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皿うどんボンバーさん のコメント

私もギリギリ、バブル世代にはなるのかな・・・。
たぶん焙煎珈琲さんよりはちょっと下です。
地方住み・かつ、その時は大学生だったので、バブルの恩恵にはちっとも与れませんでしたが(汗)。

今週も配信ありがとうございます!
お疲れ様です。

「ゴー宣」読みました。
佐伯啓思氏は原発問題に関しても「『五郎の 丸太小屋』には住めないだろう」と、原発を擁護する発言をしていて、
氏の師である西部邁氏の原発問題に関する発言と共に、当時大いに疑問を持っておりましたが、
森友問題に関する見識でも、保守としてのバランスを大きく欠いていることが分かり、残念な思いです。

前回のライジングのゴー宣で「せめて日本を韓国並みの国にしなければならない」といいう指摘は、
普段から韓国を兎に角バカにしているネトウヨには耳の痛い指摘だったことだと思いますが、
今回の「日本に「中国になれ」というのに等しい」という指摘も、
自称保守論壇誌の執筆者、読者、ネトウヨ達には衝撃の指摘かもしれません。
しかし、真理を突いていると思います。

首相が人治主義を振りかざして官僚を意のままにしてしまっているところ、
縁故主義がこの5年間ですっかり蔓延してしまっているところは、
日本の「中国化」と言えることだと思います。

しかし、中国にはそれでも巨大な軍事力を背景にした外交力はあります。
日本は、米国の属国で主権もなく、主権がないので、他の普通に主権がある国家のような外交力が無い、ということ、
右の保身主義者達は「日本には経済力もあり、世界の主要先進国なのでパワーがある」という意識のままで、
主権が無い、ということから目を背け続けているのではないか、ということを改めて思います。
左の保身主義者にしても、現行憲法が日米安保とセットになっていて、
アメリカの思惑、アメリカに100%追従する現政権の思惑如何で、憲法が既に蹂躙され、形骸化され、死文化しているという事実から、
目を背け続けている、ということを改めて思います。

天下国家の問題よりも、まず足元の問題の方が重要、ということは、
現場に立脚した思想が重要、ということだと改めて思います。
まずは足元・基盤がしっかりしていなければ、大きなことは語れる筈もありません。
日本の国内の問題がガタガタになってしまっているのは、
野党のせいでも、マスコミのせいでもなく、
自分達が選んで来た政治家のせい、つまりは、自分達の責任でもあるということ、
お上任せ、現状追認では、今後の国家の信頼の再構築もままならないと思います。


「トンデモ見聞録」読みました。
50~70年前の「ブラジル勝ち組」の頃には、インターネットがまだ無かった分、
先鋭化された人達の範囲も限られたものにはなっていましたが、
現在の「勝ち組」は、インターネットを使って、その先鋭化した蛸壺思想をまき散らしているという分、さらにタチが悪いですね。
そして「ブラジル勝ち組」の方は、日本に戻って来て現実に直面して失意に沈んでいった人のことを知ると、同情する気持ちが湧いて来ますが、
現在の「勝ち組」には、一片の同情心も湧いて来ません。哀れに思う気持ちは湧いて来ますが・・・。
しかし、アマゾンの政治部門のベストセラー2位の作者のペンネーム(?)、恥ずかしい事この上ないですね。
内容もそんな感じなんでしょうね。
醜い「勝ち組ビジネス」です。ひと時のバブルのような流行なのでしょう。失速した時にはどうなることやら・・・。

セクハラ事務次官の発言は、発言だけを客観的に見たら、もうギャグの域です。完全に常軌を逸しています。
しかし一方で、女性記者のことを考えると、怒りがこみ上げます。
そして、その後の国の対応、これは本当に恐ろし過ぎます。

こういう縮図があることを承知の上で、戦っている記者は他にもたくさんいることでしょう。
しかし、その上に国家からの、パワハラと言うようなレベルでは最早ない、圧力を受けてまで、
戦える人などいないと思います。

福田淳一事務次官の対応を見ると、おおよそ反省の欠片もないことが見て取れます。
彼にとっても、国にとっても、被害に遭った女性記者のことなど最早どうでも良いのでしょう。
政権へのダメージになるか否か、支持率がどうなるか、しか頭にないのでしょう。
腐りきっていますね。酷いものです。

