任という注目度の高いA卓に座ったが、ここでは麻雀をさせてもらえず完敗。姉・瑠美との姉妹最強位を達成することはできなかった。今年はそのリベンジを達成するためにも、この予選で負けるわけにはいかないところだ。予選A卓相手3人は、注目する選手に二階堂の名前を挙げていた。実力・実績からす