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「PCの死」と「平等なウェブ世界の終焉」
スマートフォンやタブレットの普及に伴いPCの出荷台数は大きく減少していますが、それに従ってウェブの世界も終わってしまうのではないかという考察です。スマートフォンやタブレットはアプリ中心で、ウェブを見る機会はどんどん減っています。そのままウェブは死んでしまうかもしれません。
ハイパーリンクされ、誰でもいつでもどこからでも平等かつ自由に利用できるワールド・ワイド・ウェブは徐々に消えていくだろう。その代わりデジタル世界は、より自己完結性の高い個々のアプリのドメイン内で生じることになる。ということなのですが、本当に終焉するのでしょうか。
「ロングテール」の観点から考えると、それはあまり現実味がないように思えます。
今見てみたら私の iPhone には 162 個のアプリがインストールされていました。そのうち頻繁に使うのは10個弱、たまーに使うのはせいぜい数十、あとのアプリは事実上もう使っていません。世にはアプリが無数にありますが、その無数のアプリにアクセスする頻度はいくら集めても、良くアクセスするアプリの頻度には叶わないでしょう。
一方ウェブではハイパーリンクを介して無数のサイトにシームレスに繋がっており、またグーグル検索を介しても繋がっています。