ニコニコニュースにこんな記事が出ていました。
新成人の8割弱が「日本の未来は暗いと思う」--就きたい職業は”公務員”最多
8割の新成人が日本の未来は暗いと思うというあまり明るくない話題なのですが、どんな風に変化しているのだろうと元データであるマクロミル社の「新成人に関する調査」を遡って調べてみました。こちらがその結果。調査が始まった2008年からです。
Q.あなたは、「日本の未来」について、 どのようにお考えですか?
少〜しずつですけど明るい派が増えています。
(なお、2011年はその質問について結果が書かれていませんでした。また2008年だけは選択肢に「どちらともいえない」があったのですが、取り除いています。)
しかし自分の問題になると、かなり気がかりです。
Q.あなたは「自分の未来」について、 どのようにお考えですか?
明るい派は2012年で少し盛り返してますけど、全体的に下降傾向だし、2013年はかなり大きく減っています。これが盛り返さないととても未来は明るいとは言えません。一部抜粋されている理由を眺めると仕事についての不安が多いようです。
震災からの復興、景気回復の兆しなど明るい材料が出てきたけど、自分たちの就職にまで波及するところまでは見えない、そんな感じでしょうか。
昨日紹介したようにITベンチャー5社で共同一次面接をするなど、企業と希望者のマッチングにも新たな手法が出てきましたし、来年度以降若者の就職難に歯止めがかかって2014年以降のアンケートでは上向いてほしいものです。
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