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未曾有の被害を日本にもたらした東日本大震災から早くも2年を迎えます。これを受けて、niconicoのブロマガユーザーからも、様々な意見が届いています。
漫画家の佐藤秀峰さんは「災害時、エンターテイメントに何が出来るか?」というブロマガを発表。多くの著名人が行った震災復興のためのチャリティーイベントについて「非難するつもりは毛頭ない」としながらも、「それが本当にエンターテイナーが行なうべきことなのか」と再検討しています。
元「実話ナックルズ」編集長でジャーナリストの久田将義さんは「【3.11特別記事】マスコミと原発アウトロー」という記事で、震災がもたらした原発事故の実態について書いています。福島第一原発の二十代の作業員に取材して『原発アウトロー青春白書』という本をまとめた経験を通して、マスコミや原発の現状を振り返りました。
上京した原発作業員の「久田さん、福島ナンバーの車なんか止めて近所の人に何か言われませんかねぇ」という言葉を、「他愛のない冗談とは受け取れなかった」と思い返しています。
フリーランスのジャーナリスト集団「石のスープ」では、釜石市在住の編集者・駒林奈穂子さんの寄稿文「震災を知ることの意味」を掲載しています。「『知って下さい、忘れないで下さい』ということに意味はあるのか」と自分に問いかけながら、被災地と他地域の住民の認識のギャップについて分析しています。
こうした著名人のブロマガ以外にも、niconicoでは一般ユーザーに「あなたは3・11に何をしていましたか?」というお題で記事を募集。震災当時の生々しい証言が次々と投稿されました。
以下では、震災当日に実際に大きな被害や影響を受けたユーザーの皆さんの声を、一部紹介します。
以下では、震災当日に実際に大きな被害や影響を受けたユーザーの皆さんの声を、一部紹介します。
宮城県在住の「( ̄3 ̄)の人」さんの「夏光な日々」によると、震災後に水道や電気などのライフラインが停止したとのこと。「このまま朝が来なかったらどうしよう」と不安な思いを抱えていた日々のことがつづられています。
福島県在住の「sneeeeeeeeeek」さんは、3月11日の震災当日に中学校の卒業式だったそうです。バンド演奏している最中に大きな揺れが体育館を襲ったことを「れもんとげーむ好きのブログ。」の中で、振り返っています。「僕達が演奏していた場所の天井が落っこちてきてしまった」と、間一髪で命拾いした恐怖を記しています。
「秋葉原グルメ紀行」の動画で知られる「駅弁」さんは、震災当日、東京都の埋め立て地にある羽田空港にいました。突然の大地震に空港はどうなったのかをつぶさに撮影しました。「あの日の自分は…」の記事の中で駅弁さんは、
「大津波警報も発令し、台場で建物火災が発生…自分にできる事は何なのか?その答えは『カメラを持って、ナレーションをしながら撮影す』」だった。きっといつの日か、この映像が役に立つ日が来るはず」
と、そのときの決意を語っています。
「あなたは3・11に何をしていましたか?」の記事は、まだまだ募集しています。ハッシュタグ#0311nicoをつけてブロマガにご投稿ください。