追伸:Q&A回答ありがとうございます!
ビールのCMの話は知りませんでした。
今日の生放送は、獺祭飲み過ぎませんように^^;;
獺祭、美味しいですけどね。
No.16
73ヶ月前
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第266号 2018.4.17発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…「森友疑惑なんて小さなことばかり、いつまで国会で問題にしているんだ。もっと論じるべき、大きな問題があるだろう。」…主に右派の(しかも安倍信者の)知識人たちが、こんなお決まりの物言いを偉そうにやっている。果たしてこの言い草は正しいのか?天下国家の「大文字」の問題さえ議論しておけば、その足元で民主制が崩壊していてもかまわないのか?さらに言えば、そもそも日本には「大文字」の政治課題を語れる資格などあるのか? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…毎朝テレビをつける度に新たな問題が勃発している。週刊新潮が報じた財務事務次官のセクハラ問題、担当記者になったほとんどの女性が同じような目に遭っていたようで、数々のセクハラ発言を、森友問題や消費税の話のあいだにほぼ接続語代わりに用いる人らしい。さらに呆れるのは問題発覚後の財務省の対応である。“勝ち組ビジネス”はいつまで続くのだろうか? ※『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて、一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてくり!」。へぶるわ―――っしゅ!絶体絶命!誰か助けてクリ―――!サメしゃん、どうか貧ぼっちゃまだけで満腹になってクリ!絶対こっちには来んでクリ―――!!   【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第273回「民主制より大きな問題を語るべきか?」 2. しゃべらせてクリ!・第224回「ジョーズ出現!貧ぼっちゃま絶体絶命!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第77回「“勝ち組ビジネス”とパワハラ財務省」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第273回「民主制より大きな問題を語るべきか?」   森友疑惑なんて小さなことばかり、いつまで国会で問題にしているんだ。もっと論じるべき、大きな問題があるだろう。  …主に右派の(しかも安倍信者の)知識人たちが、こんなお決まりの物言いを偉そうにやっている。    櫻井よしこは「週刊ダイヤモンド」3月31日号で 「森友文書だけが日本の問題ではない 国の安全への責務を政治家は自覚すべきだ」 と題するコラムを書いている。  ここで櫻井は、 「急展開する国際情勢を見れば、国会が同問題だけにかまけていてよいはずはない。国会は日本の命運を左右する大きな国際情勢問題に急ぎ取り組むべきだ 」 とした上で、北朝鮮問題に関して 「日本国の安全を確固たるものにする責務を政治家は自覚すべきだろう」 と主張する。  櫻井よしこがそういうのはわかる。安倍政権を守るためだったら詭弁はおろかフェイクだって言うのだから。  しかしこれとそっくりなことを、西部邁の弟子筋である佐伯啓思(京大名誉教授)が、よりによって朝日新聞(4月6日付)に書いたのには驚き、呆れ果てた。  佐伯は、国会やメディアにおける森友問題への追及を 「事実も想像力も、また様々な政治的思惑も推測もごちゃまぜになったマス・センティメント(大衆的情緒)」 でしかないと決めつけたうえで、 「その時その時の不安定なイメージや情緒によって政治が右に左に揺れ動くのが大衆民主政治というものだ」 と冷笑して切り捨て、こう嘆くのだ。 私がもっとも残念に思うのは、今日、国会で論じるべき重要テーマはいくらでもあるのに、そのことからわれわれの目がそらされてしまうことなのである。トランプ氏の保護主義への対応、アベノミクスの成果(黒田東彦日銀総裁による超金融緩和の継続、財政拡張路線など)、朝鮮半島をめぐる問題、米朝首脳会談と日本の立場、TPP等々。   もっと論じるべき大きな問題があるのに、森友疑惑のような小さな問題をいつまでもやっている場合ではないなどという言い草は、正しいのか?   櫻井や佐伯は、天下国家の「大文字」の問題さえ議論しておけば、その足元で民主制が崩壊していてもかまわないと言っているようなものだ。  なぜなら、森友問題は権力者が「妻」や「お友達」のために国有財産をタダ同然で渡そうとして、それをごまかすために公文書の改ざんまで起こしてしまったという、民主制の根幹に関わる問題だからだ。  さらに言えば、 天下国家の「大文字」の問題があるから国内の「小文字」の問題にこだわるなというのは、「日本は、中国になれ」と言うのに等しい。   中国では、国内問題は「小文字」の問題として放置されている。民主制もなく、権力さえ握れば利益誘導も縁故主義もやり放題。憲法には美しい理念が書かれているが、何一つ守られていない。  しかし国外に対する「大文字」の問題では、中国はアメリカやロシアとも対等に渡り合える「世界の超大国」として振る舞っており、そのための戦略は徹底的に考え、実行している。  足元の国内問題がガタガタになっているのにもかまわず、「天下国家」のことだけ考え、強国の体裁だけを保っているのが中国だ。 国家は国民のことを顧みず、国民も国家を一切信用していない。櫻井や佐伯は、そんな国がいいのか? 日本をそんな国にしたいのか!?  そしてさらに、問わなければならないことがある。   そもそも日本には「大文字」の政治課題を語れる資格などあるのか?  例えば北朝鮮の問題について、日本の国会で何をどう論じられるというのか。  もし米朝会談が実現したとしても、アメリカは自国のことしか考えていないのだから、テーマに乗せるのは北朝鮮に、アメリカ本土まで到達できる核搭載ICBM(大陸間弾道ミサイル)を放棄させることだけだ。  もちろん、日本の拉致問題だの、日本を標的にした短距離核ミサイルだのの問題なんか、アメリカの眼中には一切あるわけがない。  そんな状況で「森友問題なんかより北朝鮮」と主張する櫻井よしこは、具体的には何をするべきだと言っているのか? 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!