日本共産党の山下芳生書記局長は21日、国会内で記者会見し、広島市北部で発生した土砂災害で、被災者の要望に応える活動に全力で取り組む姿勢を示しました。
山下氏は冒頭、土砂災害での犠牲者と被災者に、哀悼とお見舞いを表明。山下氏を本部長とする災害対策本部を日本共産党が設置し、被災状況の調査や被災者の要望を聞き取る活動に当たっていることを報告し、「被災された方々の要望を実現するため、これまでの蓄積も生かして行政に積極的に対策を提案していきたい」と述べました。
また、安倍晋三首相が、被害を知りながらゴルフを始めていたことについて記者に問われ、山下氏は「早朝の段階から、深刻な事態が起こっていると報告されているのだから、それにふさわしい行動をとるべきだった。今後、人命救助、被災者の生活再建に政府は全力をつくしてもらいたい」と述べました。災害対策特別委員会の開催については、「人命救助・救援と新たな土砂災害防止に全力を尽くしつつ、適切な時期に行われるべきだ」と述べました。