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山田玲司のヤングサンデー 第348号 2021/6/28

不感症人間製造機とumu umu

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【第1章 コロナワールド】


オリンピックまであと1カ月を切った。


四年に一度の祭典がトーキョーで開催される。


生きてる内に自国でオリンピックが開催されることはもうないだろう。

人生に刻まれる貴重な体験がもうすぐはじまる。


なのに…


ハッピーな空気をかき消す、この不穏な空気はなんなんなのか。


本来ならもっと選手のことが報道されているはず。

しかし、実際連日報道されてるのは、コロナ感染者数といきづまりはじめたワクチン接種状況、どんどんと変異をするコロナウィルスのことばかり。


後手後手で人任せにみえる政治の影響をモロに受け、悲鳴をあげる個人店店主達。


花火大会やフェス、お祭りなどのイベントの中止決定は今年も昨年とさほど変わらず。


そんなコロナワールドになって一年以上たった。


世の中は依然不穏なまま。


その不穏な状況が時間が経つごとに改善していってるようには見えにくい残念な国、日本、ジャパン。


不穏はいつまで続き、いつ終わりを迎えるのか…


全然わからない…


漏れるくたびれたため息の数は数えられないほど…


いつしか口癖は空条承太郎の「ヤレヤレだぜ…」

になってた。


タチが悪いのはぼんやりした不穏がずーーーとつづいてること。


ゆっくぅ〜〜り心が破壊されていってる。





【第2章 不感症人間製造機の出現】


ブロマガも昨年6月以降はコロナで変化した状況から受けた影響ばかりを書くようになった。


コロナワールドになってまず直面したのが、トーキョーに戻れなくなることでの仕事の激減だった。


2020年はこの差し迫った金銭的な危機を乗り越えることに必死だった。なかなか結果が出せない不甲斐ない自分への怒りから深い集中力を得て、結果が出始めたのにしばらくしたらなぜかまた下降。

それを機に、2020年年末には仕事の根本と向き合うことで研ぎ澄まされた感覚の日常化が必要なことに気づく。これを維持することにより2021年には結果が出始め収入は安定しはじめました。



収入が安定することで精神も安定し始めた。


おだやかな日常がループし始めた。


2020年の酷いときは週休四日なんてことが続いたりしたが、2021年の五月には休日が1日になった。休日の数もぐっと減り職場にいる時間はぐっと増えた。それに伴い来年でアラフィフへ突入ということで肉体的な疲労もここ最近増してきた。


休日がなくとも仕事で充実した日々、平穏な日常のループが半年くらい続いてるが…





そこから生まれてきた感情が二つある。


「めんどくさ」と「まいっか」だ…