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記事 6件
  • 全世界に牙をむくレベル「4.0」の中国|TSJ2

    2020-12-23 17:28  






    ▼全世界に牙をむくレベル「4.0」の中国
    アメリカの戦略家、エドワード・ルトワックは、
    中国分析の「自滅する中国」「中国(チャイナ)4.0」
    を書いてますが、その中に面白い表現があります。
    それが「中国は大国の自閉症に陥っている」。
    もともと世界一の人口を抱え、
    一揆や内紛による王朝の交代劇を
    際限なく繰り返してきたシナ大陸では、
    まずは、脆弱な自国内のルールの整備
    その統治に追われ、やっと自国が
    大国化できたときには、外敵がいなくなる。
    その結果、周囲の状況を正確に捉えられなくなり
    挙げ句、周辺諸国との協調ができなくなる…
    近年のシナ大陸・中国共産党が
    どういうプロセスで今に至っているのか?
    ということを考えてみると、
    概ね、以下のような4段階を経ています。
    ■チャイナ1.0
    鄧小平、江沢民時代。
    経済優先していく平和的台頭。
    1990年代に最高指導者、鄧小平が強調した
    「韜
  • ▼習近平の中国が展開した「マスク外交」を忘れるな|TSJ2

    2020-12-15 16:23  





    ▼習近平の中国が展開した「マスク外交」を忘れるな
    和田です。
    日々凄い勢いで流れる情報の中で
    皆さん既に忘れてしまっているかも知れませんが、
    まさに顰蹙もの話題がありました。
    2019年、11月から中国武漢から始まった
    新型コロナウィルスの流行は、2020年になると
    数ヶ月で世界中に広がりました。
    未知のウィルスに世界はパニックになり、
    医療物資や医療崩壊を招き、
    物に溢れた先進国が一夜にして、
    マスクや防護服や消毒液などすら
    購入できない状況に変貌していったのでした。
    その原因が中国共産党統一戦線工作部です。
    北京の動きは速く、2020年1月には
    習近平は即座に湖北省武漢市をロックダウン。
    そして、世界各地でマスクや
    PPE(個人防護器具)などを買い集め
    中国に送るよう号令をかけ、
    世界五大陸、数十カ所に散らばる
    中国人組織が動きました。
    米下院情報特別委員会での昨年の証言によ
  • 2020年12月8日生放送分の動画公開のお知らせ。|TSJ2

    2020-12-09 13:54  
    110pt


    スタンダードジャーナル2「アメリカ通信」運営です。12月8日放送分ですが、不具合がありタイムシフトが出来ない状態となっております。有料会員の皆様にはご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ありません。急遽、当該放送分を動画として別途公開致しました。
    https://www.nicovideo.jp/watch/so37936320https://www.nicovideo.jp/watch/so37936248今週分のご視聴はこちらからお願い致します。(OTB運営)
  • 「中国統一戦線工作」の実態を暴く報告書|TSJ2

    2020-12-08 15:52  









    ▼「中国統一戦線工作」の実態を暴く報告書
    和田です。
    中国共産党には本来正統性はありません。
    だからこそ、その正統性をでっちあげ守るために必死です。
    それはなにも中国国内だけでなく、
    世界各地の華僑や中国人コミュニティーや、
    少数民族や宗教団体、政界・財界などへの
    影響力拡大工作も行っています。
    中共の正統性だけでなく、
    工作の目的はもう一つあります。
    それが、自国の利益を拡大です。
    この中国統一戦線工作(UFWD)を行う
    北京側の実態を分析しているのが「ジョスケ報告書」です。
    まとめ上げた、アレックス・ジョスケ氏は、
    無党派の豪シンクタンク、
    オーストラリア戦略政策研究所に所属しています。
    ジョスケ氏によれば、
    もともと共産国家であるソ連が行っていた工作をベースに、
    中国統一戦線工作が受け継いだものだそうです。
    それを更に激しく厳しいものに
    アップグレード強化していった
  • 「リアリスト」とはそもそもどういう考え方をする人達なのか?|TSJ2

    2020-12-03 10:01  
    「アメ通」運営です。番組中ではこれまで何度もそもそも「リアリズム」とは何なのか?という解説・説明はしてきましたが、このところまた、「リアリズム」が話題に上がることが多くなってきましたので、改めて、以前、奥山博士にお願いして書いて頂いたテキストが簡潔でツボを押さえているので、再度ご紹介します。

    ▼「リアリスト」とはそもそもどういう考え方をする人達なのか?日本で「リアリスト」というと、あえて大雑把にいえば、
    いわゆる「現実派」というイメージになります。
    汚い仕事からも目をそらさず実行するという
    「実務派」という意味でとらえられがちです。
    これはアメリカでも同じであり、
    政治信条などを度外視して、生臭い権力闘争や、
    利権の力学で政治をおこなう実務派たちを
    「リアリスト」と呼ぶことがあります。
    例えば、チェイニー元副大統領などがその代表的な人物であり、
    血の通わない冷酷な人物である、とみられがち
  • 中国の「隠された(魔の)手」が地方自治体に忍び寄っている。|TSJ2

    2020-12-02 12:58  








    ▼中国の「隠された(魔の)手」が
     地方自治体に忍び寄っている。
    和田です。
    テキサス親父日本事務局の藤木俊一さんの著書
    「我、国連でかく戦えり」に、
    「中共の侵略のステージ」を分類する
    面白い分析があったので紹介します。
    領土や民族、文化や民主主義、人権などを
    脅かされる危険レベルにおいて分類しているもので、
    日本はステージ1としている。
    ステージ2が台湾、ステージ3は香港だが、
    国家安全法により限りなくステージ4へ、
    新疆ウイグル自治区やチベット、
    南モンゴル、パキスタンのバローチスタン
    という場所はステージ4。
    日本でも北海道や沖縄はすでにステージ1.5だという。
    中共が国家安全法で、中国以外であっても
    犯罪者として取り締まると豪語するだけに、
    日々国際ニュースを読んでいて痛感しますが、
    もはや、この現代世界で
    中共から侵略されていない国や地域はない…
    と言っても決し